ニューヨーク大学付属ベルヴュー大学の主任心理学者、D.ウェクスラーは、知能を広く環境に適応する適応行動の表出と考えた。さらに知能は諸能力から構成されており、その総和や関連によって知能水準や適応障害を個人差を重視して捉えることを試み、1939年に初めて検査法として発表された。彼によると知能とは「個人が目的的に行動し、合理的に思考し、かつ効果的に自身をとりまく外界環境を処理する個々の能力の集合体的能力」と定義される。
(中略)
 ウェクスラーの知能検査は、1949年に児童を対象とする検査(WISC)、1955年には青年から老人を対象とする検査(WAIS)に発展し(1990年に改訂され、WAIS-Rとなった)、その後WISCは1974年に改訂されWISC-Rとなって対象を6歳から16歳に広げ、1963年にはWPPSIという低年齢児を対象にした知能検査を生み出した。 さらに、WISC-RはWISC-Ⅲに、2006年にはWAIS-RはWAIS-Ⅲに改定されている。

出典ウェクスラー式知能検査

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