1. まとめトップ

【ごみ排出量世界一】3分の2の都市はゴミが包囲 深刻化する中国のゴミ問題

中国全土668都市のうち、約3分の2は周囲をゴミに包囲されており、4分の1はゴミ埋め立て地を持たない。全国の都市部から排出されたゴミの堆積面積は5億平方メートルで、堆積されたゴミは70億トン、経済損失は毎年300億元を超えているという。

更新日: 2018年07月30日

2 お気に入り 51448 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

toctoctocさん

2013年3月27日、中国でごみの量が急増している。ある推計によると、30年には米国のごみ産出量の約3倍にもなるという。

ブタや鳥の死骸も大量に投棄されており、悪臭が発生しているだけでなく、付近の住民は「夏になると大量のハエが発生し、ごみの山が真っ黒になる」

毎年数百万トンの生活ごみが中国農村部の河川や運河、湖などに投げ捨てられている。

中国の農村部で毎年1億9000万トンの生活ごみが生まれ、そのうちの大部分が未回収、あるいは不法投棄されており、河川や湖、運河などがその主なごみ捨て場である

「河川へのごみ投棄は広く行われており、ひどいところでは河川がごみで覆い尽くされている」

ごみの量は増える一方であり、処分場の建設も住民の反対に遭うなど難しくなっている。

中国が1年間に排出するごみの総量は3億トンを超え、世界で最もごみが多い国となっている。

農村部ではごみの回収システムがいまだ整っておらず、今後事態はさらに深刻化すると予測している。

今ではビニールシートに覆われた巨大なごみ埋め立て場が占拠。周辺住民は悪臭に悲鳴を上げている。

電子ゴミの街

中国広東省汕頭市貴嶼鎮の多くの住民は、山積みの廃棄されたコンピュータ部品から、金や銅のような価値のある金属を採集する仕事に従事している。

繁華な香港とそう離れていない貴嶼鎮は、廃棄された電子部品の解体および深刻な環境汚染問題によって、世界最大「電子廃品ゴミの街」と称されている。

解体に従事する労働者たちは電子部品ゴミを解体する際、換気設備のない場所で、まったくマスクを着用せずに、薄い手袋をつけて解体作業を行っていることである。勿論、政府関係者による安全対策も行われていない。

電子廃品から金属およびプラスチックが取り出された残骸は、ゴミ捨て場または河川に投げ捨てられるか、直接焼却される。そのため、地元の空気や水質が極めて悪く、刺激的な臭いが町中に充満しており、地下水と地表水はほとんど飲用できなくなっている。

分別されない「分別ゴミ」

「ここにゴミを捨てるな。捨てた奴は一家皆殺しにするぞ」の文字

3年前から、生活ゴミをリサイクル用とそうでないものの2種類に分けて出す分別回収が始まったが、その効果は一向に上がっていないという。

、市民が分別の必要性や方法を全く認識していないため何でも捨て放題で、結局「同じゴミ箱を二つ並べて置いただけ」になっているという。

ゴミを回収する方法もすべて「大統一」方式、つまり中に仕切りがないゴミ回収車が同時に回収していくので、たとえ外で分別しても回収車内で混ざってしまうため無意味

中国の農村部は近年、都市部の「ごみ捨て場」と化している。生活ごみから医療廃棄物まで様々なごみが流れ込み、深刻な環境汚染を引き起こしている。写真は10年11月、北京の道路を走るごみを山のように積んだトラック。

生活ごみから医療廃棄物まで様々なごみが流れ込み、深刻な環境汚染を引き起こしている。

都市部から持ち込まれた大量のごみが田んぼのあぜや道端、用水路、川などいたるところに捨てられている

1 2 3