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29億円で落札された絵画を描いた『ジョアン・ミロ』とは?

ロンドンで19日に、29億円で落札された絵画を描いた『ジョアン・ミロ』についての略歴や作品をまとめます。

更新日: 2012年06月23日

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Tsukaryoさん

▼ミロの絵画に29億円=英のオークション

【ロンドン19日AFP時事】当地の19日のサザビーズのオークションで、
スペインの画家ジョアン・ミロの絵画「青い星」が2356万1250ポンド(約29億2000万円)で落札された。
ミロの作品としては過去最高の落札値段という。
1927年に描かれた「青い星」は、1000万-1500万ポンドの値が付くと予想されていたが、
2007年のオークションでの落札値の3倍近い高値で落札された。
電話による応札者が、他の3人を抑えて落札した。

▼ジョアン・ミロとは?

スペイン、バルセロナ生まれ

バルセロナの前衛美術の拠点であったダルマウ画廊などを通して、ピエール・ルヴェルディ、フランシス・ピカビア、ギヨーム・アポリネールらに影響を受ける。

シュルレアリストの一員

1921年にパリ、ブロメ通り45番地にアトリエを構え、隣人アンドレ・マッソンを知る。以降モンロッチとブロメ通りのアトリエを毎年往復ながら制作を続ける。マッソンのアトリエを中心に集まったブロメ街グループのメンバーの殆どがシュルレアリスム運動に参加していたことから、ミロをシュルレアリストの一員とする評価が一般的である。

明るい色彩と有機的な形態を特徴とする絵画群と、点や線、単純な形態のみのモノクロームに近い作品群とに大別される

1920年代のミロの作風は、『アルルカンの謝肉祭』や『オランダの室内』連作のような明るい色彩と有機的な形態を特徴とする絵画群と、『夢の絵画』連作やコラージュ作品のような、点や線、単純な形態のみのモノクロームに近い作品群とに大別される。

陶器やブロンズ彫刻、晩年には壁画やタピスリーまで幅広い活動

1944年から陶器、1946年からブロンズ彫刻の制作を開始、晩年には壁画やタピスリーまで幅広い活動を行った。特に第二次世界大戦中の「星座」連作は有名である。戦後にはジャクソン・ポロックら、アメリカにおける抽象表現主義の思想的源泉として評価された。

パブロ・ピカソや、アーネスト・ヘミングウェイ、アレクサンダー・カルダーとの交流

スペインのパブロ・ピカソや、作家アーネスト・ヘミングウェイ、彫刻家アレクサンダー・カルダー、日本では瀧口修造などと交流があった。

▼代表的な作品(15点)

国立ソフィア王妃芸術センター、マドリード

こちらが今回、約29億2000万円で落札された作品。

1930年代:スペインの政治的混乱、第二次大戦前夜のミロの心を反映して、絵も色調が暗くなり、線も激しくなる

国立ソフィア王妃芸術センター、マドリード

国立ソフィア王妃芸術センター、マドリード

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