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福島原発事故後のビールや麦茶に使用される大麦の汚染状況と想定されうる健康被害まとめ

二条大麦(ビール麦)と麦茶に使用される六条大麦の汚染についてまとめました。

更新日: 2011年07月05日

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この記事は私がまとめました

nuclearleakさん

説明:
6月23日、栃木県で二条大麦から57ベクレル、茨城県で二条大麦から約50-200ベクレル、六条大麦から約40ベクレルが検出されました。(6月23日栃木県、6月28日茨城県)
http://goo.gl/2SQWC

二条大麦はビール、六条大麦は麦茶の原料となります。
特に栃木県の二条大麦は、ビール会社との契約数量で全国トップです。
茨城県は『今回調査したすべての麦で暫定規制値(セシウムの暫定基準値は500ベクレル/kg)を下回った』と発表していますが、この暫定基準値は極めて緩く設定されたものであるため、チェルノブイリなどでの同様の汚染状況を見る限りでは、健康に外を及ぼすレベルの汚染です。
つまり、現在の基準のまま大麦の出荷が続き、製品の原料として使用され続ければ大規模な汚染食品が流通することを意味します。
http://goo.gl/2SQWC

現在の検出されている代表的な放射性物質であるセシウム137による健康被害に関しては、『福島原発事故後のお茶の汚染状況と想定されうる健康被害まとめ』から転載します。
http://matome.naver.jp/odai/2130944677688500001

『福島原発事故後のお茶の汚染状況と想定されうる健康被害まとめ』
ドイツ放射線防護協会では未成年者が1kgあたり4ベクレル(Bq)以上、成人が1kgあたり8Bq 以上のセシウム137を含む飲食物を摂取しないことを推奨しています。
セシウム137の半減期は約30年であり、食品による経口摂取によって広域に健康被害をもたらす代表的な放射性物質の一つです。
過去に50ベクレルのセシウム137で各器官(心臓血管系、神経系、内分泌系、免疫系、腎臓、肝臓、眼など)に影響があるとの報告がされており、特に心臓と生殖器官に蓄積していくことで、深刻な心疾患、心不全、不妊化などをもたらします。
http://matome.naver.jp/odai/2130162797765531901

25年前、チェルノブイリでの原発事故後、ウクライナでは放射性物質の安全基準の適用が遅れ、膨大な国民が内部被ばくし続けることになりました。
事故から11年後、ウクライナ政府は厳格な安全基準を策定しましたが、時すでに遅く、不妊と流産が今現在深刻化し続けています。
http://goo.gl/JPnyQ

ウクライナ政府が自国民の膨大な健康被害を認識した後、出した結論が『飲料水2ベクレル/Kg、野菜40ベクレル/Kg』という基準でした。
それに対して日本の現在の安全基準値は飲料水200ベクレル、野菜500ベクレルです。
明らかに、今歴史は繰り返されようとしています。
(7.4ベクレル=アメリカの安全基準(水))
(10ベクレル=WHO安全基準)
(200ベクレル=日本の3月17日からの放射性セシウム暫定基準(水と牛乳・乳製品))
http://goo.gl/iaqpy

今までに判明したお茶の深刻な汚染状況を理解して緑茶より麦茶を飲めば良いと考える方もいると思います。しかし、麦茶に使われる大麦はリンゴに比べて52倍のセシウム吸収率があることが分かっており極めて汚染されやすい植物だと言えます。
http://goo.gl/ZD2DL

そして、6月23日、28日に栃木県、茨城県が発表した測定結果から判断するに、今年度東日本付近で収穫される大麦とそれを原料とする食品では、ドイツ放射線防護協会、BELRAD研究所などの安全基準(4ベクレル、20ベクレル)を上回るセシウム137が含まれることが避けられそうにありません。
http://matome.naver.jp/odai/2130162797765531901

