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ジャパニーズポップスの現在地!!『実験的ポップミュージック』まとめ

紹介アーティスト→口ロロ、コーネリアス、七尾旅人、EGO-WRAPPIN、トクマルシューゴ、N'夙川ボーイズ、サカナクション、H ZETT M、相対性理論、ももいろクローバーZ、初音ミク

更新日: 2012年03月11日

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amemaaさん

例えば、10年、20年後。日本のポップスの転換点として語られるべき、「今」を表現する実験的なポップスを集めてみました。

一つのジャンルではくくれない雑多性を持ち、時代と共に変化し続けるポップスの、我が国の現在地は、ここです。

・2012/3/9  <トクマルシューゴ><初音ミク> 追加。
・2012/3/11 <H ZETT M><N'夙川ボーイズ>追加。

1998年結成。2007年メジャーデビュー。メンバーチェンジを経て、2009年いとうせいこうが正式メンバーとして加入し、現体制に。

ロック、ヒップホップ、エレクトロ、アイドルポップスと雑多なジャンルの音楽を取り込みながら、そのどれもが行き着く先はポップ。

日本語の持つ響きの可能性を、サンプリングミュージックの行き着く先を示し続けるオリジネイター。

人の死、死後の世界からの再生。

重厚なテーマをポップスとして昇華した、大傑作。
ポップミュージックの可能性を広げるトップランナーの堂々の横綱相撲とも。

最新アルバム『CD』収録曲。

声優・金田朋子を客演に迎え、言葉が持つ力を極限まで引き出した、最新型のジャパニーズポップス。

曲は時報から始まり、都会の街で暮らす我々の営みを、人々の織り成す機微を、育まれる愛を高らかに歌う。ファンの間でも評価の高い名曲である。

現代の東京が描く音像をポップミュージックに落とし込む、そのクリエイターとしての視点の素晴らしさは勿論で、それでも歌メロは徹底的にキャッチー。長尺も気にならない、一本の映画を観たかのような至福の音楽体験。

小沢健二と共に結成していたフリッパーズギター解散後、1993年、ソロ活動を開始。

一人ユニットとして活動し続ける中、意欲的な実験作を次々と発表し、全世界に活躍の場を広げる。現在、日本人ミュージシャンで最も海外での評価が高い一人と言っても過言ではない。

