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朝日新聞

■新しい国造りに挑戦=国政進出に意欲―橋下大阪市長(2012年1月20日)
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201201200154.html

 地域政党「大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は20日、市内で開かれた自身の後援会のパーティーであいさつし、次期衆院選への対応について「既存政党との関係がどうなるかは分からないが、準備はしっかりやっていく。一からの新しい国造りに皆さんと一緒に挑戦したい」と述べ、維新の会の国政進出に意欲を示した。

 橋下氏は「僕は国政には出ないが、同志を募る」とし、衆院選をにらんで維新の会が3月から開催する予定の政治塾を「400人ぐらいの規模でやりたい」と表明。近畿圏に限らず、全国規模で候補者を擁立する可能性を示唆した。

■維新の会、衆院200議席を目標 300人擁立を検討(2012年1月21日)
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201201210008.html

 大阪維新の会は、次期衆院選で200議席の確保をめざし、300人規模の候補者擁立に向けて準備を進める方針を固めた。大阪都構想の実現に必要な法改正が国会で成立しない場合に備えるもので、3月に立ち上げる「維新政治塾」などで候補者の養成を急ぐ。

 維新の会関係者によると、公明党やみんなの党のほか、自民党の一部などと選挙で連携することを視野に入れているという。

 同会代表の橋下徹大阪市長らは昨秋のダブル選後、近畿一円で衆院選の候補者擁立を検討すると表明。当初は各党に法改正への協力を求めて揺さぶりをかける狙いが強かったが、衆院で過半数を占める民主党の協力が得られる見通しが不透明なことを懸念。都構想実現には地方自治法改正に加え、様々な関連法の改正も必要なため、国政で独自の勢力を作る方向へかじを切り始めたとみられる。

■維新の会、200議席確保へ準備 次期衆院選(2012年1月21日)
http://www.asahi.com/politics/update/0121/OSK201201200192.html

 大阪維新の会は、次期衆院選で200議席の確保をめざし、300人規模の候補者擁立に向けて準備を進める方針を固めた。大阪都構想の実現に必要な法改正が国会で成立しない場合に備えるもので、3月に立ち上げる「維新政治塾」などで候補者の養成を急ぐ。

 維新の会関係者によると、公明党やみんなの党のほか、自民党の一部などと選挙で連携することを視野に入れているという。

読売新聞

■国動かそう…橋下市長、「維新」の国政進出示唆(2012年1月21日)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120121-OYT1T00011.htm

 地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長は20日、大阪市内のホテルで行った自身の政治資金パーティーで、「大阪都構想はゴールではない。いよいよ国を動かしていこうじゃありませんか。今年もう一度勝負をさせてください」と述べ、次期衆院選での候補者擁立に強い意欲を示した。

 通常国会では、みんなの党などが都構想実現のための関連法案を提出する意向だが、維新幹部は「法案の成否にかかわらず擁立する」としており、事実上の国政進出宣言とみられる。

 橋下氏はこれまで、「50人超」の擁立に言及していた。しかし、維新幹部は「この勢いを生かさない手はない。都構想に協力的な公明、みんな、自民の一部と合わせて衆院過半数を確保できるように、維新は200議席を目指す」としており、全国規模での擁立に傾いた模様だ。

 橋下氏や維新幹事長の松井一郎・大阪府知事は国政進出を見送るという。

■橋下市長が維新「国政進出宣言」(2012年1月21日)
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20120121-OYO1T00181.htm?from=top
 地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹・大阪市長は20日、大阪市内のホテルで行った自身の政治資金パーティーで、「大阪都構想はゴールではない。いよいよ国を動かしていこうじゃありませんか。今年もう一度勝負をさせてください」と述べ、次期衆院選での候補者擁立に強い意欲を示した。次の通常国会では、みんなの党などが都構想実現のための関連法案を提出する意向だが、維新幹部は「法案の成否にかかわらず擁立する」としており、事実上の国政進出宣言とみられる。

 橋下氏はこれまで、法案成立に各党が協力しなければ、「近畿一円で候補者を擁立する」と明言。衆院での予算関連法案の提出に必要な議員数を念頭に、「50人超」の擁立に言及していた。しかし、維新幹部は「この勢いを生かさない手はない。都構想に協力的な公明、みんな、自民の一部と合わせて衆院過半数を確保できるように、維新は200議席を目指す」と話しており、全国規模での擁立に傾いた模様だ。

