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若き社会学者・古市憲寿の名言まとめ

ピースボートに乗船したことでも有名な、新進気鋭の社会学者。その、20代半ばとは思えない冷静な言葉をまとめてみました。

更新日: 2012年09月01日

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■古市憲寿とは?

古市 憲寿(ふるいち のりとし)、1985年1月生。
現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程。研究テーマは「若者とコミュニティ」。
2010年、『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』を発表、注目を集める。
2011年、『絶望の国の幸福な若者たち』刊行。
TV・ラジオなど、近年活躍の場を大きく広げている。

■ピースボートについて

まず、ピースボートっていう……なんかよくわかんない船に乗ってきたんですよ。

番組冒頭、「まずは新著の紹介をしてもらっていいですか?」という、司会・ひろゆきのフリに対して。

だって、クルーズ中に船に穴が開いて、アメリカの湾岸警備隊に拿捕されて、それに年配者の乗客が激怒して、それを見て若者が泣いたんだよ。こんな旅行クルーズ、研究するしかないじゃん。

ピースボートのようなお祭り空間で「9条ダンス」を踊っちゃうような子たちは、たぶん全く逆の、日本国を称えるダンスだとしても踊ると思うんですよ。それが怖い。

「9条ダンス」とは、平和主義を謳ったとされる憲法9条の理念を、ヒップホップのリズムにのせて表現したダンス。

■「現代の若者と夢」について

生活満足度調査を見てみると、今の20代って学生運動が盛んだった1960年代の倍くらい満足度が高いんですよ。でも21世紀は日本にとって幸せな世紀になると思いますか、って聞いてみるとがくっと落ちて日本は不幸だって結果になる。つまり社会とか大きなことに興味がなくなって、身近な世界で満足出来るようになってるんですね。

でもまあ皆そんなに頑張れないですよね。皆で動かすのが民主主義だ、と言われてもじゃあ明日からどうしたらいいかっていうことはわからないし。

「やればできる」って言わないでほしい、ってだけなんですよね。

「古市さんは『やればできる』という考え方が嫌いなんですか?」との問いに対して。

僕は本のなかで「夢をあきらめろ」とは言ってなくて、「夢をあきらめさせろ」って言ってるんですよ。「させろ」が入るとだいぶ違って、社会構造の話をしている。「夢をあきらめさせてくれない社会」の話を本でしています。

人は今日よりも明日がよくなると信じることができなくなったとき、将来に希望をなくしたときに、『今が幸せ』と感じるのではないかと思ったんです。仲間たちとのんびり、自分の身の回りの小さな世界で幸せを感じる。それが現代の若者の幸せの本質なんだと思います。

お金がないまま歳をとってしまうかもしれない今の若者達、あるいは40代の人たちにとって、「ルームシェア」は根本的な解決策にはなっていない。
社会は急には変わらないから、あくまでも現時点において、コミュニティみたいなものに所属するのが一つの方法というだけで。

■自分について、身の回りのことについて

僕は友達と一緒に会社をやってるよ。一応、こう見えてきちんと仕事してます。

僕はどちらかというと社会がクラッシュした時に自分がどこに逃げるかを考えるほうが大事なんで。

自己啓発的なことを真に受ける人はいる。「やればできる」って思い込んじゃって、変に頑張っちゃう人を見ちゃったりすると、胸がキュンとしちゃう。だから、そうじゃないほうがいいんじゃないかって。

twitterなんか、ちょっと面白いこと書いて、複数の人にリツィートされれば、さも自分が社会から受け入れられたような気持ちになります。「政治的な発言するオレ、格好いい」みたいに。そういう意味では逆に革命やデモにつながるような不満をガス抜きツールだという意味で、逆に革命は遠のくんじゃないですか?

基本的に僕は、自分の幸せさえ考えればそれでいいって人間なんですけど、それでもなんか、道端で人が死んでいたらヤだなあと思って。

「古市さんは、アメリカ型社会と北欧型社会のどちらがいいと思いますか?」との問いに対して

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higashihakurakuさん