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台湾の図書館

台湾の図書館は日本人には馴染みやすい場所かと思うのです。中には日本語の図書や新聞を置いている館もあったり旅の情報も得ることも出来ます。何より注意深く見ていくと台湾に対する新しい発見があったり、日本とのつながりが意外と深い事が感じられる場所だと思っています。

更新日: 2013年05月26日

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ayanagiさん

國家圖書館(National Central Library)

台湾の「国会図書館」とも、本の「故宮博物院」とも言える存在。1933年南京に設立されて以来、国民党政府と共にあった。同じ台湾政府教育部の管理下にある国立台湾図書館とはその素性が大きく異なっている。
見所は4Fの「善本書室」。かつて南京にあったころから収集していた宋、元、明、清代の貴重な文献が多数保管されており一部を展示している。これが「本の故宮博物院」と称した所以。また6Fの「日韓文室」は日本語の文献の他、主要新聞各紙、大手雑誌のバックナンバーを閲覧することが出来、日本人には便利なスペース。

住所:台北市中正區中山南路二十號 (MRT「中正紀念堂」駅6番出口が近い)
開館時間:9:00〜21:00(火曜〜金曜), 9:00〜17:00(土曜、日曜)
休館日:毎週月曜日および台湾の祝祭日
注意事項:入館にはパスポートが必要(臨時の入館証を作成してもらうためだが、規定の写真があれば何度でも利用できる正規の入館証を作成してもらうことが可能)
URL: http://www.ncl.edu.tw

國立臺灣圖書館(National Taiwan Library)(旧名:國立中央圖書館臺灣分館)

この図書館の歴史は日本統治時代から始まる。1915年に「台湾総督府図書館」として開館、戦後は国民党政府に接収され現在に至る。国家図書館が1933年開館、台湾大学の図書館が仮に開学当時からあったとしても1928年からなので、現在台湾で最も古い歴史を持つ図書館と言える。日本人にとっての見所は6階の「台彎研究中心」。日本総督府が所有していた貴重な当時の文献、資料の写本が多数保存されており、パスポートがあれば閲覧可能(正確には閲覧証が必要で、これを作成するためにパスポートが必要になる)。
2013年1月1日より名称を新たにした。

住所:新北市中和區中安街85號 (MRT南勢角線「永安市場」駅下車)
開館時間:9:00〜21:00(火曜〜金曜)
休館日:毎週月曜日および台湾の祝祭日
URL:
http://www.ntl.edu.tw/
http://www.ntl.edu.tw/mp.asp?mp=3 (日本語ページ)

臺北市立圖書館-總館(Taipei Public Library - Main Library)

台北市内に50あまりの分館を有する台北市立図書館の本館。国立の2館よりはくだけた蔵書内容となっており、マンガ雑誌やサブカル雑誌も置いていたりする。日本語の書籍も特に個別の棚に分離されることなく(さすがに「日本文学」の棚には文学系書籍がまとまっているが)、さりげなく一般書籍に混ざって置いてあるのが特徴。

住所:臺北市建國南路二段125號(大安森林公園の隣)
(MRT文湖線「科技大樓」駅下車、またはMRT信義線「大安森林公園」駅下車)
開館時間:8:30〜21:00(火曜〜土曜)、9:00〜17:00(日曜、月曜)
休館日:毎月第一木曜(?)および台湾の祝祭日
URL:
http://www.tpml.edu.tw/
http://japanese.tpml.edu.tw/ (日本語ページ)

臺北市立圖書館-北投分館 (Taipei Public Library - Beitou Branch)

北投という台北市内の温泉地に建てられた図書館。内外装共に木をふんだんに取り入れた造りとなっており、自然の中で本を読む感覚が味わえるといったら大げさか。でも、温泉街を見渡せるウッドデッキの居心地はなかなか。自然科学、子ども向けの本が中心。
米国の文化系情報サイトFlavorwire.comが「The 25 Most Beautiful Public Libraries in the World」の一つとして、この図書館を取り上げた。

住所:臺北市北投區光明路251號(MRT新北投支線「新北投」駅下車)(近くに温泉博物館がある)
開館時間、休館日は總館に準ずると思われる。
URL: http://www.tpml.edu.tw/ct.asp?mp=104021&xItem=1140676&CtNode=33629
(The 25 Most Beautiful Public Libraries in the world のページ) http://flavorwire.com/280318/the-25-most-beautiful-public-libraries-in-the-world/25

臺北市立圖書館-松山機場智慧圖書館 (Taipei Public Library - Songshan Airport Inteligent Library)

2012年6月にオープンした空港(松山空港)の中の図書館というめずらしい形態の図書館。また近年において市内各所に開館している智慧図書館(Intelligent Library)の1つである。図書館員はおらず、図書の貸出は無人端末にて行う。また入室管理は借用カード(市立図書館本館等で作成)か悠遊カードで行っており、入館にはこれらのカードが必須。悠遊カードを持っている人は立ち寄ってみては如何(但しこのまま未登録の悠遊カードで入室可能な運用を続けて行くかは不明)。ちなみに日本語の本は現時点(2012.5現在)では無し。

