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原発の安全とは何か ~模索する世界と日本~/Nスペ(全編動画付き)

2012年5月19日(土)午後9時30分~10時19分再放送予定→5月31日(木)午前0時50分~1時39分(30日深夜)

更新日: 2012年05月23日

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この記事は私がまとめました

doyoubiさん

番組の文字起こし

文字起こしからの要点抜き出し

まず、アメリカ

<ナレーション> “完璧な安全”はない、だからこそ安全について広く議論を公開しながら決めていく。それがNRCの考えです。規制強化に踏み切ったNRCは、第二・第三の規制の導入に向けて議論を重ねています。

大崎:そのためには情報を公開して、広く一般の人たちがリスクを共有するための仕組みを整えること。また、議論の過程を公開し後の検証に使うことによって、原発の安全を司っている人たちが自らの決定に責任を持つことが、仕組みとして欠かせないと考えているんです。

福島の事故を受けてアメリカは規制強化と情報公開で尚も原発推進。しかし、こんな抽象論でアメリカの世論は納得しているのだろうかと疑問。国土が広いから世論は福島を深刻に受け止めていないのかもしれない。

次に、スイス

大崎:揺れが大きくなると、ある大きさで冷却設備などが壊れて、核燃料が溶け落ちるメルトダウンが起きます。テストはここでおしまいではありません。揺れをさらに大きくしていき、最終的に福島第一原発で起きたような大規模な放射性物質の放出が起きるところまで調べるんです。

ここがポイント。本来、ストレステストは第一次評価(メルトダウンが起きるかどうか)だけではなく第二次評価(メルトダウンが起きたらどうなるか)も含むもの。ところが、日本では

大崎:メルトダウンしたあとの対策も含めて調べるのは二次評価として、2段階に分けられたんです。そしてまさにいま議論されている運転再開の条件に取り入れられたのは、この一次評価の部分だけでした。政府はこの一次評価の結果に基づいて、大飯原発は運転再開しても問題ないと判断したんです。

<ナレーション> 結果的に保安院が考え出したのが、一次評価という日本独自の方法で運転再開を判断することでした。一次評価ではヨーロッパのストレステストのうち、メルトダウンを防ぐ対策までを確認します。保安院は運転再開に必要な評価がより短期間で終わると考えました。

これでは、原発稼働ありきのストレステストと言われてもしようがない。いや、保安院はこのような拙速評価で世論の反発を招いて結果的には原発再稼働を困難にしたと言えよう。

出典p.twpl.jp

議論の流れを大きく変えたのは、ある試算でした。政府のエネルギー委員会のウェステン・ハーゲン教授が行ったものです。今後、安全対策が強化され原発のコストが上がります。その一方で自然エネルギーのコストは年々下がっていくため、2030年ごろには両者のコストが逆転するというのです。

<ナレーション> 去年12月、スイスは寿命が来た原発から徐々に廃止、20年をかけて脱原発を進める方針を決めました。しかし原子力に替わるエネルギー資源を安定的に確保できるのか。大きな課題は残されたままです。

大崎:広い国土で都市部から離れた原発が多いアメリカは、情報公開で社会でリスクを共有することによって原発を推し進めようとしていました。一方で国土が限られていて都市部に近い原発も多いスイスは、原発のリスクをどこまでも小さくしないといけないとして、安全対策をしながら脱原発を選びました。

近い将来に脱原発(スイスと同様に狭い国土では原発安全コスト大)するがそれまでは規制強化と情報公開というのが日本の方向だと思う。

番組を見ての感想

原発の安全とは何か ~模索する世界と日本~/Nスペ(全編動画付き) - NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213375924… 好番組、決して原発再稼働ありきではない。こちらで番組そのものを見られるので是非見て欲しい。

「NHKスペシャル 原発の安全とは何か」を見る。第一原発事故を受けてアメリカ、スイスがどのような対策を行ったかがしっかりと取材されていた。両国とも共通しているのは徹底した情報開示、それは危険性を含めてまで国民に伝えていること。当事国の日本がいかに開示能力が弱いか情けなくなる。

Nスペ『原発の安全とは何か~模索する世界と日本』より。スイス原子力安全検査局「私達は安全の事しか考えません。エネルギー政策や電力供給の事を考える必要はないのです。利益を優先する電力会社の事情も考慮しません。」…事故当事国日本にこういう検査体制があるだろうか(いいえ、ありません)。

NHKスペシャル『原発の安全とは何か』 ow.ly/b1dSi NHKが「原発推進・再稼働ありき」という報道スタンスであることがよくわかる番組だが、それも「むべなるかな」だ。原子力ムラの一翼を担い東電の役員にNHK経営委員長を送り込むくらいの関係にあるのだから。

Nスペ・原発の安全とは何か:スイスの原発事情の詳細な取材。さすが海外取材は念入り。しかし福島事故を受けての日本政府の醜悪な対応への掘り下げは全く弱い。メルトダウンを口にした水野解説員を原発ムラ筋の圧力で降板させたNHKの釈明は未だ聞いたことが無い。

#NHK スペシャル「原発の安全とは何か」、結論はあいまいな感じではあったけど、「原子力安全・保安院」が再稼働を至上命題とする経産省の一機関でしかなく、「安全」の審査する資格などそもそもないことを改めて確認した意味はあった。

Nスペ『原発の安全とは何か』。司会者の締めくくりが素晴らしく寒い! 「私たちは原発の安全性とどう向き合って行かなければならないのか、議論を深めていかなければならない」。原発存続が前提のコメントだ。いかにもNHKらしい世論誘導番組だった。

▼参考リンク

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