1. まとめトップ

京都"裏"観光案内「血天井 伏見城縁起」〜さすがにここは静かですな〜

紅葉の秋、10月が京都を観光するには良い季節です。ありきたりの観光地ではものたりないアナタ!「血天井」って知っていますか?ここでは、京都の伏見城由来の血天井をまとめています。拝観メモは私の感想です。現在では状況が変わっているかもしれせん。ご注意ください。未訪問の所にはメモをつけていません。

更新日: 2018年05月30日

38 お気に入り 191515 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

AXさん

慶長5年(1600)、関ヶ原の戦いの直前、徳川家康は会津の上杉景勝討伐に向かうため、留守居として鳥居元忠(1539~1600)以下1800名に伏見城を守らせていた。

すると家康が京を離れた隙を狙っていた石田三成の軍勢9万が伏見城を攻撃!鳥居元忠とその部下は三成軍を少しでも長く京に留まらせ、会津まで援軍に行かせないようにと奮戦したが8月1日遂に力尽き、落城の際に鳥居元忠ら380名以上が自刃(元忠は討ち死にとの説も有)。

鳥居元忠達の遺骸は関ヶ原の戦いが終わるまで約2ヶ月もの間、伏見城に放置され、その血痕や顔や鎧のあとが縁側の板に染み付き、いくら拭いても洗っても落ちなくなった。

そこで、縁側からその板を外し、供養のため寺に移した。その際に床を、足で踏む床板にしては供養にならないからと、天井にして手厚く供養しているものがいわゆる「血天井」として京都各地に今も残っているのである。

修学旅行にオススメのルート

血天井は京都市内とはいえ分散しているので、すべての血天井を一日で見るのは難しいでしょう。
北廻りと南周りの2ルートをオススメします。

北廻り: 金閣寺など北山方面も観光
養源院-----(タクシーorバス)----->源光庵------(タクシー)------->正伝寺

南周り:平等院・宇治も観光
養源院----(JR)----->栄春寺------(JR)------->興聖寺

養源院

住所: 京都府京都市東山区三十三間堂廻り町656
電話番号: 075-561-3887
拝観時間/営業時間: 9:00-17:00不定休
拝観料・料金: 500円
養源院への行き方: バスでアクセス: 市バス 206,208 207,特207 で「博物館・三庶O間堂前」または「東山七条」下車徒歩すぐ。三庶O間堂東隣。
電車でアクセス: 京阪電車七条より徒歩5分

《拝観メモ》

血天井以外にも、「俵屋宗達の杉戸絵」「小堀遠州の庭園」「左甚五郎の鴬張廊下」と見所が多いお寺さんです。

肝心の血天井はというと、痕跡はっきりの生々しい血天井なのですが、拝観人数がまとまったところで、案内係のおばちゃんに誘導されての集団拝観となるためゆっくり見られないのと、障子をしめきったやや薄暗いなかでの拝観が難点です。

案内係のおばちゃん。外人さんが受付にやってきたときに、「ジャパニーズ オンリー※1」と言って追い返したり、よそ見をしている拝観者に注意したり、テキパキと拝観者を追い立てるように案内してくれたりします。ある意味、このおばちゃんがこのお寺の名物かもしれません。

※1 「外人さんお断り」というより、「日本語しかできないよ(だから案内できないよ)」の意味だと思われ。

源光庵

住所: 京都府京都市北区鷹峰北鷹峰町47
電話番号: 075-492-1858
拝観時間/営業時間: 午前9時から午後5時まで。
拝観料・料金: 400円
源光庵への行き方: バスでアクセス: 市バス6,北1番系統「鷹峯源光庵前」下車徒歩1分
電車でアクセス: なし

《拝観メモ》
「悟りの窓、迷いの窓」や紅葉でも有名なお寺です。

お寺の近くにバス停がありますが本数が少ないので、おもいきってタクシーを利用するのが良いと思います。

檀家の法事が行われていている時間帯は拝観中止となります。日曜日や祝日に行かれる方は注意したほうが良いでしょう。(自分は見事に法事に重なって二時間待ちでした。)

正伝寺

住所: 京都府京都市北区西賀茂鎮守庵町
電話番号: 075-491-3259
拝観時間/営業時間: 午前9時から午後5時まで
拝観料・料金: 300円
正伝寺への行き方: バスでアクセス: 市バス1,北2系統「神光院前」下車北東へ徒歩15分
電車でアクセス: なし

《拝観メモ》

木立に囲まれた長い坂を10分ぐらい歩いた先にある、山の中のお寺です。

交通の便が良くないので、タクシー利用が良いと思います。
レンタル自転車で移動している人もみかけました。

庭に面した廊下の天井が血天井になっています。

小堀遠州作と伝えられる枯山水の庭もみごとです。
庭の植え込みのサツキの花が咲く季節に訪れるのがよさそうです。

ときにはシカやイノシシ、キツネが姿を現すほど、人里離れた感覚が味わえる西賀茂の古刹です。

「ホーホケキョ」といううぐいすの鳴き声は、夏になっても聞こえてくるとか。

1 2 3 4