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知って得する株主優待生活

株主優待生活とは、株主優待を上手に使って楽しい生活を送ろうというものです。

更新日: 2012年06月14日

july701さん

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読めば得する株主優待情報

優待株で損失も生活費も抑える女性投資家

もうすぐ株主優待品の多くが届くシーズン。胸を躍らせている個人投資家も少なくないだろう。ただ優待株を保有しているだけでは、株価変動のリスクにさらされてしまう。優待品を収集しつつ、株価をにらみながらできるだけ多くのキャピタルゲイン(値上がり益)を確保しようとする投資家が愛知県にいると聞き、尾張一宮駅(一宮市)へ向かった。
優待株を好み下落リスクにも対応する投資家がいると聞き、尾張一宮駅に向かった
 40歳代の主婦、浅倉南さん(仮名)は待ち合わせ場所である駅の改札前に笑顔で現れた。「見てください。これ全部、株主優待を使って買ったんですよ」。婦人服製造・小売り大手のハニーズやポイントの自社商品引換券、イオン系会社の割引券……。これらで買った洋服類を着こなしていた。
 自宅に着くと、浅倉さんが「優待&総会土産倉庫」と呼ぶ部屋に通してくれた。株式投資で得た優待品、株主総会土産で得た品物が棚という棚にズラリと並んでいる。日々の食品・日用品だけでなく、ぬいぐるみや玩具、レアものDVDソフトまである。
浅倉さんが集めた優待・総会土産の棚の一部を開けてもらった
 「優待は私たちの生活そのものです」と語る浅倉さんは、約300銘柄の日本株を保有し、時価評価額は約3000万円。会社員の夫と高校生の息子の3人暮らし。優待品は飲食関係のものが多いので、平日の食事は優待品のレトルト食品やスーパーの割引券で購入した総菜を利用し、休日は優待の外食でもりもり食べるというケースが多いという。
 東京や大阪で開催される株主総会へは私鉄株を活用。浅倉さんは名古屋鉄道(名鉄)、近畿日本鉄道(近鉄)株を保有。優待として受け取れる乗車券を使って、交通費を安くあげている。大阪に行くなら近鉄で、東京なら豊橋まで名鉄を使って夜行快速「ムーンライトながら」に乗り継ぐといった具合だ(「青春18きっぷ」が使える時期のみ)。株主総会などで東京へ行くのは年50回程度にもなるという。

浅倉さんが日本株投資を本格的に始めたのは2005年末。小泉政権の郵政改革への期待から日経平均価が1万6000円台まで上げた時期だ。ところが、日本株相場はその後、不安定さを増し、2008年のリーマンショックで日経平均は7000円台まで下落。足元も9000円前後で推移している(5月18日時点)。
 それでも浅倉さんは2011年だけで配当金80万円、優待品は金額換算できるものだけで100万円分を受け取っている。さらに株価下落による資産の目減りも2005年末に比べ数%程度で済んでいるという。その秘密は何なのか。
 「仕入れ単価(平均購入価格)の引き下げと損切りに注力しています」と浅倉さんはいう。例えばA株を株価1000円で購入後、900円まで下がった場合、下落に深刻な理由がないと判断すれば購入する。一方、業績の大幅な下方修正など深刻な理由があれば損失覚悟で容赦なく売る。
 そのための銘柄選別は怠らない。EPS(予想1株当たり純利益)、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率の動向を日々確認する。財務体質では特に有利子負債が少ない点を重視。業績は過去7年分をチェックし、黒字反転の可能性がないかなどを探る。
 例えば求人広告のキャリアデザインセンター株は7000円台で購入したところ、株価は急上昇。2012年に入り9万9000円で売却し、10倍超の値上がり益確保に成功した。もちろん、業績が伸び悩む東洋合成工業株など、含み損を抱える銘柄もある。
 2008年9月のリーマンショック後の急落時は機敏に対応した。優待株も下落基調を強め、このままでは評価損膨らむと判断。「これほどの急落時は勝負して損を取り返さなくては」と覚悟し、10月下旬に70万円の売却損を出して200万円をいったん現金化することにした。地元の証券会社からは「損が出ますよ。いいんですか?」と渋られたが、「いいから売って」と売却を指示した。そのうえで下落後に一時的な急反発があると予想したトヨタ自動車、ホンダ、コナミ、コマツといった大型株を購入、短期売買を繰り返した。この結果、1カ月で損失分を取り返したという。
 「株は不動産に似ている」という感覚を持つ浅倉さんは、地元で集合住宅などを経営。地価や賃料の変化を意識するように、株も株価変動のリスクを管理しておけば、配当や優待品を受け取れると考えている。「株は宝が次々に出てくる家のようなもの。どんどん持ち続けていきたい」。「優待オーナー」の夢は広がる一方だ。

