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この記事は私がまとめました

nofrillsさん

今年の欧州選手権 (Euro 2012) は、ウクライナとポーランドで開催される。

この2つの国での「フットボール・レイシズム」の問題が、BBCの報道番組で取り上げられた。

5月28日にBBC Panorama(日本のTBS「報道特集」のような番組)で放送されたEURO2012開催国であるポーランド、ウクライナのサッカー・スタジアムにはびこる人種差別問題。この特集がきっかけとなり、現在ちょっとした騒動が起きているようです。攻撃の標的は黒人、ユダヤ人、アジア人。観戦を計画する日本人は十分に注意しましょう。

英『BBC』の番組「パノラマ」は先日、EUROホスト国のサッカー界における暴力や人種差別を特集。ナチ式敬礼をするファンや、猿の真似をしたチャント(かけ声や応援歌)で黒人選手を侮蔑する様子などを報じた。また、MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンやFWテオ・ウォルコットなど、イングランド代表の黒人選手の家族の一部は、人種差別による被害の危険性を懸念し、現地観戦しないことを明かしていた。

With just days to go before the kick-off of the Euro 2012 championships, Panorama reveals shocking new evidence of racist violence and anti-Semitism at the heart of Polish and Ukrainian football and asks whether tournament organiser UEFA should have chosen both nations to host the prestigious event.

つまり、もとより深刻なレイシズムがあることがわかっているはずなのに、どうしてUEFA(「レイシズムをフットボールから追放する」というモットーを掲げている)がここを開催地に選んだのか、という問題点。

Reporter Chris Rogers witnesses a group of Asian fans being attacked on the terraces of a Ukrainian premier league match and hears anti-Semitic chanting at games in Poland.

「BBC記者のクリス・ロジャーズは、ウクライナのプレミアリーグの試合の観客席でアジア系のファンが攻撃されるのを目撃し、ポーランドでは試合中に反ユダヤ主義のチャントが上がるのを聞く」

And with exclusive access to a far right group in Ukraine which recruits and trains football hooligans to attack foreigners, Panorama asks: how safe will travelling football teams and their supporters be at this summer's European festival of football?

「そして、外国人を襲撃させるために、サッカー・フーリガンを集めて訓練しているウクライナの極右集団への接触に成功、番組は、この夏の欧州のサッカーの祭典に出場したり観戦したりすることがどの程度安全なのかを問う」

上記の記事にあるのですが、元イングランド代表で主将をつとめた経歴のあるソル・キャンベルは、記者の質問に答えて「現地に行かず、テレビ観戦していたほうがいい」と言っています。

番組は1か月にわたり、ウクライナとポーランドのサッカーを取材。そして、テラスでナチのサリュート(ローマン・サリュート。右手を挙げるもの)とか、黒人選手に対するモンキー・チャント(侮蔑の表現)、反ユダヤ主義、暴力行為を目撃。

「テレビ観戦していたほうがいい」というソル・キャンベルの発言は、これらの映像を見てのものだそうです。

また彼は、問題があることがわかっていたのに、なおかつ、その問題が解決されてもいないのに、これらの国が開催国として選ばれたことがおかしいと述べています。

そしてBBC記事ではUEFAの「レイシズム、ダメ、ぜったい zero tolerance」という建前にツッコミを入れていますが、UEFAでは「映像は(国際試合ではなく)国内リーグのものだ」と述べ、「安全に問題は生じない」と請け合っています。

しかし、イングランド代表に選ばれた2人のプレイヤーの家族が、息子たちの晴れ舞台を生で見ることをあきらめる、という決断を下しています。

But despite these assurances the families of two England players, Theo Walcott and Alex Oxlade-Chamberlain, are reported to be staying away from Euro 2012 for fear of racist attacks.

セオ・ウォルコットもアレックス・オクスレイド・チェンバレンも、アーセナルのプレイヤー。(ソルも元アーセナルですが。)
http://www.arsenal.com/first-team/players

イングランドの歴史的写真(1990年代前半の)かと思いました。

このサリュートについて、「対戦相手の観客先を指し示していただけ」という言い訳も出てました。しかし「挑発のポーズ」であるにしても、ねぇ。

UEFA claims to have a zero tolerance policy towards racism in football but clearly it doesn’t take the issue seriously enough. It certainly couldn’t have been much of a factor when the decision to award the games to Poland and the Ukraine was made.

Yes, there are problems in Ukraine but would not expect overt racial abuse. It's more insidious day-to-day stuff. Poland next to no problems

How about the notion that normal Ukranians will embrace the Euros,welcome everyone and do something about the minority? What a stupid idea.

Poland's foreign ministry has sent a statement to the BBC challenging the Stadiums of Hate documentary

“The material emitted in the programme expresses an unfair opinion by saying that it could be dangerous in Poland during Euro 2012,” said Marcin Bosacki, spokesman for the foreign office, in an interview with the Polish Press Agency.

このように、ポーランド外務省報道官は、番組がBBCの取材者の意見だけで作られていること、ポーランドのスタジアムでの暴力沙汰(試合開始前にスタジアムの外で観客と警官隊が衝突するなどしている)を取り上げていながら、警察に取材がされていないこと、外務省にも取材がなかったことを述べています。大会のオーガナイザーはソル・キャンベルを招待しているそうです。

一方でキエフでは……

Over in Kiev, the reaction has also been defensive, with the foreign ministry claiming that the racism problems are “dreamed up and mythical.”

…… (^^;)

In an interview with the BBC, he said hooligans were known to the authorities and security services ''will be watching all the matches closely''.

「フーリガン対策」ではまさに10年前(2002年日韓ワールドカップのとき)に、特にイングランドの警察が「封じ込め」に成功して以来、イングランドがドヤ顔で「ノウハウを語る」立場にあったと思うのですが、さすがに10年も経過すればそういうのも薄れてきてるんでしょうか。今回のユーロに関してはその話をまったく聞かない。

On the issue of hooliganism during the Euro 2012 championships, which are being held in Ukraine and Poland this summer, he said the problem in Ukraine was probably ''smaller'' than in other countries.

''We have a list of people who behaved aggressively at football matches. Their numbers are tiny, they are known to us and preventive measures will be taken,'' he said.

それと、ウクライナはティモシェンコの件で「西側」とガチガチやりあってますからね……。BBCのこの番組に関しては、ポーランドは「当て馬」にされただけで、ほんとはウクライナ(だけ)非難したかったんじゃないのー、なんていううがった見方も出てきますわね、そりゃ。

The interview also touched on the case of ex-Prime Minister Yulia Tymoshenko.

...

''We know that this issue [Ms Tymoshenko's case] hinders Ukraine's European integration,'' Mr Yanukovych said.

''We have approached foreign lawyers... they will carry out a legal audit of Tymoshenko's case. Very soon we will hear their findings.''

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