 橋下氏や維新幹事長の松井一郎・大阪府知事は自身の立候補は否定している。

 維新は候補者を養成するため、今月から「維新政治塾」の塾生募集を開始。応募者数は現在、50人程度だが、全国から問い合わせが殺到しており、「最終的には4ケタ(1000人規模)の応募が来る見込み。期待の大きさを感じる」(維新幹部)としている。

 橋下氏はパーティーで、事実上の候補者予備軍となる塾生について、「50人くらいでは、(国は)変わらない。400人規模でやりたい」と述べた。さらに、「消費税を5%上げてもすぐに(財源が)足りなくなる。維新が目指すのは日本の国の形を一から作り直すことだ」と語り、「道州制に向けて同志を集めたい」と強調、国政では道州制の是非を争点に掲げる考えを示した。

■橋下氏、腹の底では首相狙う?…維新府議が解説(2012年1月21日)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120121-OYT1T00176.htm

 橋下徹・大阪市長の率いる地域政党・大阪維新の会が、次期衆院選の「台風の目」になる可能性が高まってきた。

 20日、維新として、道州制を争点に国政に乗り込む構えを見せた。昨年4月の統一地方選、同11月の大阪ダブル選に圧勝した橋下維新の「国政進出宣言」。脅威に感じる既成政党からは、議論がスタートしたばかりの大阪都構想を飛び越えて国の形に言及する姿勢に批判の声も相次いだ。

 「日本の国をリセットし、作り直すメンバーを集めたい」。この日のパーティーで、そう話した橋下氏は、会場を埋めた約1300人を前に、「既存の政党との関係がどうなるかわからないが、(衆院選候補者擁立を)準備する」と言い切った。

 橋下氏はダブル選前は「国政には関与しない」としていたが、選挙後は大阪都構想への対応を巡って既成政党を繰り返しけん制。今月初めの民放番組では、「僕に社会保障、税の問題を預けてくれたら、3か月で決着する。次の総選挙で自民党も民主党もすべて倒す」などと語っていた。

 この日のパーティー終了後は報道陣に、「国政進出は、国会が都構想実現のための法改正をしてくれるかどうかによる。必ず(進出)するというわけではない」と話し、煙に巻いたが、維新府議は「本音をちょっとずつ出していくのが橋下流。腹の底では首相を狙っているはず」と“解説”。維新市議は「維新が国政に行く流れは止められない。橋下さんも腹をくくっているでしょう」と話した。

 ただ、都構想は実現に向けて緒に就いたばかり。維新と協力関係にあるみんなの党のほか、民主、自民、公明各党なども都構想を巡る協議に前向きに応じる構えだっただけに、各党関係者は戸惑いを隠せない。

 民主党大阪府連幹部は「これまでの発言を聞いていても、出てくるだろうと思っていた。だが、都構想もまだ実現していないのに、具体性に欠けたまま道州制を持ち出すのは理解に苦しむ」と批判。別の幹部は「今の状況なら維新が総選挙で大勝してしまう」と危機感を募らせた。

 一方、自民党府連幹部は、「市長になってまだ1か月。何も実行に移っていない中で国政に言及するのはおかしい」と反発。大阪選出の同党衆院議員も「橋下氏の観測気球。維新の影響力があるのは大阪だけだ」と冷ややかに語った。

 公明党府本部幹部は「常に新しい目標をぶち上げて、自らと周囲を鼓舞するのが橋下市長のスタイルなのかもしれないが、国政政党に都構想への協力を求めている中で、わざわざ波紋を呼ぶような発言をするのはいかがなものか」と真意を測りかねた様子だった。

毎日新聞

■大阪維新の会:橋下代表 衆院選候補者擁立に強い意欲示す(2012年1月20日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120121k0000m010077000c.html

 大阪維新の会の橋下徹代表(大阪市長)は20日、同市内で開いた政治資金パーティーで、「国を変えるにはもう一回、生きるか死ぬかの選挙をやらなければならない」と述べ、次期衆院選での独自候補擁立に強い意欲を示した。自身が塾長となって今春開講する「維新政治塾」には、400人程度の塾生を集める考えも表明した。

