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村上春樹が世界で愛される5つの理由

村上春樹小説のよさがわからない、好きだけど自分でも理由がわからないという人のために、ネット上で分析されている村上春樹の人気の理由をまとめました。

更新日: 2012年05月07日

n_SHIKAKUさん

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村上春樹は一通り読んだけど、趣味に合わない。あの感性は苦手で共感できない。ジャズ屋のオヤジで良かったんじゃないだろうか。

村上春樹は太宰治の次に嫌いぐらいです。どっちも1冊しか読んだ事ないけど。

知らない人はいないと言ってもいいほど世界的人気の村上春樹ですが、何がいいのかわからない、好きだけど自分でも理由がわからないという人も多いのではないでしょうか。そんな人のために、ネット上で分析されている村上春樹の人気の理由をまとめました。

■登場人物に感情移入できる

末うつ状態に陥っていた頃、ふとこの小説(ノルウェイの森)を再読する機会が訪れました。すると、驚くほど登場人物たちに共感している自分がいたのです。

「ある限定された心情を持つ人々に共感と教訓を鮮やかに与える能力」が彼にはあると感じています。

思春期から30代モラトリアムの主人公は特殊な履歴や過去のない、代替可能な「僕」である。

登場人物の全てに共感する部分がありました。恐らく世の中の人のほとんどがそうなんじゃないかと思いました。また、そのように作られているのかなと思いました。

10-20代の頃は村上春樹作品に共感していたのだが、最近は青臭く感じる。これが老いというやつか。

村上春樹作品が漠然と好きだったけど、石原千秋先生の「内面は空っぽ」だという読みを聞いて思ったのは、僕は「僕」のそこに共感したのかなと。

「ノルウェイの森」村上春樹;20になる主人公が自殺した親友の恋人直子、大学の友人緑、直子の同居人レイコ。学生自体に何度も読んだが、登場人物がいろいろ問題を抱えており、そこらあたりが共感できたのだろうと思う。

■世界観に感情移入できる

描かれているのは戦後の経済成長後の先進国共通のライフスタイルであり、その中で男性(と女性)がモラトリアムをどう克服し、自分を知ってゆくか、というのが主なテーマとなっている。国境を越えるテーマをみごとにとらえている!

表面上のコミュニケーションは上手くなされているように見えるのに、深くつながらない、どこか親密に成りきらない、そういったコミュニケーションのない人間関係
(略)
現実の人間関係にそういった感じを抱えている人、そのような人達に特に訴求力があるのではないでしょうか

太 宰治と村上 春樹の小説が流行る理由を考える。「心中」、「自虐的な自己愛」、「孤独」…に対する共感??。共通して言えるのは、両者ともに世の中と戦ってないということ。ある意味、安全な道を選び、保守的になる若年層の傾向に結びつく。

■文体や文章の作り方がうまい

隠喩によって普通に読んで読み過ごした文も、後から読み返すと、別の意味を見出せる仕組みになっております。

文のリズムを作るために、短文を繋げて叙述したり、短文と長文を組み合わせたりと、普通の人には判らないような所で、かなり工夫しています。

隠喩能力を、異なった二つのイメージ間のジャンプ力と考えるなら、彼ほど遠くまでジャンプする日本の作家は存在しない

海辺のカフカ読み終わったー。うん、面白かったな。ストーリー云々より村上春樹の言葉のチョイスや表現の仕方にほぉ~って思った。登場人物を介しての(俺はそう読み取った)彼自身のメッセージみたいなのも共感できた。

句読点は少ないほうがリズムが生まれる。読みやすさを考慮して最低限度で使うのがよさそう。村上春樹はそうしているように感じる。

話に押し付けがましさがなく、自然と入り込める

言葉のひとつひとつを平易にした上で、全体を俯瞰した時、独特な世界観を、読者に押し付けることなく主張する

あるジャンルについて詳しくないと読めなかったり、ある種のイデオロギーが正しい・間違っている、という前提でないと理解できないようなものを極力避け、不特定多数の読者が読めるようにするための文章を書くために、技術を駆使している

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n_SHIKAKUさん

変な生き物とクレイジーなものと古い話が好きです。