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【Googleの追跡を振り切れ!】 Firefoxユーザー向け情報収集回避のおまじない

「Googleに追跡されたくないがGoogleを利用したい!」 ワガママなあなたや私のための、無駄な抵抗かもしれないけどやっておくには越したことがないFirefoxユーザー向けの「おまじない」です。Firefox10.0.2を想定しています。

更新日: 2012年03月06日

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この記事は私がまとめました

eranさん

【まず知っておくべきこと】

※筆者は専門知識のない素人なので、このまとめに記載されたすべての情報の正確性は保障いたしかねます。

・個人情報保護法における個人情報(氏名・住所等)と、オンラインでのユーザー識別情報を混同してはいけない。氏名・住所等が知られていなくても、ユーザーを識別しオンラインでの行動を追跡するにはIDで十分である。

・Googleの追跡の対象となるのは、アカウントが必要なサービスのユーザーだけではない。

・Googleのトップページから検索した者もGoogleのユーザーである。

・ブラウザにGoogleツールバーを導入している者は、使っている意識がなくてもGoogleのユーザーである。開いたページのページランクがその度に表示される(ランクなしでも)ということは、毎回Googleにアクセスしているということであり、すべての閲覧履歴は記録され、cookieの有無に関係なくツールバーのIDからずっと追跡されている。

・Firefoxの検索バー(上記の「Googleツールバー」とは別)にはデフォルトでGoogleの検索エンジンが設定されている。つまり、Googleのアドオンを導入しているブラウザを利用する者はGoogleのユーザーである。

・Google検索以外にもYouTubeやPicasa、bloggerを閲覧する者もGoogleのユーザーである。(アカウントの有無は関係ない)

・Googleに関係の無いサイトへのアクセスでもGoogle AnalyticsやAdSense、サードパーティーを介して追跡される可能性がある。

・「Google アナリティクス オプトアウト アドオン」というGoogle Analyticsの解析を回避するアドオンがあるが、それを配布しているのはGoogleであり、つまり利用者はGoogleのユーザーである。(「Analyticsの解析を回避する」だけであって、情報収集は続く)

・Googleが用意した「Ads Preferences Manager(広告表示設定)」というページで広告のオプトアウト設定が可能だが、拒否したかどうかはcookieに保存される。広告が表示されなくなるだけで情報収集は続く。

・Googleの「ウェブ履歴」というページでは、「[ウェブ履歴をすべて削除する] をクリックすると、ウェブ履歴のすべてのアイテムが消去され、その後も記録されなくなります。」という記述がある。しかしその下にはこんな説明がある。「ただし、業界の一般的な慣行として、そして Google のプライバシー ポリシーにも明記されているとおり、Google では監査やユーザー向けのサービスの品質向上を目的として別個のログ システムを保持しています。」…つまり「ウェブ履歴というページにおいて消去され、記録されない」だけで何も変わらず情報収集は続く。しかも「ウェブ履歴」のページを見るには最近Googleアカウントが必要になった!!

・TwitterやFacebook等のサービスも、Googleと連携させていると追跡される可能性もある。(連携の際にGoogleに情報を共有させることに同意したはずだ)

・GoogleはMozillaに出資している。Googleが出資を断つとMozillaは困る立場にある。

・ブラウザに導入したアドオンやツールバー、IP、ブックマークの組み合わせから個人(名前のある個人である必要はない)を特定する方法はある。更にブラウジングの傾向、タイピング間隔の癖までを対象とする先進的な個人特定技術が開発されており、それらを開発する個別の企業もやがてGoogleに買収される可能性がある。よって、現在Googleにとって意味を成さない情報でも、将来的に意味を成すかもしれないので一部は収集しているはずである。

・ある企業が買収され親会社の企業グループの一員となると、保有していた個人情報も共有される。ばらばらの個人情報は集約され、精度は高くなる。

・誰でも死なない限り30年後には必ず「現在の年齢+30」になっている。ある時から年齢その他の情報を偽ったとしても、ネット初心者の頃に正直に登録したことがあるかもしれない。