 橋下氏は集まった約1300人を前に「中央集権体制という今のシステムをすべて捨て去って、何から何まで一から作り直すのが道州制。やるかどうかを国民が示す年になる」と、道州制を争点に次期衆院選を戦う準備があることを強調した。

 橋下氏は、大阪都構想を実現するため、地方自治法の改正に既成政党の協力が得られなければ、次期衆院選で近畿圏の小選挙区に独自候補を擁立する方針を示している。

 政治塾は当初50人規模で開講予定だったが、1000人以上の応募が見込まれるとして急きょ採用人数を増やした。橋下氏は「応募者が殺到している。ありとあらゆる政治課題について考え方を一致させていく。大阪でうようよやりたい」と、大阪から中央に攻勢をかける考えを示した。

 橋下氏はパーティー後、記者団に「(発言が)どう受け取られてもいいが、国会がやってくれないならという前提は変わっていない。市長という立場で自分が国政に出ることはない」と述べた。

■大阪維新の会:次期衆院選、全国で擁立へ(2012年1月23日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120123k0000m010127000c.html

 橋下徹・大阪市長が代表を務める大阪維新の会は次期衆院選で、当初方針の近畿一円だけでなく全国の小選挙区から候補者を擁立する方向で調整に入った。比例代表も擁立し、大阪都構想や道州制に賛成するみんなの党や公明党、自民党の一部と合わせて過半数獲得を目指す。橋下氏が、構想実現に向け、新勢力結集が必要と判断した。共闘しない方向の民主党はもちろん、自民党についても各候補者の都構想などへの賛否を見極め、反対候補に対立候補をぶつける方針。通常国会(24日召集)で各党の出方を見た上で最終決定する。

 橋下氏は、3月に開講する「維新政治塾」で400人の塾生を集めると表明。維新幹部は「既成政党が都構想を潰しに来るなら過半数を取りにいく」と述べ、同塾で養成した候補者を立てる方向で検討している。

 ただ、国会議員を持たない維新は政党要件を満たしていないため、公職選挙法の規定で、比例代表については各ブロック定数の10分の2以上の候補者擁立が必要。維新は23日から、選挙区やブロックの洗い出しを進め、必要な独自候補者数を検討していく。衆院(定数480)での現有議席は公明が21、みんなが5。自民党内で支援する候補者が見当たらない場合、維新単独で200議席以上の獲得が必要となる。維新幹事長の松井一郎・大阪府知事は取材に「道州制実現のために自民党を出てでも一緒にやろうと言ってくれる人を待っている」と述べた。

■大阪維新の会:「全国で擁立」に「ハードル高い」「脅し」(2012年1月23日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120123k0000m010128000c.html

 大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が全国で候補者擁立を検討していることに対し、民主、自民からは資金面などから「ハードルは高い」「ブラフ(脅し)では」と懐疑的な見方が出る一方、公明党内には期待感も生まれている。

 最大のネックになるとみられるのが選挙資金だ。自民党選対幹部によると、衆院選に出馬する場合、候補者1人につき少なくとも1000万~2000万円はかかる。

 維新の「全国展開」を聞いたこの幹部は「どう資金を工面するのか」とあきれ気味で、「すごいブームだが、過半数を取るぐらいの大量当選ができると思ったら大間違い。失敗すれば、維新は勢いを失い雲散霧消する。橋下氏は大風呂敷を広げすぎだ」と憤った。

 民主党大阪府連幹部も「都構想実現に向けてアドバルーンを上げ、実際は既成政党の協力を促す戦略だろう」との見方。逆に維新が連携を検討している公明党府本部の幹部は「全国的に維新の国政進出には好意的な声が多い。橋下氏を旗頭に各地で既成政党に不満を持つ勢力が呼応すれば、資金、人材両面での問題もクリアされる可能性はある」と期待する。

■大阪維新の会:次期衆院選、全国で擁立へ 都構想反対に「刺客」(2012年1月23日)
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2012/01/23/20120123ddm001010077000c.html

