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最多39回目の優勝で幕内最多勝!大横綱白鵬の悩みは、「ダメ押しぐせ」と「帰化せず親方」?

大相撲夏場所は紆余曲折だった横綱白鵬。ピークを過ぎての限界説から休養まで促されながら、踏ん張り優勝争いにまで加わった頑張りは改めて評価されるべき。ただ力の衰えは隠しきれず。

更新日: 2017年09月09日

egawomsieteさん

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■白鵬休場に“もう一つの理由”

まさかのトリプル休場で角界に大きな衝撃が走った。横綱白鵬(32=宮城野)が8日、大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)の休場を表明。古傷の左ヒザの不安が解消せず、日本相撲協会に休場を届け出た。今場所は稀勢の里(31=田子ノ浦)、鶴竜(32=井筒)に続く横綱の休場となったが、優勝39回の大横綱に何があったのか。昭和以降で初めてとなる異常事態の中で行われる秋場所はどうなるのか――。

 目を覆うような看板倒れの状況に、角界は落胆するしかなかった。日本相撲協会の八角理事長(54=元横綱北勝海)は「こういう異例の事態となり遺憾です。せっかく4横綱が揃う豪華な顔ぶれで満員御礼が確実なのに、相撲ファンの皆さまには非常に申し訳なく思います」とのコメントを発表して謝罪。審判部長の二所ノ関親方(60=元大関若嶋津)も「横綱土俵入りも1人。ちょっと寂しい気がする」と嘆いた。

今場所のポスターやチラシは4横綱の土俵入りの写真を使用し「4横綱時代」を前面に押し出していた。前売り券は即日完売。チケットを手に入れた多くのファンは4横綱の“揃い踏み”を期待していたはず。相撲協会にとっても誤算以外の何物でもない。中でも最大の誤算はこの日に決まった白鵬の休場。深刻なケガを抱えている稀勢の里と鶴竜の休場は、ある程度は予測がつく事態だったからだ。

 白鵬は7月場所で2場所連続39回目の優勝を果たし、完全復活を印象づけた。今場所も当然ながら、優勝候補の本命。その大横綱が欠けるとなれば各方面への影響は計り知れない。休場の直接の理由は古傷の不安が解消されなかったこと。師匠の宮城野親方(60=元幕内竹葉山)は左ヒザの炎症で全治3~4週間と説明し「(横綱は)無理をして変な相撲を取って(途中休場などで)迷惑をかけるなら万全で出たいという気持ちがあったのでは」と心情を代弁した。

ただ、横綱の周辺を探ると、休場の理由はそれだけではなさそうだ。白鵬に近い関係者は「大きな記録を達成した後だし、今場所は気持ちの部分を上げていく難しさもあったようだ」。7月場所では最大の目標にしていた最多勝記録(1050勝)を達成。特に場所の後半は千代の富士(1045勝)と魁皇(1047勝)の2つの大記録に並ぶ、あるいは超える大一番が次々と続いた。

 大横綱でさえ「(今までに)こんな場所はなかった」と振り返った次の場所で、同じテンションを維持するのは容易なことではない。白鵬は最後に稽古場に姿を見せた6日に「体と心が一致しないとダメ」とも話していた。今場所は体も心も万全ではなかったということか。

 いずれにせよ、3横綱休場でV争いの混戦ムードに拍車がかかったことは確か。いったい、どのような結末が待っているのか。

■白鵬も秋場所休場決定 初日から3横綱休場 昭和以降初の異常事態

横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が大相撲秋場所(10日初日、両国国技館)を休場することが8日、分かった。すでに、稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)、鶴竜(32=井筒部屋)の両横綱も休場することが決まっており、昭和以降初めて初日から3横綱が休場する異常事態となった。

 左膝に不安を抱えている白鵬は7日、8月28日の番付発表後、初めて朝稽古を休んだ。師匠・宮城野親方(元幕内・竹葉山)は報道陣の取材に対応し「(左膝が)思わしくないのは確か」としていた。

稀勢の里は3場所連続4度目の休場で初日から休むのは初めて。8月10日から夏巡業に合流したものの、関取との稽古は終盤の2日間で幕内・大栄翔と胸を合わせただけ。番付発表以降も二所ノ関一門連合稽古で2日間、十両を相手にしただけだった。調整不足は明らかで、7日は病院で検査を受けたという。田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は「(横綱らしい)相撲が取れる状況じゃない」と説明した。

 鶴竜は3場所連続8度目の休場で今年に入って4度目。名古屋場所で右足首を痛め右足甲の剥離骨折も判明した。7日の稽古後「踏み込みが100%でできない。休場するのは悔しい」と唇をかんだ。師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)は改めて九州場所で進退を懸けることを明言した。

■「本当に忘れられない場所」「今後白星を積み重ねたい」1048勝の大記録と39度目優勝に喜びの白鵬 一夜明け会見詳報

大相撲の横綱白鵬が名古屋場所千秋楽から一夜明けた24日午前、名古屋市内で記者会見し、13日目の21日に通算最多勝記録を更新する1048勝目を挙げたことや、2場所連続39度目の優勝を果たしたことについて、喜びを語った。

