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福島原発事故とアスベスト問題の類似性まとめ

福島原発事故と石綿問題の類似性についてまとめました。

更新日: 2011年06月06日

nuclearleakさん

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アスベスト問題に関する文章で『アスベスト(石綿)』を『原発』に置き換えるとほぼ原発の過去と未来を網羅しているように見えるのは私だけでしょうか……
ちなみに、『桜井名誉教授』は『山下俊一教授』へ置き換えると恐ろしいほど内容が一致します。
30年以上前に始まった問題なのですでに詳細を知らない方も多いと思いますが、今だからこそこの内容を知ってほしいです。

アスベスト問題(wikipedia)『石綿(アスベスト)による塵肺、肺線維症、肺癌、悪性中皮腫(ちゅうひしゅ)などの人体への健康被害問題のことを指す。』
http://j.mp/kWWQbB

(2005.8.2)science discovery『アスベスト問題の諸悪の根源は、アスベスト委員が協会顧問であったことと、慶応大学の櫻井治彦名誉教授がつるんでいたためのようである。』
『櫻井治彦名誉教授は、日本道路公団談合事件で内田副総裁と歩調を合わせて談合に協力していた人物で、協会が作った「社会に貢献する天然資源アスベスト」というタイトルのビデオに出演している上に先週のアスベストの健康影響に関する環境省の専門家委員会で座長を務めている上にらしい。
 当然の事ながら、分野外で専門的なアドバイスを必要とする環境省や厚生省は、彼らの言分をそのまま鵜呑みにしてしまうのが落ちである。』
(まるで、山下俊一そのものとしか……)
http://science-discovery.seesaa.net/article/5551817.html

(2005.8.1)朝日新聞『桜井名誉教授はインタビューに登場し、「石綿による健康障害はぜひ予防したい。しかし石綿は天然の物質で、現に自然の空気の中にも浮遊している。それをゼロにするのは現実的ではない。ほかの発がん物質も多い」「大量に使われている白石綿は、人の健康に対する悪さの度合いが低い。ひとまとめにして石綿は悪いというのは間違っている」などと述べている。 』
(『天然の物質だから安全』説と、他の危険性やと比較して、安全性を訴える方法は大衆誘導に用いられる古典ですね。)
http://www.asahi.com/special/asbestos/TKY200508010447.html

森わたる『94年には当時の社会党が「石綿規制法」の成立を目指しましたが、石綿メーカーのニチアス、クボタ、三菱マテリアル建材他、当時8社の労働組合が反発し、また、労働組合で組織されている連合も、当時「急な規制は雇用不安を招く」として、法案に反対。また、自民党も業界との利害関係から賛意を示せず、法案成立を断念するという経緯がありました。』
『連合担当者は「規制も大切だが、雇用を守る必要があった」とマスコミの取材に応えています。』
『労働衛生学が専門で、アスベスト問題にも精通しているといわれていた桜井治彦慶応大学名誉教授が顧問を務め、「社会に貢献する天然資源アスベスト」という石綿協会作成のプロモーションビデオに自ら出演し、「排気ガスでも発ガン性物質が排出されている。アスベストも決してゼロにしようと考えるべきではない」と訴えています。』
(雇用不安と、他の発がん性物質との比較。最近同じ話をNHKで見たばかりです。)
http://www.geocities.jp/mori_wataru/asubesuto.htm

アスベスト問題のリスクマネジメント(志田慎太郎)『これほどの事件が国民の健康リスクとしてあまり意識されてこなかったのはなぜであろうか。
 その理由は、まずアスベストのリスクの全体像が明らかにされていなかったところにある(注)。欧米で社会的大事件となっていたにもかかわらず、また国際機関が今後の死亡数が数十万に及ぶとして各種の警告を出していたにもかかわらず、日本では被害の実態は十分に把握されていなかった。潜伏期間が20年から40年と理解してはいたものの、実際に被害者数が大きくなるまでリスクを実感できず、「静かな時限爆弾」がいよいよ爆発しはじめた、というのが実態であろう。』
『マスメディアの取り上げ方もこの問題に密接な関係があると思われる。科学者・専門家の発信を受けて、リスク情報を正しく伝えるのはマスメディアの重要な役割である。なぜ、これまでアスベスト問題を今回のような形で取り上げてこなかったのか、これについても検証が必要であろう。各種の報道が改めて問題を明らかにした後の日本全体の関心や政府の動きからみても、その影響力の大きさを実感する。もう少し早く一般にアスベストのリスクが周知されていれば、何がしか被害を抑えることもできたのではないかと考えてしまう。』
(被害実態把握、健康リスク報道に対する消極姿勢、静かな時限爆弾の爆発)
http://www.keio-up.co.jp/kup/webonly/law/crm/2.html

立命館大学の客員教授、宮本 憲一『アスベスト問題は1980年代にはすでに日本で4000〜5000人がアスベストが原因で亡くなっているという指摘があり、何度も警鐘を鳴らしてきたのですが、結果的には政策的な前進はみられず、1980年代の間も大量のアスベストが使われることになりました。
このような結果を招いたのには、被害の顕在化が遅れたということが大きかったと思います。』
『私は、アスベスト公害は典型的なストック公害であり、環境学に対する新たな挑戦状であると捉えています。従来のフロー公害、例えば水俣病とかであれば、汚染物質を排出する企業の製造工程を止めればよかった。しかし、アスベスト公害はストックとして生活環境に入り込み、そこで長期にわたって被害を出し続けるので、単純な解決策がとれません。被害がわかったときには、その原因となった企業がなくなっている場合もあるし、そもそも被害者がどこでアスベストに曝露したかさえわからないことも多い。そのため、公害問題としての解決が非常に遅れてしまう。しかし、その一方で被害者はどんどん亡くなっていくわけですから、早く公的救済を進めざるをえない。あくまで汚染者負担原則に基づきつつも、アスベスト使用企業全体の責任が問われるのです。ストック公害の理論をつくることは新しい課題になっているのです。』
(『被害の顕在化が遅れ』、ストック公害)
http://www.ps.ritsumei.ac.jp/pages/manabi_miyamoto

志田慎太郎『最後に、以上の背景として、我が国全体におけるリスク意識の特徴、すなわちリスクを事実に基づき科学的・客観的に捉えることが苦手である点が挙げられるように思われる。』
(本当に、ほとんどの人が、今置かれている状況を捉えられていない……)
http://www.keio-up.co.jp/kup/webonly/law/crm/2.html

関連ページ:
日本におけるアスベスト問題の状況と石綿対策全国連絡会議の取り組み
http://park3.wakwak.com/~banjan/main/torikumi/html/torikumi.htm

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