「ヴォツェック」のような凝縮されて長くないタイプの20世紀オペラ、とも言えるのでしょうけれど、愛国ものですし、むしろ、「ナブッコ」などヴェルディの初期オペラみたいな感じだなあ、などと思いました。

場面を簡潔に刈り込んでいるのも初期ヴェルディ風ですし、黛敏郎の当初の目論見は、若い頃のヴェルディみたいに燃焼度の高い音楽で、スパっと言い切るドラマだったのかもしれませんね。還暦を過ぎてなお、作曲するぞ、と構想を練るときの気持ちは若い。本当に書けるかどうかはともかく、気持ちは、「三人の会」でブイブイ言わせて、スポーツカーをかっ飛ばして、「饗宴」

出典上野の東京文化会館と黛敏郎のオペラ「古事記」を関西のオノボリさ…

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プレミアムシアター歌劇「古事記」黛敏郎

チャンネル:BSプレミアム放送日: 2012年3月10日(土)

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