住所:臺北市松山區敦化北路338號地下1樓(MRT「松山機場」駅改札の1階上のフロア)
開館時間:6:00〜24:00(年中無休)
URL: http://www.tpml.edu.tw/ct.asp?mp=104021&xItem=2032426&CtNode=33629

國立臺灣大學圖書館(National Taiwan University Library)

かつての旧帝国大学の一つ、今は台湾を代表する国立大学である台湾大学だが、その図書館は大学関係者だけではなく一般人や私のような外国人旅行者でも利用出来る。もちろんパスポートが必要(また入館者自身が受付前のパソコンで、氏名、住所、パスポート番号等を入力する必要がある)。
見所は5階の珍蔵室。貴重な文献の一部が展示されていたりする(私が訪問した時には日本書紀の写本が展示されていた)。また一般の日本語文献も多く特に母国語文献と分離されておらず、あくまでジャンル別で棚に収められている。

住所:臺北市10617羅斯福路四段一號(MRT「公館」駅 2番もしくは3番出口が近い)
開館時間および休館日:基本的に土日の休館は無く、9時〜5時は開いているが、特定の休館日があったり、フロアや大学の長期休暇期間によって違いがあるので詳しくは下記のURLを参照のこと。
URL: http://www.lib.ntu.edu.tw/ (図書館)
http://www.lib.ntu.edu.tw/General/hours/hours_main-99.htm (本館の開館時間や休館日情報)
http://www.ntu.edu.tw/ (台湾大学)

國立公共資訊圖書館-總館(National Library of Public Information)(旧名:國立臺中圖書館)

前身は日本統治時代の大正10年(1921)年に開設された「臺中州立圖書館」。終戦後は国民党政府のもと「臺灣省立臺中圖書館」となり現在に至る。2012年6月に台中市の台中公園内の旧館から五權南路に移転し、曲線的な地上5階建ての広大な建物に生まれ変わった。館内も広々としており、背の低い書棚をメインに据えることで威圧感の少ない開放的な雰囲気を持つ。日本語の図書や雑誌も保有している。
2013年1月1日より名称を新たにした。
總館の他、台中市内に2つ(黎明、精武)および中興新村に分館を持つ。

住所:台中市南區五權南路100號(斜め向かいに台湾高等法院台中分院がある)
交通:台鐵台中駅から歩いて行けないことはないが(徒歩25分)、台北に比べて歩道が歩き難いのでバスかタクシーが便利。バスで台中駅から行くのであれば、台中客運なら、35番、82番、101番。いずれも最寄り停留所は「國立臺中圖書館」
開館時間:9:00〜21:00(日曜日は〜17:00)但し早く閉まるフロアもある
休館日:月曜日
URL: http://www.nlpi.edu.tw/

池上一郎博士文庫

台湾の南部、高雄からローカル線で1時間ほど南へ下ると「竹田」という村がある。この村の駅の隣に建つ日本語書籍専門の私設図書館。台湾で最も南、いやひょっとしたら世界で最も南にある日本語書籍専門図書館かもしれない。戦時中軍医としてこの地に赴任された故 池上一郎氏の功績を讃え地元の方々によって設立されたとのこと。館内には日本語の書籍のほか池上一郎氏の胸像やゆかりの品々が並ぶ。また図書館の周辺には、大正時代に建てられた懐かしい木造駅舎や地元の人々の暮らしを撮り続けた写真家の李秀雲氏の作品を展示した「李秀雲先生撮影記念館」もあり台湾の古き時代を感じる事が出来る。

住所:屏東縣竹田鄉履豐村豐明路23號 竹田驛園(台鉄「屏東線」竹田駅そば)
開館時間:8:30〜11:30および14:00〜16:30(土日および夏期は午前中のみ)
休館日:月曜日
URL: http://www.facebook.com/ikegamibunko (facebook)

新北市立圖書館-板橋車站智慧圖書館(Banqiao Station Self-service Livrary)

MRT板橋駅構内にある新北市立の智慧図書館。入館および図書の借用には登録済みの悠遊カードが必要。ちなみに無登録の悠遊カードでは入館は出来なかった。おそらく居留証が無い外国人の利用は出来ない模様。

住所:新北市板橋區縣民大道二段7號 板橋車站B1地下一樓(MRT「板橋」駅3A出口)
開館時間:7:00〜22:00
休館日:未確認(性質上なし?)
URL: http://www.tphcc.gov.tw/library/lib_serv01.asp?id=355
http://www.tphcc.gov.tw/ (新北市市立図書館のWebPage)

高雄市立圖書館-總館 (Kaohsiung Public Library)

台湾南部を代表する都市、高雄にももちろん図書館が存在する。写真は旧總館だが、2014年11月に場所を新たに新總館が落成し、現在プレオープン中とのこと。本稼働は2015年1月からの模様。

住所:(旧館)高雄市前金區民生二路80號(高雄捷運紅線「中央公園」駅下車,1番出口から徒步約5分)
(新館)高雄市前鎮區新光路61號(高雄捷運紅線「三多商圈」駅下車、2番出口から徒歩約8〜10分)
URL:http://www.ksml.edu.tw/ (市立図書館総合)
http://mainlib.ksml.edu.tw/ (新總館のWebPage)

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