牛乳、お茶、麦茶、ビール、魚、米……広域にわたる深刻な状況が判明していくにつれて、『じゃあ何を食べればいいんだ?』と思われる方も多いと思います。
今後、より食品汚染は深刻化し、なおかつ複雑化することとなるでしょう。
ここ3ヶ月間で発生している世界各国の原発事故の発生頻度は、過去の統計と比較する限り極めて特異的な状況にあると言えます。
特に現在の発生している一連の米国の原発事故が今後どの程度影響をもたらすかも未知数です。
遅くとも一年後、私たちの多くは福島原発事故だけでなく多数の放射能発生源や災害状況を総合的に判断した上で生活環境や食品の選択を強いられることになると私は考えます。
例えば今年度、チェルノブイリ事故による汚染の影響が依然として確認されているヨーロッパのパスタの方が、国産の米の多くより汚染度合いが低くなることはほぼ確定的です。
(イタリア=1ベクレル、日本=x-500ベクレルなど)
つまり、汚染されているかどうかではなく、いかにして汚染を最小化するかという選択を取らざるを得なくなる段階が来るということです。
具体的な対策については現時点ではあまり述べられませんが、少なくとも当面の間、自らとこれからの子孫の健康を維持することを望む方達は『産地』ではなく『食品の種類』自体を絞っていく必要があります。
これは食品の産地表示の限界や、複数産地混入や産地偽装が恒常化している現状の中でとれる、比較的有効な手段だと思います。
http://matome.naver.jp/odai/2130727078847594101

10年後、20年後、さらにその先のことを踏まえて、今現在それを実践できる方は限られてしまうと思います。
ですが、ウクライナのナロジチや、キエフの現状を目にすると、そのことを伝えずにはいられません。
http://youtu.be/kFP-xx68q6Q

ちなみに今回福島原発事故で比較的影響を受けておらず、平成17年度に大麦生産でトップの県があるのですが、それは福井県です。
福井県における食品汚染に関してはここでは触れませんが、ひとつだけツイートを引用します。

@bpgpp001 @tokaiama 私も出身は埼玉県川口市です。現在は結婚を機に福井県で暮らしています。福井では原発が身近な為、色々な話しを聞きます。やはり多いのは嶺南(敦賀、美浜)近辺の子供の異常や魚の奇形などです。

関連情報

平成17年度の大麦の産地は、福井県26%, 茨城県19%, 栃木県11%
http://goo.gl/eJtk5

麦茶(Wikipedia)
『麦茶(むぎちゃ)は、搗精し焙煎した大麦の種子を煎じて作った飲料である。』
http://goo.gl/mlznk

ビール(wikipedia)
『ビール(英: beer,蘭: bier)は、アルコール飲料の一種。主に麦を発芽させた麦芽を酵素で糖化させ、ビール酵母でアルコール発酵させて作る製法が一般的である。』
http://goo.gl/wFevl

(2011.7.2)Infosecurity.jp『茨城県産,栃木県産の麦の放射性物質検査結果』
『茨城県が麦について放射性物質検査をしたのは今回が初めて。基準値は下回ったが検査したすべての市町村産でセシウムが検出されている。特にひたちなか市(250ベクレル/kg)とつくばみらい市(230ベクレル/kg)の検出値が高い。』
『栃木県産のビール麦(二条大麦)は、ビール会社との契約数量で、1985年産以降、全国トップ』
『売渡実績は全国の半分で、2006年のビール4社と、国内すべてのビール麦産地との契約数量は約8万6000トンで、そのうち約4割が栃木県産で、実際に売り渡された量では、栃木県産が全国の半数を超えているという。』
http://goo.gl/2SQWC

茨城県6/28セシウム  二条大麦最大250Bq/kg(以下単位同じ),六条大麦最大114、はだか麦160 埼玉県7/1小麦で最大32,二条大麦最大90,六条大麦最大33 千葉県6/27小麦最大105 栃木県6/23二条大麦57(一点のみ検査、日本のビール四割は栃木の二条大麦)

新物の麦は注意。新麦を使う、麦茶は注意。二条大麦が多く出ていて、二条大麦はビールの原料。ということは、日本のビールは飲めるのか。僕は50Bq/kgより使うものは飲まない。栃木産は日本のビールの四割の原料なのに、今、一点しか検査してない。しかも57Bq/kg。答えは、ハッキリした。

もと栃木の麦農家です。キャベツと麦は基本的に作付け地は同じ。耕運してセシウムはとうに土壌中。 @KinositaKouta 日本のビールは飲めるのか。僕は50Bq/kgより使うものは飲まない。栃木産は日本のビールの四割の原料なのに、今、一点しか検査してない。しかも57Bq/kg。

