ところが交戦はもう四年を経て、我が陸海将兵の勇敢な戦いも、我が多くの公職者の奮励努力も、我が一億国民の無私の尽力も、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転していないし、世界の大勢もまた我国に有利をもたらしていない。それどころか、敵は新たに残虐な爆弾(原爆)を使用して、しきりに無実の人々までをも殺傷しており、惨澹たる被害がどこまで及ぶのか全く予測できないまでに至った。

出典終戦の詔勅(玉音放送)口語訳

然ルニ交戰已ニ四歳ヲ閲シ朕カ陸海將兵ノ勇戰朕カ百僚有司ノ勵精朕カ一億衆庶ノ奉公各ゝ最善ヲ盡セルニ拘ラス戰局必スシモ好轉セス世界ノ大勢亦我ニ利アラス加之敵ハ新ニ殘虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ慘害ノ及フ所眞ニ測ルヘカラサルニ至ル

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玉音放送の口語訳全文と音声【終戦の日】

昭和20年(1945年)8月15日正午、昭和天皇が自ら詔書(大東亜戦争終結ノ詔書)を朗読したもの(レコードによる録音)を放送することで、日本がポツダム宣言を受け入れたことを国民に対して明らかにしたラジオ放送。「玉音」は、天皇のお声の意。「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」、終戦記念日

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