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【阪神大賞典】オルフェーヴルの「暴走」の理由【阪神大笑点】

阪神大賞典の2周目3コーナー。抑えきれずに先頭に立ったオルフェーヴルは、カーブを曲がり切れずに直進。池添騎手が慌てて急ブレーキをかけると、あっという間に後方へ。そこから猛追し、最後は1/2馬身差の2着という、お騒がせのレースぶり。

更新日: 2019年04月29日

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この記事は私がまとめました

【レース結果と映像】

写真:スポルティーバ

画像:ゆめ参加NAブログ with Paul McCartney & NA Dreamers

【オルフェーヴルのラップタイム】

13.4-12.5-13.3-13.8-12.9-12.1-12.3-13.4-13.2-12.2-13.9-12.2-12.0-11.9-12.8[6.1-6.7]。
オルフェーヴルは道中ギクシャクしたかなり酷いラップを刻んでいる。暴走状態というか御しきれていないのが良く分かる。

【池添騎手のコメント】

「スタートが良すぎて内に入れず、壁をつくれなかった。1頭になって、ハミを強くかんで真っすぐ走ってしまった。それでも差し切るんじゃないかと思った」

「3コーナーをまっすぐ行ってしまった。外ラチぎりぎりまで行って、その後に他の馬を見つけた瞬間、また追いかけて…。その時の加速はもう、バケモノでした」

「耳が外に向いて外に行ったろ、って顔をしてた。1頭でポツンとなると曲がろうとしなくて」

「落馬しないようにしたが、馬を内側に見つけて追いかけた。その時の走りはすごかった。あんなことになってまた戻ってレース…。バケモノです」

【管理する池江寿調教師のコメント】

「1頭になってやめようとしていた。目も耳も外ラチを向いていたから。バケモノはバケモノだけど、勝たないと…。凱旋門賞をとれる力はある。これも試練。ちゃんと菊花賞のような走りができるように矯正しないと」

「大外で壁ができなかったのが応えた。外に壁を作って3番手くらいが理想だった。ハナに立った時にイヤな予感がした。それでもまさか逸走するとは・・・まだ新馬と一緒ですね」

「もう指示はしない。上がってきた後も息がそんなに乱れていないんだ。すごい馬だよ。普通にオルフェの走りができれば、凱旋門賞でもね」

出典サラブレ2月号

凱旋門賞を見据え、好位付けを指示した。

【競馬関係者の見方】

オルフェーヴルは「逸走」したのだろうか? VTRをみて、パトロール映像をみて気がついた。オルフェーヴルは逸走などしていない。鞍上の指示に従い、走りたくて、走りたくてどうしようもなかったが、鞍上の指示を受け入れ、レースをやめようとしたのである。

柏木集保:日刊競馬編集長

レース後、陣営(調教師、騎手)から、「馬がレースを止めようとした」「改めて力があることがわかったので、調教とレースで教え込んでいきたい」というトーンのコメントが出たという。悲しいほどの慢心である。教えを請うべきは、三冠を制し、有馬記念まで楽勝したオルフェーヴルから、まだ若い調教師と、あまりにも稚拙だった騎手と、わたしたち人間の方である。

柏木集保:日刊競馬編集長

乗り役が我慢していないことがまず原因だろう。道中で無闇に手綱を動かしすぎだ。道中2番手に上がったところでもコブシをチョコチョコ動かしてしまっている。敏感な馬に対し、あんなに手綱を握り直すなどしては掛かってしまうのも当然。あそこはひたすら我慢しなければならない。

坂井千明元騎手

馬を右に向けようとしているんだけど、掛かってしまっている馬というのは、右に行かせようとすれば、左に行ってしまうものだから、さらに悪化してしまった。あそこはまず手綱をまっすぐ引っ張ってから、手前を変えさせたりするべきだったと思う。

坂井千明元騎手

八百長なんかでは決してないですよ。今日はオルフェの気の強さがレースでは逆に脆さとなってしまったレース。一つ一つ積み上げてきた池添騎手をもってしてもこの様な形になるのだから、ほんとに紙一重なのだと思います。この血統は特に激しさがあるゆえ、難しいのだと思います。

細江純子‏ @junkohosoe

オルフェの逸走は、内ラチから離れて走っていたので、馬が外回りコースを走るものだと勘違いした様に見える。

大西 貴久 (持ち乗り調教助手)@takaoni7130

オルフェのハミの装着が少しゆるい様に見える。1週目4コーナーで外からかわされて強く引っ張った時や1コーナー入りなど、TVで見てても頬革の弛みがすごく気になる。引っ張れば弛むものだが、それにしてもちょっとゆるいかな。逸走時にはハミ身の半分以上が口の右外に出てる。

大西 貴久 (持ち乗り調教助手@takaoni7130

レースで折り合うには馬引っ張ればいい、が常態化している騎手連中には良い薬になったのではないか。 手前変えたり目線変えさせたり呼吸を合わせたり、やること色いろある。手綱引っ張るはレースカーでいうキルスイッチと認識する馬もいるって話で。

BOOKFULL@bookfulljp

まあ池添がなんぼカッコ付けてテレビに出てもオルフェにとっちゃ「そこらの若造」と認識してナメきってる。だからこうなる。

BOOKFULL@bookfulljp

悪いのは、馬よりも人間ですわ。まず、いくらトライアルといっても、仕上げが甘い。馬体は緩く見えたし、(オルフェーヴルは)パドックからずっとうるさくて、イライラしっぱなしでした。最初から『危ないなぁ』という感じやったんです。

関西の競馬専門紙トラックマン

ジョッキーにも油断があったのでは……。もともと行きたがる馬を、道中、あそこまで行かせると、やはり折り合いがつかなくなる。『どう乗っても勝てる』と思っていたのかもしれませんが、結果的に、一番やってはいけないことをやってしまった。あのアクシデントは、いわば人為的ミスですよ。

関西の競馬専門紙トラックマン

オルフェーヴルは先頭に立った時に、レースが終わってクールダウンしようと思ったのではと一寸考えた。能力は素晴らしい。しかし、ロンシャンでは他馬がすべて控えてスタートから先頭に立たされる心配をした方が良いかもしれない。

吉田直哉(ケンタッキー州WF社主)@NaoyaYoshidaUSA

本日オンエア後のバックヤードで出た意見に「放牧から戻って3週間。3000mを走らせるにはちょっと時間が足りないのでは」というのがあった。身体の鍛錬期間という意味ではなく、気持ちを落ち着けるための時間としては短いということだ。

成澤大輔@Abingdoni_Nari

オルフェーヴルほどの馬を、放牧から戻して3週間で使うという外廐頼りの調教方針をとらざるを得ない点を、指摘する人はほとんどいない。過去の3冠馬はたいてい自厩舎でトレーニングや矯正を施されてきた。

夏目 耕四郎/馬学探究&猫評論&苔愛好家 ‏ @546_natsume :文筆業(競馬・馬学)

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