【このまとめが教えられるのは「おまじない」】

このまとめは、それでもGoogleを利用しながら無駄な抵抗がしたいというFirefoxユーザーのための、効果があるのかどうかわからないがやっておくには越したことがない「おまじない」を紹介するものです。(少なくともGoogleに関係なくセキュリティは向上します)
考え方としては、Googleの追跡を完全に回避する訳ではなく、cookie等を細かいタイミングで消去することによって同一ユーザーであることをできるだけ把握させないというものです。

この「おまじない」の効果は、Googleの「Ads Preferences Manager」や「ウェブ履歴」のページである程度確認できます。

Google - Ads Preferences Manager
http://www.google.com/ads/preferences/?hl=ja
「おまじない」をこまめに実行していると「現在「id」Cookieはありません。」と表示されます。
cookieを消去するので意味はないかもしれませんが、右に「オプトアウト」というボタンが表示されていたら念のためクリックします。(以降「オプトイン」というボタンに変わります)

Google - ウェブ履歴 (要アカウント)
https://www.google.com/history/?hl=ja
ここはアカウントを持つユーザーが自分の履歴を見るためのページであって、Google側に残っている記録をユーザーが管理するページではないと考えられます。どのような操作をしてもGoogleが持っている記録は消えません。以前はアカウントを持っていない方も閲覧でき、履歴が表示されていたようです。
「おまじない」をこまめに実行していると「いいえ」にしていなくても履歴は表示されません。ここに表示されるのはログイン中に閲覧したサイトです。
履歴が表示されている場合は下の「「いいえ」というボタンをクリックします。
「おまじない」を続けていくのであれば、Googleアカウントを持っていない方がこの行為のためにわざわざアカウントを作る必要はないでしょう。まるでアカウントを持つとGoogleの記録を消せるようなイメージですが、そのようなことはなく、逆に収集される情報は格段に増えます。
ただし不正なアクセスにより第三者に見られて困る場合には実行しましょう。



※「Google 日本語入力」や「Google Earth」等のブラウザ外でも動作するアプリを導入している場合は想定していません。(もちろんChromeユーザーのことは一切考えていません)

※Googleを撹乱するためのFirefoxアドオン「GoogleSharing」を利用すれば、この「おまじない」なんて目じゃないレベルで効果があると思われます。しかし、Firefox 10.0.2には未対応なので、ブックーマークに入れておいて対応を待ちましょう。(寄付も受け付けているようなので、宝くじの当選金の使い道のひとつとして考えられます)

GoogleSharing 開発者のページ
http://www.googlesharing.net/

GoogleSharing (Mozillaアドオン)
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/googlesharing/

▼準備

ここから紹介するのは「おまじない」に必要な準備です。
準備が終わったら次に「おまじない」の手順を紹介します。

【フリーソフト「CCleaner」を導入する】

「CCleaner」はあまりにも便利なPCのメンテナンス用のフリーソフトです。

「PCが遅くなった」等の問題をボタン一つで解決できるだけでなく、消え残ったブラウザのcookieやキャッシュ、初心者には扱いにくい不要なレジストリも一括して削除が可能です。日本語に対応しており、不具合が起こりにくいのも特徴です。(保障はできませんが)
この手のソフトを初めて利用する方は、初回に数百~数千メガバイトの不要なファイルがあったことを知って驚くのではないでしょうか。
便利すぎていつか大企業に買収されるんじゃないかと思うほどです。例えばGoogleとかに。

という冗談はさておき、このまとめは「Googleを利用しながら無駄な抵抗がしたいというFirefoxユーザーのための」まとめなので、そこに特化した設定方法を紹介します。
以下の設定により、利用しているサービスへのログインの際に手動でパスワード等を入力することになります。パスワードを覚えるのが苦手だったり、毎回入力するのが面倒な方は設定しないほうがよいでしょう。

まずは以下のリンクからダウンロードしてください(インストール方法は簡単なので割愛します)