優待株まとめ買い、楽して利回り稼ぐ若手投資家

株式相場はそもそも不安定なもの。ならば最初から値上がり益を期待せず、配当収入(インカムゲインや、株主優待狙いの投資をしよう――。こんな個人投資家が今、増えている。配当と優待の株式投資を徹底している若手投資家がいると聞き、東武東上線で埼玉県和光市に向かった。
優待株のまとめ買いをしている若手投資家に会いに、埼玉県和光市へ
 会社員、高峰譲吉さん(仮名、28)は2008年から日本株投資を始めた。当初は大型株や不動産投資信託(REIT)などに投資していたが、リーマンショックなどで相場が下げた影響もあり、値上がり益期待の運用は芳しくなかった。
 「株価を時々刻々と追っていくのは正直疲れるし、仕事にも影響する。もっと楽な投資法がないかと考えていました」
 そこで目をつけたのが、配当と株主優待換算額の利回りが高い銘柄だ。配当利回りと優待換算利回り(優待内容を金額換算した額÷優待を取得できる最低投資金額)の合計がおおむね6%以上で、かつ自己資本比率50%以上、連続黒字と財務体質や経営状態が良好な企業なら、投資する価値が十分にあると判断した。
 ヤマトインターナショナル、ニチリョク、タビオ…。高峰さんが投資する銘柄は約30。このほとんどが優待株だ。基本的に最低投資金額を投じ、高い利回りを稼ごうとしている。多くの銘柄に投資するのは「倒産による株価急落リスクを軽減する」(高峰さん)という狙いもある。
スマホで魅力的な優待株を探す高峰さん(仮名)
 公式に発表されている株主優待だけに注目していてはもったいない銘柄もある。「例えばニチリョクです。お中元やお歳暮が充実しているという情報をあるブログで読み、この銘柄はお得だなと感じました」。通常の優待以外にも商品を送ったり、株主総会時にお土産を配ったりする優待銘柄も少なくない。今後、突然なくなる可能性はあるものの、そんな思わぬメリットも優待株の魅力だという。
 優待株には実は株価の側面でも利点がある。相場が低迷する局面でも「優待株はそんなに下げませんでした。『あれ、日経平均が下がっているのに優待株は上がっている…』という日も多いです」と高峰さんは実感を語る。

実際、株式市場では優待株は下げ相場に強いという見方がある。欧州債務問題や東日本大震災による影響で日経平均株価が低迷した2011年。高峰さんが投資した優待株のうち配当利回りが高い銘柄の株価騰落率を見ると、日経平均の騰落率(マイナス17.3%)を上回った銘柄は10のうち7もあった。ある大手証券会社のストラテジストは「海外投資家は換金しづらい優待銘柄を敬遠する傾向にあり、優待銘柄は海外投資家の売り局面で影響を受けにくい」とし、「個人投資家は優待株投資も一案」とアドバイスしていた。

もっとも2012年に入り、優待銘柄の戦績はいまひとつ。株価騰落率が日経平均を上回ったのは、4月26日時点で10のうち3。株価の上昇局面では、そのペースに十分ついていけない様子もうかがえるので注意したい。
■「優待効果」で親孝行も
 高峰さんは株主優待ライフを満喫している。カタログギフトで欲しいものを手に入れ、「QUOカード」を使って日々の生活用品を購入。外食レストランの優待で食事することもしばしばある。
 優待株投資で思わぬ親孝行もできた。共立メンテナンスは自社運営のリゾートホテルで使える優待券を設定。年2回発行で、全国各地のホテルを利用できる。同社株を2100株保有する高峰さんはこれを使い箱根や伊東などの家族旅行を企画。両親を連れて行った。「子どもがお金を出そうとすると親は遠慮するが、『優待があるから旅行に行かないか』と言えば、親は納得してついてきてくれます」と高峰さんは優待株効果を語る。
 高峰さんは20代。年金不安も口にする。「年金財政は相当厳しそうで、私たちの世代は自分で年金の代わりを作らなければならない」。高配当・優待株は定期収入があるという意味でも安心感があるという。
 高峰さんは通信費、エネルギー料金の節約など毎月の固定費削減にも熱心だ。固定費を減らせば毎月のキャッシュフローが良い方向に働く。資産が増えれば、最低投資金額が高めの鉄道株などにも資金を投じていきたい考え。銘柄選びにさらに熱が入る日々だ。

(日経マネー 南毅)

100円で株主優待を受け取る方法

医療費が戻ってくるのを知らず払いすぎていたり、補助金が受けられる制度があるのに使っていなかったり、タダで使える公共施設を上手に活用していなかったりと、知らずに損していることは案外多い。そこで、6/12発売の週刊SPA!「知らないと損する情報20連発」では、各業界関係者が知っていた『知らないと損する情報』を特集。年間損失総額は119万円という試算が出たが、ここではその一つ、「株主優待」を紹介する。
株主優待情報に精通する個人投資家兼ブロガーのかすみちゃん(http://blog.livedoor.jp/setuyaku999/)に聞いた。
「日本マクドナルドHDや吉野家、ビックカメラあたりは、それぞれ割引券などがもらえて、内容も豪華。しかも、人気があるからオークションで高く売ることも可能です。優待好きの投資家なら、みんな保有していますよ」
 東建コーポレーションやサムティという会社の優待も人気が高いという。が、これはまだ序の口で、実はさらにお得なやり方があるという。「それが、単元未満株で優待をもらう方法」だ。
 通常、株式は銘柄ごとに「単元株」が定まっている。たとえばホンダなら100株、三菱マテリアルなら1000株といった具合だ。しかし、証券会社では、どの銘柄も単元未満の1株から投資できるサービス(「プチ株」「S株」など名称が異なる)を実施している。これだと、ものによってはわずか100円以下の投資で株主優待を受け取ることができるのだ!
「株主優待は単元株以上保有していないと基本的には受けられないのですが、なかには単元未満株でも優待をくれる太っ腹な企業も。三菱マテリアルは1株200円前後ですが、それだけで宝飾品の展示販売会の3%割引券とアクセサリーがもらえます。1株2500円前後で買えるホンダはカレンダーがもらえるほか、工場見学が抽選で当たれば、キーホルダーのお土産もある。非売品なので、オークションでも人気です。単元未満の優待株投資は少額で済むのに確実なリターンがあり、買わない手はないですよ」(かすみちゃん)

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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july701さん

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