 主な一問一答は次の通り。

 --一夜明けて

 「名古屋で去年は優勝できなかった。久しぶりに名古屋で昨日は盛り上がった」

--昨晩の睡眠時間は

 「5時間くらい」

 --昨日の土俵下の優勝インタビューで「サンキュー(39)」と言ったのがメディアで取り上げられている

 「たまたま(目に)入ってきたので。優勝39回、おめでとうという文字が。使ってしまいました」

 --取り口が変わった

 「やっぱり右四つを大事に、いろんなことをやっていくのが今場所の内容、流れ。型を持って、型にこだわらないスタイルに近付いているのかな。負けた相撲(御嶽海戦)は立った瞬間に勝った、と思った。俺って天才だ、と。その瞬間に逆転負け。相撲は深いなと」

■白鵬に国民栄誉賞浮上、記録ずくめ39度目賜杯に「サンキュー」

横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が史上最多39度目の優勝を飾った。1分9秒に及んだ横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)との大相撲を寄り倒しで制し、夏場所に続いて2連覇を達成。12日目に元大関・魁皇(浅香山親方)の持つ史上最多1047勝に肩を並べて13日目に単独1位に立つと、勢いに乗って賜杯を抱いた。

 数々の記録を塗り替えてきた横綱でなければ、こんなシャレが利いたセリフも出てこないだろう。「名古屋の皆さん、サンキュー」。39度目の賜杯とファンへの感謝を掛け合わせた優勝インタビューでのメッセージ。照れた顔の白鵬は会場が笑いに包まれたのを確認すると、満足感に酔いしれた。

負ければ碧山との決定戦に突入する日馬富士との一番。慎重に右で張って、左へずれる立ち合いから右四つに組み止め、動きが止まる。両まわしの引きつけ合いから、体勢を入れ替え、相手に覆いかぶさりながら土俵下へ倒れ込んだ。長期戦となった一番に大粒の汗が額に浮かぶ。「大満足です」と目尻を下げた。

 この日は弟弟子の炎鵬が序二段優勝。「横綱も毎日研究されて、勝ちにこだわる。僕も動画を見て研究しました」と語った。若手に対し「基本的なことを手を抜かずやっている」と背中で見せてきた。稽古場には連日100人以上が見学に来る。「せっかくだから、お土産を持って帰ってもらいたい」。ファンが求めるサインに必ず対応し、ファンが持参した弁当を境内で一緒に食べた日もある。小さな気配りが声援で返ってくる。だからこそ言えた「サンキュー」の言葉だった。

名古屋場所といえば07年に横綱に昇進。1年前の勢戦では右足親指を骨折して翌場所、全休に追い込まれた。1958年の第1回名古屋場所を最初に制した初代・若乃花が26年前にモンゴルを訪れた際には、モンゴル相撲で活躍した父ムンフバト氏と対談。6歳だった白鵬少年は駄菓子のうまい棒をもらっている。縁の深い土地での歓喜。「1047勝もありましたけど、同じ横綱として千代の富士の1045勝を目指して両方達成して幸せだなと思います」。

 最多勝更新。優勝40回の大台にも王手をかけた。横綱在位もあと3場所で歴代1位の北の湖に並ぶ。この偉業に国民栄誉賞の可能性も浮上。政府に近い関係者は「当然、検討することになる」と語った。今なお圧倒的な強さを誇っており「引退されてからになるとは思いますが」とも付け加えたが、国民に希望を与える実績を積み重ねてきた。誰も歩んだことのない道を突き進む大横綱は「幕内1000勝を目指して頑張りたいと思います」と力強く宣言した。

■白鵬が史上最多39回目の優勝に「サンキュー」…日馬富士破り1050勝締め

◆大相撲名古屋場所千秋楽○白鵬(寄り倒し)日馬富士●(23日・愛知県体育館)

 東横綱・白鵬(32)が史上最多記録更新となる39回目の優勝を決めた。

 1差で追っていた東前頭8枚目・碧山(31)=春日野=が、東小結・嘉風(35)=尾車=を破り2敗を守ったため、1敗の白鵬は自力で決める展開となった。

 結びの一番で西横綱・日馬富士(33)=伊勢ケ浜=を寄り倒し、自己記録を更新する史上最多39回目の優勝となった。今場所に史上最多を更新した通算勝ち星は1050に伸ばした。

 優勝インタビューでは39回目の優勝にちなんで「サンキュー!」と叫んだ。そして「幕内1000勝目指してがんばります」などと話した。

■白鵬1敗キープで39度目賜杯に王手 日馬戦へ「出し切る」

白鵬が2場所連続となる39度目の優勝に王手をかけた。低く突っ込んできた豪栄道の右頬を左手で押さえ付けるようにしながら右で思い切りかち上げた。頭を下げた大関に対して素早く反応。右に開きながら両手ではたき込んだ。1秒6の早業に「立ち合いから起こしていく作戦というのかな。それが効いて(相手の)バランスが崩れた」とうなずいた