CCleaner 【ダウンロード】 定番メンテナンスソフト PCをより速く・快適に!
http://www.altech-ads.com/product/10001211.htm

CCleanerの設定・利用方法

CCleanerを起動し、「Windows」タブ以下の「Internet Exprorer」にあるチェックボックスをすべてチェックします(画像の赤枠の部分)。

「Internet Exprorerは使ってないよ」という方もチェックします。

他の部分は任意で構いません。画像の設定は筆者のものですが、今のところ問題はおきていません。

次に「アプリケーション」タブをクリックし、以下の「Firfox/Mozilla」「インターネット」「マルチメディア」にあるチェックボックスをすべてチェックします(画像の赤枠の部分)。

次にウィンドウ左下にある「解析」ボタン(画像の赤枠の部分)をクリックします。

ブラウザを起動しているとスキップする旨を伝えるダイアログが表示されます。(CCleanerは基本的には作業していない時に使用します)

解析が終わるとウィンドウ内に不要なファイルのリストとそれらのサイズが表示されます。

初回の利用では時間がかかる場合もありますが、こまめに実行していると数秒で解析は終わります。

最後ににウィンドウ右下にある「解析」ボタン(前の画像で緑枠の部分)をクリックします。

「本当にこの操作を実行いますか?」というダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。

解析と同様、初回の利用では時間がかかる場合もありますが、これをきっかけに急にPCの調子が良くなる方もいるでしょう。(その逆の場合もありますが自己責任でお願いします)

【Firefoxアドオン「Better Privacy」を導入する】

ブラウザのcookieを拒否したり、削除するだけでは不十分かもしれません。

Flash cookie(Local Shared Object)という、Flashプラグインを利用した通称「秘密のcookie」があります。
Googleの新しい規約に書かれている「ローカルに個人情報を云々」にこれが含まれていると考えられます。

次のリンクから「Better Privacy」を導入して、この「秘密のcookie」を消去しましょう。

※Firefoxの現在のバージョンでは「最近の履歴を消去」によってFlash cookieも消えるようです。しかFlash プラグインのバージョンが最新でなければ対応していません。Flash プラグインを更新するとともに、念のため「Better Privacy」を導入するのが最善でしょう。

BetterPrivacy :: Add-ons for Firefox
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/betterprivacy/

Flash プラグインの更新 | Firefox ヘルプ
http://support.mozilla.org/ja/kb/Managing%20the%20Flash%20plugin#w_updating-flash

Firefoxのメニューから「ツール」→「Better Privacy」と進み、「Remove All LSOs」というボタンをクリックしてください。

リスト内のアイテムが消えるはずです。
(これらのファイルがFlashプラグインがある「macromedia」のフォルダに保存されていたということです)

「OK」をクリックして終了です。

【検索バーの検索エンジンに「bing」を設定する】

検索バーにGoogle以外の検索エンジンが欲しいところです。
そこで競合であり、容易に提携や買収がなされないであろうMicroSoftの検索エンジン「bing」を追加しましょう。
しかしデフォルトにも、「検索バーの管理」→「検索エンジンの追加」から行けるページにも「bing」の検索エンジンはありません。GoogleがMozillaに出資していることが関係しているのかもしれません。

MicroSoftがMozillaのアドオンページでこっそり提供している「Bing :: Add-ons for Firefox」を導入しましょう。

Bing :: Add-ons for Firefox
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/bing/

※このまとめは「Googleを利用しながら無駄な抵抗がしたい」という方針なので、Googleの検索エンジンも有効にしたままにしておきます。Google無しでは生きられないのです。

【「ホームページ」をGoogle関連サービス以外に設定する】

ブラウザを開いた際に最初に表示されるページを「ホームページ」といいます。FirefoxではデフォルトでMozillaのページが設定されていますが、これをGoogleのトップページに設定している方も多いと思われます。

