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有名な「アメイジング・グレイス」ってどんな歌詞なの?

結婚式で必ずといっていいほど歌われるアメイジング・グレイス(Amazing Grace)。歌詞・日本語訳・曲が作られた背景等まとめました。

更新日: 2013年05月06日

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Maria_Karenさん

■アメイジング・グレイス(Amazing Grace) : すばらしき恩寵

ジョン・ニュートン (John Newton)の作詞による賛美歌

作曲者は不詳

Amazing grace how sweet the sound
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind but now I see.

アメージング・グレース
何と美しい響きであろうか
私のような者までも救ってくださる
道を踏み外しさまよっていた私を
神は救い上げてくださり
今まで見えなかった神の恵みを
今は見出すことができる

'Twas grace that taught my heart to fear,
And grace my fears relieved,
How precious did that grace appear,
The hour I first believed.

神の恵みこそが 私の恐れる心を諭し
その恐れから心を解き放ち給う
信じる事を始めたその時の
神の恵みのなんと尊いことか

Through many dangers, toils and snares
I have already come.
'Tis grace hath brought me safe thus far,
And grace will lead me home.

これまで数多くの危機や苦しみ、誘惑があったが
私を救い導きたもうたのは
他でもない神の恵みであった

The Lord has promised good to me,
His Word my hope secures;
He will my shield and portion be
As long as life endures.

主は私に約束された
主の御言葉は私の望みとなり
主は私の盾となり 私の一部となった
命の続く限り

Yes,when this heart and flesh shall fail,
And mortal life shall cease,
I shall possess within the vail,
A life of joy and peace.

そうだ この心と体が朽ち果て
そして限りある命が止むとき
私はベールに包まれ
喜びと安らぎの時を手に入れるのだ

The earth shall soon dissolve like snow,
The sun forbear to shine;
But God, Who called me here below,
Will be forever mine.

やがて大地が雪のように解け
太陽が輝くのをやめても
私を召された主は
永遠に私のものだ

When we've been there ten thousand years,
Bright shining as the sun,
We've no less days to sing God's praise
Than when we'd first begun.

何万年経とうとも
太陽のように光り輝き
最初に歌い始めたとき以上に
神の恵みを歌い讃え続けることだろう

作曲者ジョン・ニュートンは「奴隷貿易」に手を染め巨万の富を得る

ジョン・ニュートンは1725年、イギリスに生まれた。母親は幼いジョンに聖書を読んで聞かせるなど敬虔なクリスチャンだったが、ジョンが7歳の時に亡くなった。成長したジョンは、商船の指揮官であった父に付いて船乗りとなったが、さまざまな船を渡り歩くうちに黒人奴隷を輸送するいわゆる「奴隷貿易」に手を染め巨万の富を得るようになった。

当時奴隷として拉致された黒人への扱いは家畜以下であり、輸送に用いられる船内の衛生環境は劣悪であった。このため多くの者が輸送先に到着する前に感染症や脱水症状、栄養失調などの原因で死亡したといわれる。

22歳の転機

ジョンもまたこのような扱いを拉致してきた黒人に対して当然のように行っていたが、1748年5月10日、彼が22歳の時に転機はやってきた。船長として任された船が嵐に遭い、非常に危険な状態に陥ったのである。今にも海に呑まれそうな船の中で、彼は必死に神に祈った。敬虔なクリスチャンの母を持ちながら、彼が心の底から神に祈ったのはこの時が初めてだったという。すると船は奇跡的に嵐を脱し、難を逃れたのである。彼はこの日をみずからの第二の誕生日と決めた。その後の6年間も、ジョンは奴隷を運び続けた。しかし彼の船に乗った奴隷への待遇は、動物以下の扱いではあったものの、当時の奴隷商としては飛躍的に改善された。

勉学と多額の寄付を重ねて牧師となる

1755年、ジョンは病気を理由に船を降り、勉学と多額の寄付を重ねて牧師となった。そして1772年、「アメイジング・グレイス」が生まれたのである[1]。この曲には、黒人奴隷貿易に関わったことに対する深い悔恨と、それにも関わらず赦しを与えた神の愛に対する感謝が込められているといわれている。

■映画

*あらすじ*
18世紀のイギリス。交易で富を築いた家に生まれたウィリアム・ウィルバーフォース(ヨアン・グリフィズ)は成長すると、父と叔父が残した財産を多くの慈善事業に使うほどの優しい青年となる。

イギリスの主たる収入源である奴隷貿易に心を痛めた彼は、世のために祈る聖職者になるか、世を変える政治家になるかで心が揺れる。彼の師で、『アメイジング・グレイス』の作詞をしたジョン・ニュートン(アルバート・フィニー)に背中を押されたウィルバーフォースは、21歳の若さで議員に選出される。

彼は英国最年少の首相ウィリアム・ピット(ベネディクト・カンバーバッチ)と共に、奴隷貿易廃止を訴える。どんな危険な場所でも乗り込み情報を掴んでくるトマス・クラークソン(ルーファス・シーウェル)、貴族出身で奴隷経験者でもあるオラウダ・エクィアノ(ユッスー・ンドゥール)、ウィルバーフォースの友人で下院議員のヘンリー・ソーントンら、12人が活動のために集められる。1787年5月、彼らは活動を開始する。

ウィルバーフォースの苦難に満ちた活動は、名曲『アメイジング・グレイス』によって支えられ、奇跡の結末を迎える。

■日本のアメイジング・グレイス

ヘイリー・ウェステンラと本田美奈子によるアメイジング・グレース。
とても美しいです。

ヘイリー・ウェステンラによるアメイジング・グレイス

2003年に放送されたドラマ『白い巨塔』となり、エンディング・テーマとしてシングル発売されたほか、サントラアルバムにも収録。

本田美奈子によるアメイジング・グレイス

クラシックアルバムの第一作『AVE MARIA』に収録。白血病で闘病中の2005年10月に発売されたベストアルバム『アメイジング・グレイス』にも収録された。後者は11月の逝去後売り上げが急増し、オリコンチャートでベスト10入りを果たした

入院中に病室で歌ったア・カペラの「アメイジング・グレイス」は2006年7月から一年間、公共広告機構(現:ACジャパン)の骨髄バンク支援キャンペーンのテレビコマーシャルに使用された。

■アメイジング・グレイスは結婚式の定番曲!

アメイジング・グレイスって、結婚式で必ずといっていいほど流れる定番曲ですよね。
奴隷を売買するような商売を行っていた作詞者ジョン・ニュートンが神への感謝の気持ちを持つまでのストーリーと結婚ってどうつながるの?と最初は思ったのですが、度合は違えど、生まれてから私たちはいいことばかりをしてきたわけではない。この世に生まれてきたことの感謝の気持ち、育て上げてくれた親への感謝の気持ち、そして真実の愛を見つけれたことの喜び、これから二人の共に歩んでいく人生はまさに「第二の人生」。

曲の成り立ちや歌詞をきちんと理解しておくと、より一層感動しますよね。

■なんと「アメイジング・グレイス」という名の結婚式場があった!

Amazing Graceの「A」が花嫁さんになっている所がなんとも素敵!

白鳥英美子さんによりアメイジング・グレイス。
1987年に発表したアルバム『AMAZING GRACE』の最終曲。

母親に影響されてゴスペル・シンガーになることを目指している七歳のレイマ(Rhema Marvanne)が、2008年に死んだ母親(Wendi Mercy Marvanne)を追悼するために作ったミュージック・ビデオ。

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