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ドリフターズ考察:島津豊久という男

歴史上の人物が異世界で織り成す活劇が魅力の「ドリフターズ」。その登場人物たちの歴史を掘り下げれば、さらに面白さが増してくることでしょう。というわけで第1回めは、「妖怪首おいてけ」こと主人公の島津豊久にスポットを当ててみたいと思います。

更新日: 2015年11月26日

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矢の如く戦場を奔る漢

「ドリフターズ」において、豊久は作中において一本の矢のように活躍します。

瀕死の重傷を負い、かつ異世界と言う異常な状況にありながらも、自分の命を助けてくれたエルフたちのために、オルテ帝国兵たちと刃を交えます。
さらに弾圧されているエルフ達を鼓舞し、帝国に反旗を翻します。

それだけでなく、「降り首は恥」として降伏した敵兵を許したり(ですがその後の彼らの非道を知るや、一転するわけですが)、廃棄物であるジャンヌを「女だから」という理由で殺さなかったりと、「戦場でのルール」を遵守する姿も見られます。

・・・だから単なる「残念な子」(信長談)でもないんですよ?

「首級」に異常なまでの執着を見せる場面が多々あります
流石、妖怪「首おいてけ」

鳥頭坂血戦

島津豊久を語る上で、彼の末期の戦であり島津の軍法の名を歴史に刻んだ、関が原での退き口ははずせません。

島津義弘隊1,500が一斉に鉄砲を放ち、正面に展開していた福島隊の中央に突撃を開始する。西軍諸隊がことごとく壊滅・逃亡する中でのまさかの反撃に虚を衝かれた福島隊は混乱し、その間に島津隊は強行突破に成功。続いて松平、井伊、本多の3隊が迎撃するも突破される。この時点で島津隊と家康本陣までの間に遮るものは無くなってしまう。島津隊の勢いを見た家康は、迎え撃つべく床几から立ち、馬に跨って刀を抜いたとされる。が、島津隊は直前で転進。家康本陣をかすめるように通り抜け、正面の伊勢街道を目指して撤退を開始。松平、井伊、本多の徳川諸隊は島津隊を執拗に追撃するが、島津隊は捨て奸戦法を用いて戦線離脱を試みる。実際、決死の覚悟を決め、死兵と化した島津隊将兵の抵抗は凄まじく、追撃した部隊のうち井伊直政と松平忠吉は狙撃され負傷し、本多忠勝は乗っていた馬が撃たれ落馬した。

また、下記ブログ等でも述べられている通り、豊久の最後は無数の槍に刺され、何度も体を高く上げられたといいますから、作中で槍で突き上げられながらも豊久が井伊直正に一撃を加えるシーンは、こういうのを元にしているのでしょうね。

この場面、史実(?)に基づいた展開だと思うと、より胸が熱くなります

その他のエピソードなど

衆道かどうかはさておき、部下を鼓舞し、戦いに赴かせる手腕は、作品中でも健在です

こんな意見もあるよ

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