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【日本の蝶】美麗種まとめ

美しい蝶といえば、南米や東南アジアなど熱帯のものが有名ですね。絢爛豪華な外国種に比べると日本の蝶はなんだか控えめなイメージですが、探してみるとはっとするほど美しいものがたくさんいます。そんな日本の蝶たちを集めてみました。

更新日: 2013年03月30日

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まずは分類学の名称「綱-目-上科-科-亜科」という用語を少し解説。綱は「昆虫」という括りを、目は「鱗翅目」というチョウ・ガをひっくるめた括り方をします。その下の上科-科-亜科は更に細かい分類になります。

 さて、チョウとガは共に鱗翅目の中に括られる親戚ですが、チョウ科・ガ科という分類は実はありません。チョウとガは分類学上「ほぼ似たようなもん」で、綺麗に分類できないようです。一般に「チョウ」といわれるものは、昆虫綱-鱗翅目(チョウ目)のうち、アゲハチョウ上科・セセリチョウ上科・シャクガモドキ上科に分類されています。

 ここでは「綺麗な蝶」だけ紹介します。
 セセリチョウ上科・シャクガモドキ上科には好みの蝶がいないので割愛してしまいましょう。アゲハチョウ上科の中の「アゲハチョウ科・シロチョウ科・タテハチョウ科・シジミチョウ科」から、日本に生息する蝶を紹介いたします。

アゲハチョウ科

※当初「ナミアゲハ」(雌の黄個体?)として紹介しておりましたが、「キアゲハでは」という指摘をいただきよくよく確認したところ、前翅の模様が確かにキアゲハのものではないか…!と気付きました。大変失礼しました、そしてありがとうございます。

出典www.ne.jp

これもまた全国的に見られるアゲハ。カラスアゲハとよく似てますが、なんかこっちの方がビロードみたいな光沢が強いような。

エメラルドの鉱石のような、青緑に光る筋を持った蝶。翅の地の色が茶色っぽい個体も見かけますが、漆のような黒の地をしたものの方が青がより美しく映えます。
 同じアオスジアゲハ属の親戚には、東南アジアの美麗種として有名なミイロタイマイがいます。

【構造色】
 色素によって発色するのではなく、「特定の波長の光だけを反射する構造」によって発色する色。
 モルフォチョウやタマムシの翅、クジャクの羽やネオンテトラの腹などに見られる。ここで紹介している日本の蝶にも、構造色を持ったものが結構いる。

シロチョウ科

鹿児島以南に住む、南の蝶。「ツマ」とは「はしっこ」の意味。はしっこが紅色だからツマベニチョウ、ですね。色は決して派手ではないのですが、白地に鮮やかな朱色、そしてほど良く入った黒が朱色を引き立ててます。配色センスが抜群に美しい蝶ですね。
 ヒイロツマベニチョウという種もいるのですが、白地部分が黄色い蝶です。鮮やかな色ですが、ツマベニチョウの紅白ほど素敵なコントラストではないです。

タテハチョウ科

―タテハチョウ亜科

北海道から九州まで分布。日本の国蝶です。個体差が激しくて、写真のように青い輝きと白い斑点のコントラストが際立っているものと、白い模様が黄色くて、全体の調和がやや崩れているものとがいます。一応絶滅危惧種なんですが、生態は物凄くパワフルです。なんでも、Wikipedhiaによると「スズメバチを蹴散らしながら樹液を吸う」そうな。

クジャクの羽のような目玉柄。「美しい」と「グロい」の境にいるような柄ですね。目玉模様の蝶の中では綺麗な部類だと思います。
 ちなみに、東アジア一体に生息するものは、芸者さんにちなんで学名(亜種)に「geisha」とつくそうです。美しさと毒々しさ、華やかさとおどろおどろしさの両方をよく表すネーミングだと思います。

南西諸島で見られる蝶。綺麗な青と橙色のコントラストですが、裏面は見事なまでに枯れ葉そっくりなので「木の葉蝶」と呼ばれています。プロの擬態です。

青く輝く部分は見る角度によってかなり色が変わります。そのためか、このチョウの輝きは写真でなかなか再現されにくいような。
 この写真だと二つしか見えませんが、本当は上の翅にも下の翅にも青い模様があるので、計四つの斑を持っています。でも、それら四つの青い斑全て写った写真だとなんだかただの目玉模様に見えてしまうという。

―マダラチョウ亜科

美しい種の多いマダラチョウですが、体内に毒があります。そのため、他の種の蝶がマダラチョウそっくりの姿になることで身を守ることも。

【ベーツ擬態】
 目立たないものに姿を似せて隠れるのではなく、危険な生物に姿を似せることで身を守る擬態。
 ナメられたくないからヤンキーの格好をするのと一緒。

南西諸島の蝶。
色こそ派手ではありませんが、なんとも美しい柄です。花がよく似合う蝶だと思います。

南西諸島の蝶。
翅の青みは角度によって輝きが変化します。

南西諸島の蝶。
 ツマグロヒョウモンという蝶がよくこの蝶に似た姿をとって生まれることがありますが、ぶっちゃけ本家の方が綺麗ですね。

南西諸島の蝶。カバマダラと比べると、名前の通り黒い筋がくっきりした模様。

海外の話ですが、カバマダラの親戚で、オオカバマダラという種がいます。オオカバマダラの中には、北米~メキシコ間3500kmを旅する逞しい種がいることで有名。Monarch(帝王)の名を持つ蝶の群れの大移動。壮大なスケールですが、渡りの光景はちと見たくないような様相(うじゃうじゃびっしり)を呈します。

シジミチョウ科

―ミドリシジミ亜科

日本列島に広く分布しているようですが、いかんせん注目度が低く資料が少ないシジミチョウ。
 その中で、ミドリシジミ亜科はとても美しいメタリックグリーン~ブルーの翅を持っています。その美しさから、特に樹上性のミドリシジミたちは「ゼフィルス(Zephyrus…ギリシャ神話における西風の神)」という、なんとも風雅な名で呼ばれることも。
 翅の輝きは構造色によるもの。モルフォチョウと一緒ですね。ですが如何せんシジミチョウなのでモルフォに比べると小さいのです。小さく可愛くなるのは日本の傾向かもしれない。森の妖精みたいなチョウです。

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seni_seviyorumさん

自分が今興味あることを手当たり次第にまとめていきたい。ですので、個性を要求されるらしい奨励者はもう目指しません(・ω・´)

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