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放射性物質防護用の推奨マスク及びマスクの評価分析まとめ(DS1, DS2, N95, N100評価)

DS1, N95, N100マスクを8種類実際に購入し、検証しました。

更新日: 2012年04月10日

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この記事は私がまとめました

nuclearleakさん

注意:
(2012/01/10 23:39)
2012年の1月頃から放射性物質の降下量が再び急激に増えはじめました。
降下エリアから離れることが最も安全策ではあるものの、そうできない理由がある方、避難しない覚悟を決めた方もたくさんいると思います。
その場合、せめて外出時は適切な防じんマスクを付けて欲しいと思いこの内容を伝えます。

関連まとめ:
2012年1月頃からの放射性セシウムの大量降下及び、福島原発4号機トラブル説まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2132599146227931401

福島原発事故後に急増する突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患、脳梗塞に関するツイート
http://matome.naver.jp/odai/2131334318252184601

説明:
(2011.7)現在東京都内でマスクを付けている率は1%以下ですが、広域に及ぶ、水道水汚染、土壌汚染からも分かるとおり放射性物質は今現在も飛散し続けています。周りがマスクをしていないから必要ないと考えるのではなく、内部被ばくのリスクを知り、少しでも放射性物質を吸い込まないことが大切です。

『マスクをつけたほうがいい』という話は聞いたことがあるものの、どのようなマスクをつければいいか分からない方向けに、放射性物質からの防護にある程度有効だと考えられているN95基準以上のマスク8種類について解説します。
この8種類のマスクは実際に購入し、装着した上で評価を行っているため今後のマスクの購入検討時に参考になると思います。

注意:
マスクのフィットテストは成人男性を対象に行っています。
顔の形状には個人差があるため以下で説明されているマスクが万人の顔にフィットするという保証はありません。
以下の説明は、マスクによる放射性物質の防護、ひいては健康維持を目的としているため、見た目やマスクのデザイン性に関しては基本的に考慮していません。

関連まとめ:
放射性物質防護のためのN95、N99及びN100マスクに関する基礎知識まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130302075582378001

市販で多く取り扱われている飛沫感染防止用マスクと放射性物質防護に用いられる防じんマスクの違いまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130780087858122301

推奨マスク

Monotaro DS1防じんマスク Mono2100(DS1合格品)

DS1は国内の防じんマスク規格で、N95相当の性能を有しているマスクも多数存在します。
特にMono2100は他の防じんマスクに比べコストパフォーマンスが良い点もお勧めです。
(20枚入で約1500円)
また、使用限度時間は9時間であるため、比較的長く利用することが可能です。

粒子捕集効率(%):
80.0以上(メーカー内基準値:85%以上、実測平均値:94.96)
(0.075μmまで対応可能)

Amazon:
http://goo.gl/Agypl

コストパフォーマンスが優れている点に加えて、フィット感も良好でした。
ただし、メガネを付ける場合で、なおかつ電車内などにいる場合、どうしても呼吸時にレンズが曇ることがあります。
自転車に乗りながらなどであれば、メガネをつけたままでも問題なく利用できました。(2012/01/10 23:28)

3M 8210などと比べると、吸気抵抗が低く、呼吸がしやすい点も好評価でした。
加えて、3M製のマスクに比べてマスクの匂いも少なく、長時間つけやすいと思います。
ただし、マスク着用後に、顔にマスク跡が一定時間残ってしまうことがあります。

MOLDEX 2730N100

国内ではそれほど広く流通していないマスクなので手に入りづらいかも知れませんが、2730N100も好評価でした。
国内で購入する場合は、ESCOのEA800MJ-55(MOLDEX 2730 N100のOEM品)として出まわっていることが多いです。
値段は10枚で5千円。
http://j.mp/k14Qg1
http://www.moldex.com/jp/respiratory-protection/disposable-respirators/handystrap/2730n100.php

