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匠の技「自在置物」

自在置物とは、鉄や銅、銀、銀と銅の合金である四分一などの金属を用い、龍、蛇、鳥、伊勢海老、海老、蟹、蝶などの動物を写実的に作った美術工芸品で、手足などを動かすことのできる機能までを追求した置物である。

更新日: 2012年03月04日

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larhuraさん

●自在置物とは

自在置物(じざいおきもの)は、鉄や銅、銀、銀と銅の合金である四分一などの金属を用い、龍、蛇、鳥、伊勢海老、海老、蟹、蝶などの動物を写実的に作った美術工芸品で、手足などを動かすことのできる機能までを追求した置物である。

江戸時代中期頃から、甲冑師などが、甲冑などの需要が減ったため、鍔、火箸などや、打ち出し技術を生かした自在置物の様な細工ものを作った。銘のある物から無名の物まで現存する。
明治から昭和にかけては、輸出を目的とし、色金を多様した昆虫なども多く作られた。この自在置物は輸出品として、幕末から多くが欧米に流出した。
作品からは当時の職人たちの高度な技術レベルを窺い知ることが出来る。

鉄・銅・銀などを材料に特殊技法を用い本物のように動く。工法は非常に複雑で緻密。1893年のシカゴ万博で展示されて注目を浴びた。
現在はイギリスの大英博物館、東京国立博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館など世界の大博物館で、作品を見ることができる。

また現在でもこの自在置物に魅せられた匠によって新作が製作されている。

●さまざまな自在置物の画像

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