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実は役立つ!マーケティングのフレームワーク

マーケティングの入り口として、だれもが見聞きはするフレームワーク。「3C、5F?、、、いまさら何の役に立つの?」という方に、こうやって使えば役に立つ「フレームワークの使い方」をまとめました。

更新日: 2011年10月11日

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マーケティングの代表的なフレームワークを、使う順番に並べてみました。さらに、いろいろ誤解の多い、フレームワークの使い方も解説しています。

プロダクトライフサイクル:一見単純なグラフだが、戦略タイプを決めるのには役立つ。

対象市場が、いまどんな状況にあるのかという、最初の一歩を把握するために使おう。
成長期にあるのか、衰退期にあるのかで考える方向が異なるから。

キーワードは、「ライフサイクル」と「4つの戦略タイプ」のマッチング

○コストリーダーシップ:リーダーの規模を活かした低価格と全方位で勝つ
○チャレンジャー:リーダーがやらないコトをやる
○フォロアー:リーダーのマネをする
○ニッチ:誰も手を出さない小さな市場を狙う


具体的な使い方としては

 ■成長期×フォロアー 
 「成長期」にある市場では、「フォロアー戦略(マネっこ)」でもある程度ビジネスになる。
  ハイブリットカー市場が伸びると、ホンダのインサイトもある程度は売れた。

 ■衰退期×ニッチ
 「衰退期」にある場合は、「ニッチ」なレコード針みたいに、残存者利益を狙う方法もある。

 ■成熟期×コストリーダーシップ
  携帯電話のように市場が「成熟期」の場合は、規模の拡大による「コストリーダーシップ」
  と全方位戦略が有効。 

  かつて、KDDIはデザイン携帯でドコモに攻勢をかけた、しかし、業界のリーダーだった
  ドコモは全方位戦略でデザインを強化し、通話料も下げてKDDIを完封。

 ■成熟期×チャレンジャー
  ソフトバンクはiPhoneを武器にドコモにチャレンジ。KDDIの時とは違い、何故かドコモは
  iPhoneには行かなかった。

  ドコモがコストリーダーシップを取るなら、変なプライドは捨ててさっさとiPhoneを導入する
  方が良かったと思われる。
  結果として、ソフトバンクの「チャレンジャー戦略」は成功。両者のシェア差は確実に縮まっ
  た。


▼フレームワーク自体の説明
http://markezine.jp/article/detail/1219

3C:現状確認だけに使わないと、害をなすツール

顧客、競合、自社とう3つを考えるシンプルなフレームワーク。しかし、万能ではない事に注意しよう。

競争状況を考える便利なフレームワークだが、状況把握に限定して使うべきで
ここから戦略を考えることはできない。

▼フレームワーク自体の説明
http://www.sandt.co.jp/3c.htm

5F:オイシイ市場なのかな?魅力度を見るツール。

そもそも、この市場に参入すべきかという事を判断するのに使えるツール。
競争状況を把握するためのもので、それ以上でも、それ以下でもない。

あなたが、これから起業するとか、社内新規事業をするとか投資先を探している。
なんて場合には役立つだろう。

▼フレームワーク自体の説明
http://www.nsspirit-cashf.com/logical/5_force.html

アドバンテージマトリクス:市場のタイプや、逆転方法がわかる。

市場によって、どんなタイプが儲かるかが分かります。
じゃあ、儲かるタイプになればいいのかというと、そんなに単純じゃありません。
どうやったら、新しい競争ルールを作れるかっていう使い方をすると役にたつツールです。

例えば、「分散型」の市場として代表的なのが、理髪店。
ここでの勝ちパターンは、小さな人気店を作りブランドを高めること。
しかし、このタイプでは規模を大きくすると逆に利益が低下します。

そこで、理髪店を「規模型」に変えて
逆転を図ったのが1000円散髪の「QBハウス」です。

「分散型」で小さな店しかない市場に、「規模型」で低価格のビジネスを確立しました。


▼フレームワーク自体の説明
http://www.nsspirit-cashf.com/logical/advan_mat.html

SWOT:ベーシックだけど戦略を考えるにはコレ!

強み、弱み、脅威、機会、この4つを考えるシンプルなツール。
しかし、戦略を考えるには強力な威力を発揮する。

3Cや、5F、アドバンテージマトリクスなどでじっくり分析をした後に
戦略オプションを考えるためのツールです。

例えば、自社の「強み」がソフト開発で、「機会」がスマートフォンの成長だとする。

しかし、「脅威」が新規参入が簡単なことや、真似されやすいコトだとすると
真似されずづらい分野を選んで、スマートフォンアプリの市場に参入するなどの
方法が考えられるだろう。

そこで、他の要素も組み合わせる。

当然、強みは一つとは限らないので、BtoBの営業に強みがあれば、
BtoB分野のスマートフォンアプリに参入して、
既存顧客の業務支援をするなどのオプションが考えられる。


▼フレームワーク自体の説明
http://www.tdb.co.jp/knowledge/marketing/02.html

アンゾフの成長マトリクス:この四角にも意味はあった。オプションを選ぶためのツールです

上記のSWOT分析を経て、いろんな戦略オプションが出て来ます。
でも、一度に色んなことは出来ないので当然絞り込む必要がありますよね。
そのときに、オプションの比較検討をするのが「アンゾフの成長マトリクス」です。

意外な事に、ちゃんと役に立つんです。新規市場、既存市場、新商品、既存商品。
この4つを見る事で、戦略の危険度やオプションの有効性を見る事が出来ます。

新規市場に新製品を出す、華々しいチャレンジですが当然一番リスクが高いです。
既存市場に既存製品を出す、リスクは低いけど、リターンも低そうですよね。

オプションの比較は難しいですが、一定の基準をもうけるのが有効です。
「アンゾフの成長マトリクス」はそのときに結構使えます。
というか使っています。

▼フレームワーク自体の説明
http://globis.jp/725

過去に読んだ役立つマーケティングの本(巨匠系は役立たないので入ってません)

<エスキモーが氷を買うとき>
タイトルが、そのものずばり
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65046591.html

<リクルート「創刊男」の大ヒット発想術>
じゃらんやフロムエーなどのヒット企画の仕掛人が、超リアルなノウハウを語る。
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65197563.html

<ユダヤの商法>
マックを日本に持って来た、藤田田さんがマーケを語ります。
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65156846.html

<白いネコは何をくれた?>
ストーリー仕立ててでマーケティングが分かる珍しい本!
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65148086.html

<マーケティング22の法則>
読んだ後にはマーケティングに対する考え方が変わります。
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65118723.html

<ヌフカフェはなぜ潰れないのか>
都内に複数ある不思議なカフェの経営者が、カフェの合理的な経営法を語る。
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65113139.html

<ルイヴィトンの法則>
ラグジュアリーブランドのブランディングをあつかった珍しい本
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65053648.html

<外食・非常識経営論>
経常利益率20%の経営者が語る。科学的なレストラン経営
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/65029372.html

<ブルーオーシャン戦略>
有名だけど原書は読んだ人少ないのでは。アプローチは意外に緻密です。
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/64998787.html

<そうそう、これが欲しかった>
感性工学という珍しい分野をあつかう、マーケティング本
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/64811712.html

<鈴木敏文の「統計心理学」>
セブンイレブン会長が語る。経営の科学
http://blog.livedoor.jp/znigame2006/archives/53621941.html

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アンジェス代表取締役

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