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怪奇!勝手に動くバルバドス島の棺

安置されていたはずの棺が勝手に動いているーーーそんな不気味な現象カリブ海にあるバルバドス島で頻発しているそうです。未だに解明されてされていないためすごく不気味です

更新日: 2012年04月20日

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バルバドスの動く棺とは

19世紀の初め、カリブ海に浮かぶバルバドス島にて、後に西インド諸島全域で伝説化する怪奇現象が起こった。この現象は、ほぼ200年が経過した現在でも解明されていない謎のひとつである。

概要

三人目、ドーカス・チェイス

1812年7月6日、10歳の少女ドーカス・チェイスの遺体が棺に入れられて、舞台となるキリスト教教会墓地にあるチェイス家の地下墓所に運ばれてきた。

ドーカスの父トマス・チェイスは奴隷所有者で、無慈悲な男として知られていた。娘のドーカスは父の黒人奴隷に対する非情な仕打ちに抗議し、絶食して死んだとの噂だった。

封印のためのセメントを削り落とし、重い大理石の戸を開けると、葬儀の参列者は中の様子がおかしいことに気がついた。この時チェイス家の地下墓所にはトマシーナ・ゴダード婦人の棺と、ドーカスの妹メアリ・アンナ・マリア・チェイスの棺が安置されていたのだが、2つの棺は明らかに元の場所から移動している。

人々は口をつぐんだまま棺を元の位置に戻し、さっさと墓所の石戸を閉じて封印してしまった。このおぞましい行為が何者によるものなのか、考えるまでもない。黒人労働者たちの仕業だ。土地の白人たちは誰しもがそう思った。

四人目、トマス・チェイス

そしてそれからわずか1ヶ月後の8月、次にはいることになったのはトマス・チェイス本人でした。

トマス・チェイスの棺を地下安置所におろそうと、重い大理石造りの石蓋を開けると、最初に安置された子供たちの棺がひっくり返っていました。

この墓荒らしの仕業は黒人奴隷たちに違いないと噂されました。そう、トマス・チェイスの富は奴隷たちを酷使して得たものだったからです。

五人目、サミュエル・ブルースター・エイムズ

それから四年が過ぎた。1816年9月25日、小さな棺桶をその地下納骨所にまた入れることになった。死骸は生まれてまだ十一ヶ月のサミュエル・ブルースター・エイムズ。今回も納骨所はひどく乱れていた。四つの棺桶すべてが、床にひっくりかえっている。トマス・チェイスの棺桶は重い鉛の内張りで、持ち上げるだけで八人の男手を必要とするものだ。これもひっくりかえっている。今度も棺桶を元の場所にきれいに並べ直して、納骨所を封印した。

六人目、サミュエル・ブルースター

同年11月17日、エイムズの父サミュエル・ブリュースターの遺体が他の墓所から移されてきた。この男は4月に起きた黒人奴隷の反乱で命を落とし、セント・フィリップ墓地に仮埋葬されていたのだ。この頃にはチェイス家の地下墓所ミステリーは巷にすっかり知れ渡り、見物人が押し掛けてきていた。墓所の戸を開けると、中は期待通りの混乱ぶりだった。棺は全て移動し、特にゴダード婦人の木製の棺はくずれかけている。棺が相当激しく動いたことを示していた。針金でしばって応急処置をした。墓所内部を調べてみるが、特になんの異常も見られない。戸の封印も異常はなかった。
黒人労働者の仕業だとしても、彼らがどうやって侵入したのかが問題だった。

7人目、トマシーナ・クラーク

1819年7月17日、生前は無名だったトマシーナ・クラーク婦人の遺体がチェイス家の地下墓所に入ることに決まると、彼女の名は島中に知れ渡った。大勢のやじ馬が押し寄せる中、バルバドス総督カンバーミア子爵までが見物に加わった。
封印に使ったセメントを削り落とし、戸を開けようとしたところ、何かがこすれる音がした。トマス・チェイスの鉛の棺が入り口まで移動して戸に当たっていたのである。他の棺もバラバラに移動していたが、ゴダード婦人の木製の棺だけは元の位置から動いていない。これで出水や地震の可能性はますます低くなった。カンバーミア子爵が真っ先に墓所に入り、細部をくまなく調べたものの、やはり何の手がかりもつかめずに終わった。棺を元通りに並べ終えた後、子爵は床に砂をまくよう命じ、戸には個人用封印を施した。

その後

八ヶ月後の1820年4月18日、カンバーミア卿の総督官邸でパーティが催された。話題は例によってあの地下納骨所のことになった。ここで総督は提案した。前回の対策処置に効果があったかどうか、全員で行ってみよう。行ったのは総督と牧師と二人の石工を含む九人だった。セメントと封印には異常がない。まずこれを確認した。次に石工がドアを開いた。ふたたびそこは混乱状態だった。子供の棺桶は、下の主室に通ずる石段の上に移動している。トマス・チェイスの重い棺桶は、天地がさかさまだ。異状がないのは、針金で巻いたゴダード夫人の棺桶だけだった。床にまいた砂には、なんのマークもない。今度も石工がハンマーで壁を叩いて調べた。秘密の入口の類はやはりない。分かったのは、この謎が解けないということだけだった。カンバーミア卿は棺桶を別の場所に埋葬し直すよう命令した。その後、この地下納骨所は空っぽになる。--

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ミステリー系・不思議系に特化したまとめを作って行きたいなと思っています^^