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U-F-Oさん

美濃囲い 編

主に振り飛車戦法の時に用いられる囲い方で、玉の守りは金銀三枚の将棋の格言どおり、銀一枚と金二枚で守る守りの王道的な形です。

振り飛車戦法においては、左金を左辺に用いて振った飛車の先に金を活用していく攻め方が考えられます。その場合は左金を攻めに活用する分、守りも金が一枚少ない片美濃囲いになることが多いのです。金が一枚少ない片美濃では守りがその分薄くなるのは否めません。その点金銀三枚で守る本美濃は守りが堅く、攻めと守りのバランスがとれた守り方ということが言えると思います。

この高美濃囲いの良所は、敵の上部からの攻めに対抗することができる点です。この本美濃が横からの攻めに対して強いのに対して、高美濃は金が上部へ一段上がったために上部からの攻めに対して強いのが特徴です。
ただ、両刃の剣という言葉があるように、長所がそのまま欠点となる場合があります。それはこの高美濃囲いという囲い方にも言えることです。それは、駒が上部へ伸びているので、敵の上部からの攻めに対しては強いのに対して、敵の横からの攻めに対してはその分守りが薄くなるという点にあります。

この銀冠は高美濃囲いがさらに変形したものです。この銀冠囲いは銀が玉の冠の位置に位置しているためにこう呼ばれるようになりました。この左の形から桂馬がさらに3七に跳ねれば、この囲いは上部に発展していく形となります。

この銀冠は敵の上部からの進出にさらに強いばかりでなく、場合によっては敵の上部からの攻撃に対してボクシングのカウンターアタックのように、こちらから反撃していく形をとることができるという特徴を持っています。

穴熊 編

この振り飛車穴熊囲いの特徴としては、穴熊囲い全般に言えることですが、相手の攻め駒から遠く、なかなか王手がかからないという特徴があります。
しかしこの左図の振り飛車穴熊は玉の守りは金銀三枚の格言に反してかなごまが二枚で玉を守っています。そのため金銀三枚の振り飛車に対して玉の守りが若干薄いのです。

この振り飛車穴熊金銀三枚型囲いは振り飛車の囲いの中でももっとも堅固な囲いの一つです。相手側にとっては玉が遠い上に金銀三枚で玉の周りを囲んでいるのでこの玉とその囲いを落城させるのは容易ではありません。

矢倉 偏

左図は銀矢倉と呼ばれる将棋の囲い方です。この銀矢倉は本来の矢倉が金二枚銀一枚なのに対して、銀二枚金一枚で守る守り方です。

この銀矢倉は本来攻めに使われる銀が守りに使われているのが特徴です。そのため右辺において飛車の先に銀を使って飛車と銀の連携で相手陣を攻めることができません。そのため、この矢倉囲いは変則的な形をとることになります。

それはどういうことかというと、右辺において銀に代わり金で攻めていくなどの形を取ることがあるのです。つまり、飛車の頭に金を置いて、いわば棒金の形をとることがあるのです。

本来玉の守りは金銀三枚という格言があるとおり、玉を守るのは金二枚と銀一枚(銀二枚と金一枚の形もまれにありますが)ですが、この囲いは自陣の金銀を総動員した金銀四枚の守りです。

本来攻めに使われる右銀まで守りに参加しているため、相手陣の攻め、特に相手陣の上部からの攻めに対してはその密集した駒の威力を発揮して遺憾なく守りの力を発揮してくれます。

この矢倉囲いは、江戸時代の幕末にいた天野宗歩という棋士が得意としていた囲い方であったことから、天野矢倉とも呼ばれます。

この矢倉囲いの特徴はなんといっても駒の連携の良さです。金が二枚縦で連携していてつながりがよく、さらには銀が右下の金とも連携していて駒にお互いヒモがついているのがその特徴です。そのため、構えがしっかりしていて駒の繋がりがよいことから、こちら陣にできた相手の竜の横効きなどにもしっかり対応できます。

まずは左の図をご覧ください。この囲いが二枚金連結型と呼ばれる囲いです。 この囲いの特徴は本来6七にいるはずの金が6八と一段引いた位置にいることです。

このことからどのような状況が生じるかというと、金が一段引いているため6八の金が7七の銀と連携が取れている、そして金が6八に引いているため、本来の矢倉にありがちであった6九への相手の銀の打ち込みに対して強いと言ったことがあげられます。さらに、6八の金は7八の金とも連携が取れていて、囲いとしては強固であるということが言えると思います。

将棋の陣形でも最も良く見られる囲いがこの金矢倉です。
この金矢倉の弱点は金の斜め下から銀や角を打たれることです。そのためこの金矢倉を攻める側は6九の地点に銀や角を打っていくのが良い手であるといえるでしょう。

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