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驚異のテクノロジー!アンティキティラ島の機械(オーパーツ)

アンティキティラ島の機械とは「世界最古の科学計算機」と言われていて非常に興味深いオーパーツです。2100年前に作られたとは思えないほど精巧な作りをしていて、天体の動きを計算したり、オリンピック開催の年を告げたり、とても多機能な機械で、同様のレベルの技術は1000年後に登場したと言われています

更新日: 2012年05月17日

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アンティキティラの機械

アンティキティラ島の機械は、今から約2100年前(紀元前)に製作されたと考えられており、発見から1世紀以上も科学界の謎とされており、その秘密はたやすくは明らかにならなかった。

 長い間クレタ島の近くの海底に沈んでいたこの機械は、1901年にアンティキティラの沈没船から海綿採集者の手によって回収された。この機械は当初、からくり玩具程度のものと思われていたが、腐食し石化の進んだ81の部品の謎がようやく解明されたのは2006年11月のこと。実際にはかなり複雑で精巧にできており、天体運行を計算するために作られた古代ギリシアの歯車式機械であることが判明したという。

世界最古の天体計算機

この機械の長い旅が始まったのは、おそらく今から2100年前、古代ローマの共和制の最盛期のことだ。長い間クレタ島の近くの海底に沈んでいたが、2000年以上を経た1902年、ある海綿採集者の手で発見された。

この機械はおそらく、古典古代にオートマタ[欧州のからくり人形]や機械仕掛けの大がかりな建造物で知られていたロードス島で作られたものと考えられている。だがこの機械のメカニズムは、そのような玩具の域を超えている。

2006年11月、巨額の費用を費やした調査チームが、謎であったこの機械の使用目的を解明できたと発表し、このメカニカルな計算機は、天体、特に太陽と月および惑星の運行を追跡するために設計されたと結論した。

驚くべき多機能さ

この機械は紀元前150年に作られたと推測されています。側面につけられているクランクを回すことによって、様々な機能を実行することができます。この機械は日食や月食が起こる時期(月・日・時間)を予測することができます。しかも、うるう年まで考慮に入れられています。

 また、この機械は、黄道帯上における太陽や月の位置を予測することもできます。また、黒と白の石を歯車と連動させることによって、月の満ち欠けを表示することもできます。更には、水星・金星・火星・木星・土星の位置を割り出す機能が含まれていた可能性もあります。

オリンピック開催の年を告げる機械でもあった

この研究報告を行ったのはトニー・フリース博士を中心とする「『アンティキティラの歯車』研究プロジェクト」に参加している研究グループ。

 研究グループは、3次元スキャナを使って錆びて金属の塊となってしまっていた「アンティキティラの歯車」の内部構造の解析を進めることにより、「アンティキティラの歯車」の機械的構造の正確な復元に成功するだけになく、その文字盤の閏年を示す部分にはギリシャ語で「オリピック」(画像参照)という文字が刻まれていたことを確認。その上で「アンティキティラの歯車」は天体の動きを示すだけでなく、4年に1度の閏年の発生を示すことで、オリンピックの開催年を知らせる機械としての役割を果たしていたことが判ったとしている。

これまでの調査の結果、「アンティキティラの歯車」は非常に高度な技術力を投入することで天体の正確な運行を示す天球儀としての機能を持っていたことは判明していたが、どうしてそこまで正確な天球儀が必要だったのか、その機械の目的に関しては判らなかった。

 フリース博士は「4年に1度の閏年は誰でも判ることと思うかもしれないが、閏年に開催されていた古代オリンピックは社会的に非常に重要な行事であったため、その開催日時を正確に知ることが必要だったのではないか」と述べている。

驚異の古代テクノロジー

この機械の天才的なところは、複雑な計算機能や丹念な職人技に限られません。たとえば、古代人は月が楕円形の軌道を描いて運行することを知りませんでした。にもかかわらず、この機械の製作者は「遊星歯車」と呼ばれる楕円形の歯車を用いて、月の運行パターンを模倣しました。遊星歯車の使用は古代のテクノロジーに対する人々の概念を一変しました。

ギリシャの天文学者らにより進められた天文学と数学の理論に基づいて製作されたと言われているこの時計の縮小化と部品の複雑さには特筆すべきものがあり、18世紀の時計と比較しても遜色ない程である。30以上の歯車を持つ(マイケル・ライトの主張によれば72個)。歯車の歯は正三角形である。クランク(現在は失われている)を回転させると機構が太陽、月やその他の天体の位置を計算する。機械の目的が地上にいる観測者を基準とした天球上での天体の位置計算であるため、必然的に天動説モデルを採用している。

未だに謎は多い

誰がアンティキティラの機械を作ったのでしょう? その疑問に対する答えはまだ出されていません。キケロの著述によると、古代の著名な発明家・アルキメデスが関わっていたとのことです。しかし、この機械はアルキメデスが死んでから作られました。

 機械に刻まれた文字は、コリントス(古代の都市国家)またはコリントスの植民地で作られたことを示しています。シチリアはコリントスの植民地で、シチリアの都市・シラキューズにはアルキメデスの本部がありました。研究家の説によると、アンティキティラの機械はアルキメデスのデザインに基づいているそうです。でも、この機械がそんな形で生産されたのだったら、なぜ同じような機械が他に見つかっていないのでしょう? 謎は続きます。

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ミステリー系・不思議系に特化したまとめを作って行きたいなと思っています^^