1. まとめトップ

額縁をくぐって物語の中へ「コタン“マルメロの実、キャベツ、メロン、胡瓜”」

「絵の中に入って、登場人物に話を聞いたり、人物がどこを見ているのか探ったり窓の外側に出て画家が描いていない街を散歩してみたり…「視点」を変えて絵の中の世界を見てみると名画の新しい楽しみ方が見つかりますむという番組。http://www.nhk.or.jp/artbs/gakubuchi/

更新日: 2011年12月04日

doyoubiさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
0 お気に入り 1775 view
お気に入り追加

サンチェス・コタンは静物画の中に人間を描くことは一度もなかった。また、野菜や果物をつり下げる糸以外に人工物を描かなかった。これは、17世紀には食べ物や野菜を腐敗から防ぐ共通の手段があったことを意味している。オブジェがおのおの触れあうほど近くに配置されていたとしても、それらは離れているように思える。それぞれを描写する写実性のせいで(さらに真っ暗な背景の効果も合わさって)、それらは記念碑や彫刻のような重力を持っているのである。

こんな絵もある。ウィキより「食用アザミのある静物」。

スペインには超写実の静物画の伝統がある。サンチェス・コタン(1560~1627)は、その確立者。果物や野菜の種類を変えながら、同じような漆黒の背景の中に描いた絵は、料理して食べる享楽ではなく「命をいただく」という食の原点を思わせる。この絵を描いた後、すぐ修道僧になり、菜食で生涯を暮らすことになるコタンの「信仰の告白」ともいえる作品に、彼のライフヒストリーを読み解く。

様々な読み方の出来る絵。400年近く昔のものとは思えない。この番組のお陰で知った。

1





土曜日の各駅停車、略して土曜日。名前の由来は→土曜日の各駅停車ゆるゆると詩歌読みつつ職場に向かふ