麦茶パックチェックしてなかった。今度は大麦の産地見なくちゃ。“@Tomynyo: bit.ly/iij1hU 茨城県6/28発表 麦の測定結果 二条大麦で250Bq/kgのセシウム,六条大麦で114Bq/kg 米の汚染を予想する上で非常に重要なデータ”

(4.13)中鬼と大鬼のふたりごと『基準値比較:発表されているヨウ素131とセシウム137の数値を並べてみた』
(4ベクレル=ドイツ放射線防護協会が提言する乳児、子ども、青少年に対する安全基準(食品・飲料全般))
(7.4ベクレル=アメリカの安全基準(水))
(10ベクレル=WHO安全基準)
(200ベクレル=日本の3月17日からの放射性セシウム暫定基準(水と牛乳・乳製品))
http://goo.gl/8i3ZD

セシウム137による不妊化、心疾患、心不全をはじめとする人体への影響まとめ
『香港中文大学・生物医学学院のリー・ティンラップ准教授は、セシウム137によって歩行が困難になったり、不妊の原因になると発言。
岡山大学・農学部の清久正夫やギルマンらの発表からも、セシウム137に不妊化の効果があることは間違いないといえる。
NPO法人「チェルノブイリ救援・中部」理事の河田昌東は放射性セシウムの内部被曝によって心臓血管系疾患が発生すると発言。』
http://matome.naver.jp/odai/2130162797765531901

(2007.6.26)国産ビール麦 支える栃木 100年の歴史 全国に誇る技
『小麦と大麦の違い 同じイネ科コムギ属だが、作物分類上は全く別。大麦にはグルテンが含まれておらず、小麦は大麦ほど吸水率が良くない。』
『ビールと発泡酒 日本ではビールの定義は酒税法で「麦芽、ホップ、水及び米その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの」で、原料全体に占める麦芽使用率が3分の2以上と定められている。逆にそれ未満が、発泡酒になる。 』
http://goo.gl/jsXjM

(6.19)産経ニュース『大麦の収穫が最盛期迎える 宮城県石巻市』
『宮城県石巻市の桃生地区で大麦の収穫が最盛期を迎えている。同市は県内最大級の麦の産地だが、東日本大震災で沿岸部は大きな被害を受けた。内陸の桃生地区でも、揺れで住宅が倒壊したり田畑に水を供給するパイプラインが損壊したが、幸い麦類に被害はなかった。作柄は例年通りだという』
http://goo.gl/K4qbz

梶商店『麦の種類』
『大麦は大きく二条麦茶と六条麦茶に分類されます。中国には四条大麦もありますが、日本では見たことがありません。』
『二条大麦は、六条大麦に比べると粒が大きく、大粒大麦とも呼ばれます。また、ビールの醸造に適しているため、ビール麦と呼ばれることもあります。』
『麦茶の原料には、おもに「六条大麦の皮麦」が使われます。』
『六条大麦の中にも「裸麦」と「皮麦」という種類があり、「裸麦」は実が熟した時に麦の粒を覆っている“もみがら”がはがれやすい種類、「皮麦」は逆にはがれにくい種類のことをいいます。』
http://goo.gl/9cNiM

関連まとめ:
福島原発事故後の汚染海産物、汚染魚の出荷経路と想定されうる健康被害まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130975874293458201

福島原発事故後のお茶の汚染状況と想定されうる健康被害まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130944677688500001

セシウム137による不妊化、心疾患、心不全をはじめとする人体への影響まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130162797765531901

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このまとめへのコメント1

  • minitsuさん|2011.07.04

    『六条大麦から約40ベクレルが検出されました』と、『ウクライナ政府が自国民の膨大な健康被害を認識した後、出した結論が『飲料水2ベクレル/Kg、野菜40ベクレル/Kg』という基準でした。』から計算してみる。

    煎茶で水100mlに対して茶葉3g使用/麦茶は水1000mlに対して麦12.5g使用として、静岡の荒茶で1000Bq/kgでも実際に飲む時の「汚染」茶は10Bq/kgという算定があったので、麦茶と緑茶と水に溶けるCsは同程度と仮定してみると、六条大麦から検出されるCsを100Bq/kgとしても、飲む「汚染」麦茶には0.416Bq/kg。

    つまり、膨大な健康被害を認識したウクライナ政府の飲料水基準に比べて「汚染」麦茶が十分安全という結論であってますか?

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