 橋下徹・大阪市長が代表を務める大阪維新の会は次期衆院選で、当初方針の近畿一円だけでなく全国の小選挙区から候補者を擁立する方向で調整に入った。比例代表も擁立し、大阪都構想や道州制に賛成するみんなの党や公明党、自民党の一部と合わせて過半数獲得を目指す。橋下氏が、構想実現に向け、新勢力結集が必要と判断した。共闘しない方向の民主党はもちろん、自民党についても各候補者の都構想などへの賛否を見極め、反対候補に対立候補をぶつける方針。通常国会(24日召集)で各党の出方を見た上で最終決定する。

 橋下氏は、3月に開講する「維新政治塾」で400人の塾生を集めると表明。維新幹部は「既成政党が都構想を潰しに来るなら過半数を取りにいく」と述べ、同塾で養成した候補者を立てる方向で検討している。

 ただ、国会議員を持たない維新は政党要件を満たしていないため、公職選挙法の規定で、比例代表については各ブロック定数の10分の2以上の候補者擁立が必要。維新は23日から、選挙区やブロックの洗い出しを進め、必要な独自候補者数を検討していく。衆院(定数480)での現有議席は公明が21、みんなが5。自民党内で支援する候補者が見当たらない場合、維新単独で200議席以上の獲得が必要となる。維新幹事長の松井一郎・大阪府知事は取材に「道州制実現のために自民党を出てでも一緒にやろうと言ってくれる人を待っている」と述べた。

産経新聞

■「勝負させて」橋下市長、維新の国政進出に意欲(2012年1月20日)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120120/lcl12012022080003-n1.htm

 地域政党「大阪維新の会」(維新)代表を務める橋下徹大阪市長の後援会が20日、大阪市内のホテルで、市長就任後初めてとなる政治資金パーティーを開いた。橋下市長は「(維新は)大阪都構想がゴールではない。大阪がこのように動き始めているのなら、次なる目標として日本国も動かしていこう」と維新の国政進出に強い意欲を示し、「本年勝負させてください」と次期衆院選での候補擁立を示唆した。

 橋下市長は「年金制度も医療保険も破綻している日本で、消費税をたった5%上げるだけで日本が再生するわけがない」と政府与党の動きを批判。

 「新しい日本にふさわしいシステムを一からつくりなおすのが道州制だ」とし、維新が4月に開講予定の政治塾で「道州制にむけて同志を集めていきたい」と衆院選に向けて擁立準備を進める考えを示した。政治塾の規模については「応募者が殺到しており、当初は50人ぐらいの予定だったが、400人程度の規模でやりたい」とも語った。

 一方で橋下市長は「既存の政党との関係がどうなるかよく分からないが、準備としてはしっかり大阪でやっていく」と含みも持たせた。

■政治塾塾生は「国政候補」 衆院選へ加速(2012年1月22日)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120122/waf12012208450002-n1.htm

 橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」(維新)が、今月から募集を始めた「維新政治塾」の塾生について、応募者を“国政候補者”と位置づけ、前倒しして面接を行うことを検討していることが21日、分かった。衆院解散・総選挙が早まる可能性が高まったことを踏まえ、国政進出に向けた動きを一段と加速させる。

 維新幹部によると、政治塾には千人を超える応募者が集まる見通しで、衆院選において全国規模での大量擁立も可能な状況。政治塾は当初、衆院選擁立の準備として「50人規模」を想定していたが、400人規模への拡大を決めている。応募締め切りは2月10日だが「衆院選の候補者として、前倒しで順次面接を進めることも検討」(維新幹部)。300人程度を衆院選の擁立候補とし、全国の小選挙区と比例代表で200議席を目指す方針だ。維新が主導し、大阪都構想に協力的なみんなの党や公明、自民の一部と協力することで過半数を目指す。

 都構想実現に必要な法改正実現に向け、次期衆院選で近畿一円での擁立をちらつかせる橋下氏に対し、国政政党は温度差こそあれ一定の協力姿勢をみせてきた。みんなの党は維新と協力して地方自治法改正案を作成し、自民、公明も独自の改正案策定を検討。民主も構想などを議論する「大都市制度ワーキングチーム」を設置し、維新幹部からも意見を聴取している。