利点:
2730N100はマスクと顔の接触部分が柔らかく顔にフィットしやすい。
マスクの装着もしやすく、空気の漏れもなかった。
呼吸時に使用する専用の排気口があるためマスク内が蒸れにくい。
排気口がないN95マスクは総じて電車内など温度が高めの環境で息苦しくなることがある。
マスクの装着も他のマスクに比べて付けやすい。
米国労働安全衛生研究所(NIOSH)における最高基準であるN100マスクであるため、防護効果もN95マスクに比べて優れている。(N100は、0.1~0.3μmの微粒子を99.97%以上除去できる性能)
使用しない間、首から下げておけるユニークな設計になっている。

欠点:
福島原発事故後値段が2010年の2倍ほどの一枚500円という値段で高止まりしている。
他のマスクN95マスクに比べても高価なマスク。
折りたたみなどは出来ないため、バッグなどに入れて持ち歩くには向かない。
排気口付きなためマスクが仰々しく見えてしまう。

マスクは比較的大きめ、ゴムは3M製に比べると固めだが付けているうちに慣れてくる。

排気口があるため呼吸は排気口無しのマスクに比べて遥かに呼吸しやすい。

3M 9322

枝野官房長官が福島原発視察時に装着していたマスク。
N95規格。(N95は、0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能)
排気口が付いているため呼吸はしやすい。
10枚で約3000円。(一枚約300円)
空気の漏れもなく、推奨できるマスク。
ただし初期状態で折りたたまれていることもあり、2730N100に比べて、装着に手間取る。
またしっかり装着しないと鼻付近からの空気が漏れることがあるため、しっかりフィットしているか確認することが大事。
ちなみに、他のN95系マスクに比べてデザインが奇抜。
http://amzn.to/fRMCii
http://www.mmm.co.jp/ohesd/particulate/dispos_02.html

ゴムのやわらかさも程良く、呼吸もしやすい長時間付けやすいマスク。

鼻が当たる部分のクッションが他のN95マスクに比べて広く取られており、フィットしやすい。

『ちなみに枝野さんが装着していたマスクはすごい性能のタイプでした』
http://blog.jcan.ne.jp/gaby/26419/

『誰もマスクしてないところでも自分はマスクをはずさない』
http://kokuzou.blog135.fc2.com/blog-entry-530.html

購入し検証を行ったマスク一式

多くのマスクは一枚単位ではなく箱単位で販売されている。
(箱買いしなかったマスクはここには写っていません。)

購入したマスク一式を並べた写真。

TRUSCO 使い捨て式防じんマスク DS2(T35DS2)(トラスコ販売、バイリーン製)

ゴムひもが調節できるため顔のサイズに柔軟に対応できる点が秀逸。
また、使用限度時間12時間、粒子捕集効率97.5%と、性能面でも優れている。
国内防じんマスク規格DS2に対応。
ユニークな点として、マスク形状は通常の花粉用マスクに類似しており見た目が、他の防じんマスクに比べて仰々しくならない点。
デメリットを上げるとすれば、Mono2100などに比べて、吸気抵抗値が高く多少比較すると多少呼吸がしにくい点。
総合的に見ると、推奨できる防じんマスクだと言える。
値段は、10枚入りで、約2500円。(2012/04/10 22:31)

『TRUSCO 使い捨て防じんマスク DS2 10枚入り』(2216円, 送料無料)(2012/04/10 22:32)
http://goo.gl/CWa3c

公式ページ
http://goo.gl/x1fSW

ゴムひもが調節できるため、フィット感に優れている。

マスクの生地も柔らかく、ゴムひも調節をしっかり行えば息漏れは極めて少ない。

3M 9210

基本的には、3M 9322の廉価版。
ゴムが安価なものに切り替わっているが、フィット感は程良い。
9322に存在していた排気口が無いため、温度が高めになる電車内などでは息苦しい。
また運動量が増えると息苦しく感じる傾向にある。
ただし、他の排気口無しN95マスクに比べればまだ呼吸はしやすい部類のマスク。
他のN95マスクより付けにくいのも9322同様。
20枚で約2000円。
http://amzn.to/dSbkKh
http://3mcollision.com/3m-particulate-respirator-37021.html

排気口とゴム以外では9322同等。

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