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Ragnarok Onlineで起きていたDupe事件まとめ

GREEの探検ドリランドで起きていたDupe騒動によって、オンラインゲーム運営にメスが入ろうとしています。ここではかつてブームを起こしていたRagnarok Onlineで起きていたDupe関連の事件についてまとめてみます。記憶があやふやな部分には間違いもあるかもしれません。

更新日: 2012年02月26日

quesera2さん

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露店バグを使った資金増殖 (2002年1月ごろ)

ロードオブナイトメア事件、原石事件などと呼ばれている。

マーチャントのクラスは露店を開設するスキルを持っていて、所有するアイテムを任意の売価で販売することができた。

この露店スキルには負の売価を設定することで資金を無限に増殖できるという欠陥があり、それを利用して増殖した通貨を大量にばら撒いたことで、1日で経済が大幅なインフレに突入した。

これに対して運営は、「資金を多く持っているユーザー」を単純にチートだと決め付けて処罰するような対策を行ったらしいです。にわかには信じがたい話ですが、この当時、すなわちROβ1にはアイテムにIDを付与して追跡するような仕組みがなかったのです。(ではアイテムIDが付与されるようになったβ2以降はどうかというと、相変わらずいい加減な運営だったのですが)

チュートリアル施設を利用した資金増殖

キャラクターを作るとまず向かうことになるチュートリアル施設には、ゲームルールの説明とともに軍資金を提供してくれるNPCがいた。

通常のプレイでは一度に一度しか受け取ることができないところを、チートによって何度もお金を受け取ることが可能だと判明し、自動化されたBOTキャラクターを利用して荒稼ぎするユーザーが出現することになる。

発覚したとされるβ1末期では、大量のBOTがNPCに過負荷を掛けた副作用として、チュートリアル施設と同じサーバーにある都市イズルードにおいて恒常的にNPCや他マップに繋がるゲートが消失していた。しかし対処されたのは、ずっと後のβ2に入ってからでした。

Chaosショック(2002年10月ごろ)

サーバーの過負荷によってデータベースが異常動作、ゲームデータの整合性を取らなくなり、「倉庫に保存したはずのアイテムが、手元にも残って増殖する」というように、何の知識もなくともDupeし放題な状態が4時間に渡って続いた。どうせ巻き戻ると考えたユーザーも、悪乗りしてDupeしたレアアイテムを街中にばら撒いた。

しかし運営は巻き戻しもせず、悪質なユーザーは処罰すると発表したものの、半年間も調査に時間を費やした上に冤罪を発生させるなど、当時のオンラインゲーム運営水準で考えても、とても酷いものでした。

具体的にどのような対応を取ってもらえればプレーヤーは円滑にプレイできるかという点(提案事項)ですが,

予期しないバグの発生で多数のプレーヤーが被害を被った場合は被害発生前までの状態への巻き戻し
巻き戻しや不正対策を行うための最低1日間隔の長期間にわたるバックアップデータの保存
被害が局所的に発生した場合(チートなどが行われた場合)の早急なキャラクター・アイテムデータの個別修正
改善の予測が立たない場合の長期間メンテナンスの実行(キャラクターチェンジバグなどが修正できない場合は運用を一時停止してください)
様々な対処への理由説明(巻き戻りをしない場合の理由など)
が必要であると考えます.

運営サイドに対して改善を求める署名運動が行われ、1万人近い署名が集まったりしていました。

GMが身内ユーザーに情報漏洩(2002年11月ごろ)

ゲームマスターが将来の実装情報について、プライベートアカウントでプレイしていた際の、身内メンバーに漏洩していたことが発覚して処罰されました。

ユニークなことに、ROの運営はゲームマスターと通じていたギルドの名前を公表し、その関係者の一人が数時間に一度しか出現しないボスキャラクターが、極めて低い確率で落とすという超レアなアイテムの使用レポート記事を書いていたために、これはGMが特権コマンドでDupeしたアイテムなのではないかと騒ぎになり、数名の廃人プレイヤーは糾弾を受け引退することになりました。

これについて、本当にDupeだったのか真相は分かりません。いくら確率が低いといっても、廃人プレイヤーならば手に入れることは不可能ではなかったと思います。

チュートリアル施設を利用した資金増殖II

β2初期に存在したチュートリアル施設のバグで、職業診断NPCが適正にあったアイテムをプレゼントして、街にワープさせる際の処理に問題があって、チュートリアル施設に閉じ込められたまま、何度もアイテムを受け取れる状態になった。

このバグは職業診断で「アコライト」が選択されたときのみに発生し、その際貰えるアイテムがビレタだったので、ビレタバグと呼ばれている。

本来閉じ込められて出られないのでいくらアイテムが貰えても意味がないのだけど、チートを使うことで簡単にワープして脱出できて、かつ初期装備にしては高く売れるアイテムだったこともあって、資金無限増殖に使われることとなった。

露店バグを使った資金増殖II(2003年3月ごろ)

前述の露店によってアイテムを購入した直後、ログアウトやマップ移動をするとお金を減らさずにアイテムを購入できる(露天側にはちゃんと代金が支払われており、資金が増殖した状態)になるバグが発覚する。

さすがに学習したのか、データを巻き戻すことで対処した。

GMが通貨をdupe、RMTで売買して逮捕(2006年7月ごろ)

多数のオンラインゲームを運営しているガンホー・オンライン・エンターテイメントは,同社社員が在職中に不正アクセスを行ったという容疑で,所轄警察に逮捕されたと発表した(逮捕と同時に懲戒免職処分にしたと発表)。
 同社の発表によると,該当社員がMMORPG「ラグナロクオンライン」で,直属上司のアカウントを盗み見たうえで,ゲームデータを管理するサーバーへ不正にアクセスを行い,ゲーム内通貨を作りだし,RMT(リアルマネートレード)業者へ販売し売却益を得ていたとのこと。

ゲーム内通貨を実に6000億Zeny(全サーバーの流通通貨の1割、3サーバーの分の金額に相当)も複製してこれをRMT業者に販売することで多額の利益を手にしていた。

そして最後になるが,もう一つの大きな問題が「法整備」だ。昨日も述べたように,仮に順当に不正アクセス禁止法違反が成立すると,1年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金刑で済んでしまう。不穏な表現であることを承知で言わせてもらうが,事実上3000万円を不正に手に入れた人の実刑は,わずか50万円なのだ。「ならば俺もやろう」と考える人が出てきても,何ら不思議ではない。確かに運営体制が度を超えて甘かったガンホーにその責任がある。しかしガンホーとて,その容疑者をそれ以上の罪に問えないのが現状なのだ。

この不正行為を行った社員がいくら利益を手にしたのかは不明だが、6000億Zenyを単純に全額RMTしたと仮定した場合、当時の闇相場は100万Zeny=100円なので6000万円、運営発表では1500万円、警察発表では3000万円を手にしたことになっている。しかしRMTに対する責任を問う法律が存在しなかったので、極めて軽い刑罰しかくだらなかったとされている…。

すごく参考にしました

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quesera2さん

便利系まとめを作りたい、なー。



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