Googleからするとブラウザを開く度に「またきみか。昨日もその前もずっとそうだったが、平日の昼間に自宅からアクセスとは……せっかくきみのために求人サイトの広告をいろんな所で表示してあげてるのに全然クリックしていないし、検索しようともしないじゃない?もういい歳なんだから考えたら?はやく就職してくれないとさあ、こっちも自動車や保険や住宅ローン、それから結婚・育児・教育関連みたいな収益大きい広告表示したいのに意味ないじゃない?」と感じるでしょう。

Googleを心配させないためにも、ホームページをGoogleトップページ以外に設定するべきでしょう。
といってもGoogleのトップページだけではなく、GmailやGoogleニュース、YouTubeや他のGoogle関連のサービス、それからGoogleアカウントとリンクさせたTwitter等の外部SNS、Google AnalyticsやAdSenseを導入しているサイトやbloggerで作られたブログ、Google検索エンジンを採用しているYahoo!のページ等、Googleの目は至る所にあるような気がします。
デフォルトのMozillaでさえもGoogleが関わっていることを考えると、これに対処しなければなりません。

※前項の【検索バーの検索エンジンに「bing」を設定する】で書いたように、Googleの検索エンジンも有効にしたままにしておくので、必要な場合は検索バーから検索します。

Firefoxのメニューから「ツール」→「オプション」と進み、「一般」というボタンをクリックしてください。

画像のように「空白ページを表示する」に変更します。

「ホームページ」の欄には念のため適当な文字を入力しておきます。(ここを空欄にするとMozillaのページのアドレスが自動で入力されてしまうため)

その後「OK」をクリックします。

【Googleツールバーをアンインストールする】

Googleツールバーをインストールしている限り、ブラウザの起動中は最初から最後までずっとGoogleに見られているような気がしてなりません。なぜなら、開いたページのページランクがその度に表示される(ランクなしでも)ということは、毎回Googleにアクセスしているということだからです。
フリーソフトにバンドルされていることがあるので、意図せずインストールしてしまった方もいると思います。

アンインストールの方法はGoogleに教えてもらいましょう。

Google ツールバーのアンインストール
http://support.google.com/toolbar/bin/answer.py?hl=ja&answer=9231

サイト運営者やSEOに関わる方でページランクが見れないのは困るという場合は、URLを入力してチェックできる以下のようなサービスを利用する方法があります。

Google PageRank Checker
http://pagerank.bookstudio.com/

【Firefoxの設定】

次の一連の操作はパスワードやフォーム入力履歴、Cookieを保存しない設定へ変更するためのものです。
この設定により、利用しているサービスへのログインの際に手動でパスワード等を入力することになります。
パスワードを覚えるのが苦手だったり、毎回入力するのが面倒な方は設定しないほうがよいでしょう。

Firefoxのメニューから「ツール」→「オプション」と進み、「プライバシー」というボタンをクリックしてください。

画像のように赤で示された箇所を変更します。

次に緑の丸で囲まれた「設定」ボタンをクリックします。

画像のように赤で示された箇所すべてにチェックマークを付けて「OK」をクリックします。

次に「セキュリティー」というボタンをクリックしてください。

画像のように赤で示された箇所を変更します。

最後に「OK」をクリックして終了です。

※「すべての履歴を消去」と「Better Privacy」を実行するタイミング

「すべての履歴を消去」と「Better Privacy」を実行するタイミングとしては「Googleで何かを検索して目的を果たした」「ソーシャルサービスでのやりとりが一段落した」「YouTubeで動画を楽しんだ後は…次はニュースでも見ようか」等、あなたのブラウズの目的が切り替わった際がよいと思います。
注意点としては以下の通り。

・アカウントが必要なサービスはログアウトした後、必ず実行する
・アカウントが必要ないサービスや一見Googleに関係の無いサイトを利用した後でも、ブラウズの目的が切り替わった際にはできるだけこまめに実行する
(Google AnalyticsやAdSenseへの対策。他のサイトに情報を引き連れていかないように)

また、盲点として以下のことに注意する必要があります。

・そのページを表示したまま実行しても意味がない(完全に閉じないと消去の対象にはならない)

※後に書いてある【Firefoxで「最近の履歴を消去」してもcookieが消えない件について】の項も参考にしてください。

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