という結論にしたい、と思います。「円」という文字が矩形を基本にしていますから、建築設計的にはよく使われる構成だったとしても金座だった場所に建築設計をする。貨幣単位としては「円」を導入した。俗字で「円」と書く習わしがあった時代に「円」という字形を意識的にせよ、無意識的にせよ「円」の大本営という意識はあったのだと考える方が自然な気がいたします。
旧字体という表現と、新字体と表現に惑わされて、一瞬、偶然の造形か?と思いましたが「円」という文字の姿を織り込んだ建築造形であったと思われます。
だって、目に浮かびませんか、設計図を提示する時に「かつて金座のあった、この地に我が国の貨幣単位である「円」の形を持って建築建立し、もって国家の経済繁栄の礎としたい!」的なプレゼントークがあり、その造形はわかりやすいので、みな「なるほど!」となり完成してから、実感されるバロック様式の方は、逆に仕上がってみないと想像できません。(素人には)
であるとすると、基礎の区画割り段階で「円」と造形してみせたのは、説得、納得手順として極めて誰もが首肯するであろう造形上の構成を意識した、とデザインなどを依頼主に説明した経験のある方なら想像がつくかと…。天空から「円」という意識よりは、土台として大地に「円」の字の基礎を築いて、その上に建て上げる。という感覚の方が正しいような気がしました。

いずれにせよ、面白い建築造形設計をめぐる歴史的考察でありました。ww

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