新しい血液検査で膵がんを早い段階で発見できるようになる可能性がある――デンマーク、コペンハーゲン大学病院・ヘアレウ病院のNicolai Schultz氏らの研究グループが報告した。ただし、この検査法は予備段階のものであり、早期の膵がん患者を正確に診断できるとはまだ言えないという。

米国がん協会(ACS)によると、膵がんにはスクリーニング法がなく、診断されるのは後期であることが多い。したがって治療が難しく、予後は不良だという。米国腫瘍学ネットワークの関係機関である米テキサス・オンコロジーのDonald Richards氏によると、唯一の治療法は外科手術だが、手術をしても大部分は治癒に至らず、さらに多数の患者では手術という選択肢すらない。「ごく初期の段階で膵がんを検出できれば、この状況を変えられる可能性がある」と、同氏は述べている。

出典血液検査で膵がんを早期発見(2014.2.3掲載)

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