プロデューサー業も兼務し、全ての作品において、他の追随を許さない圧倒的な世界観を構築。

フリッパーズギター時代から常に時代の先を行く小山田圭吾の、10年以上前にリリースされた代表曲にして、むしろ最近になって時代が追いついたと言えるような、実験作。

単純な音と言葉の積み重ねを、ドラマチックかつポップに響かせるその天才的センスの虜になった者、全世界に多数。

コーネリアスがプロデュースしたSalyuの別プロジェクト。

圧倒的な歌唱力と表現力を持つSalyuの『声』にスポットを当て、人の声を楽器の一つとして鳴らす壮大な実験作。

宅録アーティストとして打ち込み中心の曲作りを重ねた初期から、物語性を多く孕んだ作品群を製作し、アコギ一本のスタイルを中心とする現在へ。

多くの変遷を重ねながら、常に付いて回る『天才』の異名。

911や震災など、社会情勢を自身の創作とリンクさせ、社会的メッセージの強い楽曲を生み出すが、その中心には常に魔法のような美しいメロディーが。

デビュー以来、常に「天才」の肩書きを引っ提げ、実験作を作り続けた七尾旅人が辿りついた、一つの到達地点。

やけのはらを客演に迎え、2009年の発売以来、現在に至るまで、各地のクラブで、イベントで、フェスで鳴らされ続ける特大アンセムとなる。

邦楽史上、オザケンの「ブギーバック」と唯一肩を並べうる、<POPS×HIP-HOP>の完璧な形での融合。

震災から1ヶ月余りを経た頃に、突発的に作られた魂の一曲。

ポップミュージックが時代を映す鏡であるのなら、今の時代の、この国にしか生まれ得なかったこの曲は最高の輝きを放つはず。

アコギを中心としながら、世の中のありとあらゆるものを楽器として利用した多重録音にて、温かみのある良曲を製作。

既成の概念を壊し続ける音楽を作っていても、その根幹にはヒトの原体験を思わせるような懐かしさが。

万国共通のポップセンスで全世界を魅了中。

中毒性のある独特のリズム感に、祝祭的な曲調。トクマルシューゴが作る夢のような音の世界は、一度ハマると抜け出せない。

当然、代名詞の非楽器の使用も存分に。

ジャズインストバンドPE'Zのメンバーにして、元・東京事変キーボーディスト。

天才と言う呼び名しか思いつかぬ、超絶技巧ピアニストであり、その楽曲からは数多もの音楽性を覗かせる。

ジャズ、ロック、クラシック…その他あらゆるジャンルの垣根を作品ごとに跨ぎながら、その全てを飲み込み、行き着く先は最新型のポップソング。

こんなにも耳に馴染むポップソングなれど、このひねくれたアレンジ。類まれなるポップセンスの持ち主の本領発揮。

いちピアニストとしての腕前が超一流なのに、こんな曲を作られたら、ファンにならないわけにはいかない。

現代のリアルロックンローラーが挑んだ本気のポップス。

破壊的なパフォーマンスを誇るキングブラザーズのメンバー2人が、女性Vo.リンダを迎え、結成された奇跡のスリーピース。

この国のガールズポップスの歴史は長くとも、この異形は決して何者にも似ず。

リンダのガーリーボイスと、マーヤのクソッタレダミ声が混じり合った瞬間に巻き起こる、圧倒的異物感。

キンブラでマイクを口に咥え、嗚咽を漏らしながらギターを悶え弾くマーヤの姿を知っていればこそ、この派生バンドの生み出すポップソングの真の価値も分かると言う物。

プロデューサー佐久間正英のいぶし銀の仕事振りも相変わらず。

出典listen.jp

ロックとエレクトロを巧みに融合させ、現在進行形のポップスを作り続ける若手バンド。

一般層にもその人気は波及し、キッズたちを魅了してやまない。

故・レイハラカミからの影響を公言すると共に、「次世代型スーパーカー」との声も。

飛びぬけて実験的。と言うよりは、これからどう進化するのか、次の一手が楽しみなバンド。

独特のビート感や巧みな言葉のチョイスもさることながら、曲全体のアレンジの妙に脱帽。「若い子に人気のバンドでしょ」と敬遠している音楽好きにこそ、一度聴いてほしい。

昭和歌謡、ジャズ…。

そんな、初期に付いたパブリックイメージに捕らわれたままでは、現在の彼らの姿を追うことは出来ない。

あらゆる音楽を取り入れて見事に消化する、その雑多性こそ彼らの魅力であり、あの頃に生まれた上辺だけのフォロワーが消え去っていく中で、今なお進化をやめず、常に化学反応を起こし続けるバンド。

09年のアルバム『EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX』からのリード曲。

無国籍ミュージックとしての彼らの音楽を、楽曲においてもPVにおいても表現し、凡百のバンドやミュージシャンでは到底辿り付けない未開の地へ。

自称「ポストYoutube時代のポップ・マエストロ」

メディアへの露出を抑え、メンバーも流動的でユニットに近い存在でもある。その匿名性と特異なポップセンスから、カルト的な人気を誇る。

ロックをベースとしながらも、Vo.やくしまるえつこ のロリータボイスと、人を喰ったようなひねくれた歌詞のセンスで、中毒性の高いポップスを発表。

Perfume と共に、この国のポップスの一つの方向性を形成した存在とも言えるのでは。

今や一般層からの支持も獲得し始めた突然変異型のガールズアイドルグループ。

ヒャダインこと前山田健一をプロデュース陣に迎え、クセのある楽曲と、型破りのライブパフォーマンスを行う。

各楽曲に、様々な音楽ジャンルへのオマージュを散りばめ、今最も音楽好きをうならせるアイドル。

ゼロ年代の日本に生まれた新しいポップミュージックの形。

初音ミクと言う媒介を通して、全世界・全人類がクリエイターとしての才能を開花させる可能性を秘めた、革命的事象。

「オタク向け」なんて陳腐な認識では、この現象の本質は捉えきれず。

無限の可能性を秘めたボーカロイドの世界は、必ずや数年後にはポップミュージックの転換点として語られるはず。

初音ミクの代表曲であり、イコール、ボーカロイドって何?の疑問に対するシンプルな回答。

これだけのレベルの楽曲を作る名プロデューサーが、アマチュアの中から生まれると言う現象が、日本のクリエイターの土壌の深さを表す証左。

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