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daiba49さん

延命治療をやめたことで「穏やかな死」を迎えられるようになったと話す医療関係者は多い。『欧米に寝たきり老人はいない』(中央公論新社刊)の著者で、「高齢者の終末期医療を考える会」代表を務める、桜台明日佳病院・認知症総合支援センター長の宮本礼子氏は語る。

「胃ろうや点滴などの延命措置をしないことで眠るように安らかに亡くなります。それを裏付ける研究もあります。動物を脱水や飢餓状態にすると脳内麻薬の一種である『β―エンドルフィン』や肝臓で生成され脳の栄養源ともなる『ケトン体』という脂肪酸の代謝産物が増えます。これらに鎮痛・鎮静作用があることがわかっており、延命措置をしない患者が穏やかに息を引き取るのは、臨終時に両成分が生成・分泌されるためと考えられています」

自分自身の延命治療、医師の70.8%が「控えてほしい」

まず「自分自身の延命治療」について聞いたところ、70.8%の医師が「控えてほしい」と答えた。自由回答では「自分で思考できて初めて"生きている"と考えている」「だんだん状態が悪くなる姿をさらしたくない」「家族の精神的・経済的負担が大きすぎるのを普段から見ているため」「(回復が見込めないなら)お金と医療資源は必要な人のために使わなければいけない」などがあがった。

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