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【自転車安全利用五則】で再確認する、自転車の交通ルールとマナー

自転車の交通違反は、罰金+前科という厳しい処置が施されます。また、人身事故の加害者になってしまうと、思わぬ高額賠償になってしまうケースも。「自転車安全利用五則」で、自転車の交通ルールを再確認し、知らなかった人は学び、まだ知らない人に教えてください。

更新日: 2012年04月18日

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dpgdさん

▽ 全国の交通事故は全体的に減少し、自転車事故の件数も減少傾向に

▽ しかし、自転車事故が交通事故全体に占める比率は、年々増加

自転車事故は件数こそ減少しているが、交通事故全体のと比べると減少率が低く、相対的に交通事故全体に占める比率は増加しつつある

▽ 交通事故の自転車関与率は約20%を例年推移、平成23年の都内の関与率は37.3%にも!

自転車が第1当事者又は第2当事者となった交通事故件数(自転車関連事故)は144,017件で、平成17年から減少傾向にあるものの10年前の0.82倍となっています。また、交通事故全体に占める割合は漸増傾向にあり、約2割(構成率20.8%)を占め10年前の1.13倍と高い水準になっています。

▽ 自転車の交通違反には、「前科」が付く!

摘発された自転車運転者の中には,いわゆる「赤切符」が発行された人もいるようですが,これは少なくとも罰金刑に処せられるをことを意味するものです。したがって,罰金「前科」となってしまいます。

自転車には免許がないので、交通違反に反則金制度はなく、いきなりの罰金と前科が付いてしまいます。自転車の過失運転がもとで、車の免許停止処分を受けるケースもでました。

道路交通法は103条で、運転免許を停止できる条件として「免許を受けた者が著しく交通の危険を生じさせる恐れがあるとき」と定めている

例えば、傘を差しながら、物を担ぎながら(歩行者妨害運転、ながら運転、5万円以下の罰金)、歩道を走行中(2万円以下の罰金)、歩行者に衝突(10万円以下の罰金)、さらに重度の人身加害事故を起こしてしまったら......。

▽ 自転車事故の高額賠償判例が増えている

●自転車通学中の高校生が誤って歩行者に衝突し、脊髄損傷の重傷を負わせた。賠償金:6008万円

●女子高校生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行中、看護師の女性と衝突。女性には重大な障害が残った。賠償金:5000万円

●街灯のない線路際の道で、自転車で帰宅途中の高校生が電車に気を取られて歩行者に衝突。歩行者は死亡。賠償金:3912万円

たかが自転車の事故とバカにできないのは、過去の判例を見るとビックリするほどの高額賠償がチラホラ見受けられるからです。もしも自転車側に無灯火、信号無視、前方不注意など重度の過失があった場合、5,000万円を超える損害賠償も確定しています。

裁判で「自転車の交通ルールなんて知らなかった」「みんなやってるから」はもう通りません。

▽ 「自転車安全利用五則」とは?

自転車に乗るときに守るべきルールのうち、特に重要な五即として、平成19年7月10日 警察庁交通局交通対策本部より掲示された『義務』です。
下記のまとめは、平成20年6月1日より道路交通法及び同施行令の一部が改正され、施行された最新のものに対応しています。

以下、順を追って説明します。

1.自転車は、車道が原則、歩道は例外

2万円以下の罰金又は科料

歩道の走行は原則NGですが、道路標識等により自転車の通行すべき部分が指定されている時は、歩道内を徐行しながら通行できます。歩行者がいないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で通行することができます。
指定されていない場合は、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行しながら通行しなければなりません。

写真は、『普通自転車の歩道通行可』の標識の一例。

平成20年6月1日より~新たに次のような場合にも歩道を自転車で通行することができるようになります。


○ 児童(6歳以上13歳未満)や幼児(6歳未満)が運転する場合 
○ 70歳以上の者が運転する場合
○ 安全に車道を通行することに支障を生じる程度の身体の障害を持つ者が運転する場合
○ 車道等の状況に照らして自転車の通行の安全を確保するため、歩道を通行することがやむを得ないと認められる場合。


ただし、警察官等が歩行者の安全を確保するために必要があると認めて歩道を通行してはならない旨を指示したときは歩道を通行することはできません。

(道路交通法第63条の4第1項第2号に並びに道路交通法施行令第26号)

2.車道は左側を通行 キープレフト

3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の罰金

右側通行は逆走です。
「自転車通行可」の標識がある歩道を除いて、原則、車道の左側に寄って通行しますが、前の自転車を追い抜く時は、左側から抜くと違反になります。

3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行

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