前日に元大関・魁皇を抜いて単独史上1位となる通算1048勝目を挙げ、1049勝目とすぐ更新した。この日は「いつもと一緒」と自分に言い聞かせて土俵に上がったという。変わらぬ精神状態で完勝し「体が初日から動いてますから。ここに来て反応している気がする」と状態の良さを強調した。

 千秋楽は勝てば39度目の賜杯が決まる。日馬富士戦へ「14日間の一番一番の思いがありますから。それを出し切ればなと思います」と気合を込めた。

■白鵬が高安を破り前人未到の通算1048勝「満足しています」

東横綱・白鵬(32)=宮城野=が、新大関・高安(27)=田子ノ浦=を押し倒しで下し通算勝ち星が1048勝の新記録を達成した。12日目(20日)に魁皇(元大関、現浅香山親方)と並ぶ歴代最多タイの1047勝を挙げているが、それを抜いて単独の最多記録となった。

 花束を受け取り家族と花道で笑顔を交わした白鵬は、インタビュールームで「満足しています。硬くはなかったんですけど、ちょっと安心したというのがありましたね。相撲は奥が深い。秋場所じゃなくて名古屋場所で応援してくれる人の前で決めることができて良かったですね」とコメントした。

9日目(17日)に輝をはたき込み、千代の富士と並ぶ歴代2位の1045勝に到達。10日目(18日)に千代翔馬を寄り切り、千代の富士の記録を抜いて歴代単独2位の1046勝となった。11日目(19日)は新関脇・御嶽海に寄り切られ、足踏みとなったが、関脇・玉鷲を寄り切りで下し、魁皇の1047勝に並んだ。そして、前人未到の新記録1048勝を達成した。

 今場所はあと2日あり、さらに記録を更新できるか。14日目は大関・豪栄道、千秋楽は横綱・日馬富士と対戦する。白鵬は最短で14日目に39回目の優勝の可能性がある。

■白鵬、日本国籍取得の意向 将来「白鵬親方」誕生へ

<大相撲名古屋場所>◇12日目◇20日◇愛知県体育館

 横綱白鵬(32=宮城野)が、将来的に日本国籍を取得する考えを持っていることが、関係者の話で分かった。時期、詳細は不明だが、日本国籍を取得できれば、引退後は親方として日本相撲協会に残る見通しが立つ。

この日の玉鷲戦で、白鵬は通算1047勝を達成した。歴代1位の魁皇(現浅香山親方)に並ぶなど実績は十分。年寄名跡を取得するためには、(1)最高位が小結以上(2)幕内通算20場所以上(3)関取通算30場所以上-のいずれかの満たさないといけないが、白鵬はどれもクリアしている。唯一、「日本国籍を有する者」という条件だけは、満たしていなかった。

すでに史上1位となる38回の幕内優勝を果たしており、日本国籍を取得できれば、「一代年寄」が贈られる見通し。著しい功績があった横綱だけに与えられるもので、現役時代のしこ名のまま「白鵬親方」として弟子を指導することになる。

 白鵬はすでに、幕内石浦、十両山口、序二段炎鵬を“内弟子”として入門させている。かねて、独立して部屋を持ちたい意向は示していた。

 白鵬は2007年2月に徳島県出身の紗代子さんと結婚し、4人の子供を授かっている。日本国籍取得の手続きを進めれば、受理されるまで時間はかからないともみられている。

■白鵬 御嶽海にまさかの黒星 歴代最多勝タイは持ち越し

大相撲名古屋場所は19日、愛知県体育館で11日目を迎えた。元大関・魁皇に並ぶ歴代最多1047勝に王手をかけていた横綱・白鵬が関脇の御嶽海に敗れ、今場所初黒星を喫した。

 白鵬は夏場所初日から続いていた連勝が25でストップ。大記録達成を前に久々の足踏みとなった。御嶽海は8勝目。初の関脇在位の場所で勝ち越しを決めた。

 優勝争いでは1敗で追っていた前頭八枚目・碧山が錦木に敗れたため、白鵬の単独首位は変わらず。平幕の阿武咲、碧山の2人が2敗で1敗の白鵬を追う展開となった。

 注目を集める新大関の高安は玉鷲に敗れ3敗目。横綱の日馬富士は千代翔馬を圧倒して8勝目。連日、相撲ファンを沸かしている宇良は怪我の影響か、大関・豪栄道にあっさりと敗れた。

■白鵬 天国のウルフに並んだ「“よくやった”頂けるかな」

横綱・白鵬が天国のウルフに並んだ。初顔の輝をはたき込みで土俵に沈め、全勝をキープ。元横綱・千代の富士(先代九重親方)に並ぶ史上2位の通算1045勝目を挙げ、元大関・魁皇(浅香山親方)の最多1047勝まで残り2とした。宇良は日馬富士をとったりで下し、初土俵から史上2位タイのスピード金星を挙げた。

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