 しかし維新内部では、当初今年秋ごろを想定していた衆院解散・総選挙が早期に行われる可能性が強まっている状況を注視。「法改正の前に衆院選が行われる可能性がある」として、国政進出に向けた準備を早めることで一致し、“主戦論”に傾いているいう。

 橋下氏は20日、後援会の政治資金パーティーで「(維新は)都構想が最終的なゴールではない。日本の国を一からリセットし、つくりなおすメンバーをしっかり集める」と宣言。次期衆院選での維新の独自候補擁立に強い意欲を示した。これまで「都構想が実現すれば維新はいったん解散」としていた橋下氏だが、道州制の実現など国政の大改革を維新の次なる目標として明確に打ち出し、新たなステージに入ったことを印象づけた。

日本経済新聞

■橋下市長上京 維新の会、都構想と国政両にらみ(2012年1月24日)
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819A91E0E1E2E1EA8DE0E1E2E3E0E2E3E09391EAE2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E5

 24日からの通常国会を控え、同国会で大都市制度に関する議論の進展を望む地域政党「大阪維新の会」の動きが活発化している。大阪都構想に必要な法改正実現のため、与野党との距離を縮める一方、維新の政治塾に入塾希望者が相次いでいることを背景に、次期衆院選をにらんで国政進出をちらつかせる“両面作戦”を展開。23日夜には代表の橋下徹大阪市長が急きょ上京するなど、動向に注目が集まっている。

 ■「核心伝えた」

 大都市制度を議論する民主党ワーキングチームの逢坂誠二座長らは23日昼、大阪市役所を訪問、橋下市長と維新幹事長の松井一郎大阪府知事と会談した。民主は自民や公明と比べ、維新に距離を取っていたが、会談後、逢坂座長は都構想を巡る動きを「日本の自治の歴史の中でなかったことと評価している」と持ち上げて見せた。

 橋下市長は「今日、十分に核心的な部分を伝えたので、これ以上の説明はない。あとはそれに賛同していただけるかどうか」と話した。

 維新は都構想を「大阪のことは大阪で決めることのできる制度」と位置付けており、こうした制度作りを後押しする地方自治法の改正案をみんなの党が国会に提出の構えを見せていることに歓迎の姿勢を示している。この日の会談で、松井知事は逢坂座長にみんな案への賛成を要望した。

 ■キャスチングボート

 その一方で維新は国政進出を視野に「維新政治塾」の塾生を公募中。23日夜には、松井知事や前横浜市長の中田宏氏らが会合し、中田氏を講師に迎えるなど体制について話し合った。

 橋下市長によると、維新塾への問い合わせは千件以上。次期衆院選で、全国で200~300人程度の候補者を擁立する案も内部で検討している。

 松井知事は候補者擁立について、「この通常国会で(国政政党が)どこまで見せていただけるかによる」と述べ、都構想に向けた協議を暗に要請。「幹事長としてはいつでもやる覚悟はしています」と強調した。

 解散総選挙の機運もある中、維新関係者は「キャスチングボートを握れる規模でないと意味がない」と解説、50~100人の当選をもくろむ。民主や自民の分裂を視野に「第1党を狙いに行くべきだ」という主戦論もあるという。

 ただ、自身の政治資金パーティーで「もう一度本年、勝負させてほしい」と叫んだ橋下市長は、「国政政党にお任せするのが大原則。なぜ僕らが(衆院選を)やらざるを得ないかという(明確な)理由がないと、国民、有権者の皆さんは冷める」と慎重姿勢も見せた。

 ■「都構想」文字外す

 知事、市長の足元の大阪府議会、市議会でも、大阪都構想の具体像を検討する協議会の設置条例案のたたき台づくりが進む。大阪市は23日、協議会のメンバーを30人程度とするたたき台を各会派に提示。松井知事、橋下市長ら首長のほか、府市の議員も入る想定だ。

 条例案の仮称は「大阪にふさわしい大都市制度の推進に関する条例案」。あえて「都構想」の文字を外し、維新以外の会派の反発を避ける狙いがあるとみられる。

 府議会、市議会では、維新と公明が条例案に賛成する意向を示しており、賛成多数で可決される見込み。今後は堺市と自民、民主、共産の協議会への参加が焦点となりそうだ。

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higashihakurakuさん

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