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国内証券最大手の野村HD、荒れた総会 インサイダー謝罪も報酬増加

国内証券最大手の野村ホールディングス(HD)は27日、都内のホテルで定時株主総会を開いた。株価の下落や減配の一方で、1人当たりの役員報酬が大幅増となったこともあり、関係者によると出席した株主からは怒号も飛び、荒れ気味の総会となった。

更新日: 2012年06月29日

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july701さん

提案した個人株主A氏が株主総会の様子について夕刊フジに手記

27日に行われた野村ホールディングスの株主総会では「オフィス内の便器はすべて和式とする」といった仰天の株主提案も話題となった。提案した個人株主A氏が株主総会の様子について夕刊フジに手記を寄せた。その内容を紹介する。

 A氏は、野村が本業と離れた農業ビジネスに参入したことを揶揄(やゆ)して「商号を野菜ホールディングスとする」など100項目を提案、このうち「便器を和式とし、足腰を鍛錬し、株価四桁を目指して日々ふんばる」など18項目が議案となった。

 A氏が総会の会場に入ると、《着席して間もなく、管理部の担当者が来た》という。《前日、電話番号も教えていないのに電話をしてきて、着席してすぐこちらを見つけるなど、さすがといえばさすが。入り口の監視カメラをモニターしていたのだろうか。それとも最寄駅から尾行されていたのだろうか?》。

 会場の《椅子は固く、この姿勢のまま5時間も座っていられるものではない。さすがに細かい点がいろいろ工夫されている》。

 総会冒頭、渡部賢一CEOはインサイダー取引問題について陳謝。だが、業績説明は《まるで増配でもしそうなポジティブなトーンだ。株価が昨年の半分、最盛期の20分の1の水準に落ち込んだ企業の報告とは信じられない》ものだった。

 A氏は総会での発言を見送り、18項目の提案はすべて否決された。A氏は《どんな質問をしてもはぐらかされるだけの株主総会に、どうしても参加したいという野村ファンの集まりのようだ。ガリバーと呼ばれたかつての威光をいまだに信じ、株価は上がり、配当も増える正しい未来が訪れると信じたがっている》と冷ややかに総括した。

野村ホールディングスの株主総会はトイレ和式化提案など否決と伝わる

野村ホールディングス <8604> は27日の後場、上値を追う相場になり、283円(8円高)まで上げたあとも13時40分には280円前後で堅調。本日、株主総会を開催。午前10時に始まり、午後12時19分に終了したと伝えられると上値を追った。前場は、例のインサイダー問題などを巡り、模様ながめ気分が強く、274円(1円安)を交えて小動きだった。

 今回の株主総会に向けては、ビルのトイレを和式に交換して足腰を鍛えて出直せといった株主提案があると週刊誌などで伝えられ、注目された。日本経済新聞系の速報ニュースでは、オフィスのトイレを和式にするなどの株主提案18議案は全て否決されたという。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

野村HDの株主総会はインサイダー問題や高額な役員報酬に質問集中

インサイダー問題で揺れる野村ホールディングスが6月27日、東京・千代田区のホテル・オークラで株主総会を開催した。会場には前年よりも約300人多い1852人の株主が出席し、所要時間は2時間19分(前年は2時間10分)だった。

 冒頭、挨拶に立った渡部賢一グループCEOは、インサイダー情報漏えい問題に関して、「株主、顧客に心配をかけて申し訳ない」と謝罪。役員一同が頭を下げた、。渡部グループCEOは、同問題を調査している社外弁護士などの調査委員会から6月中をメドに報告を受ける予定であることを説明し、それを踏まえて改善策を策定すると説明した。

 一方、監査報告のなかで、辻春雄監査委員会委員長が「改善策が確実に実行されるという点についても注意深く監視、検証していく」とし、今後、策定される見込みの業務改善策などを徹底させることを明言した。

 合計12人の株主が質問に立った。やはり、インサイダー関連問題に関する質問が複数続いた。たとえば、同問題が浮上して以後の状況に関する説明を求めるなどの内容だ。また、「役員報酬体系がどうなっているのか」という質問やガバナンスの有効性を問う質問のほかに、株価低迷に関する回答を求める株主もいた。株価低迷については、「ファイナンスで株式が希薄化している」と指摘する株主もおり、そうしたなかで、役員報酬がどうなっているのかを問いただす声も上がった。

会社側が説明した役員報酬額は、渡部グループCEOが1億2800万円、柴田拓美グループCOOが1億1300万円だった。

ちなみに、会社側が説明した役員報酬額は、渡部グループCEOが1億2800万円、柴田拓美グループCOOが1億1300万円だった。株価の著しい低迷やインサイダー情報漏洩という重大な事件の疑いがもたれている中で、この高額な報酬には違和感を持たざるをえないだろう。

 経営方針として、「法令順守、職業倫理の向上による株主、顧客からの信頼回復」を掲げたが、この方針の真摯さが問われるのもこれからだ。

 この日の総会では、経営責任を追及する声は上がらなかったもようだが、社内調査を通じて情報漏洩の事実が確認されれば、経営責任を求める声が高まる可能性がある。そうした批判に対処するには、経営陣が外部にも説得力のある業務改善を実行することと、説明責任を十分に果たすことが必要であることはいうまでもないだろう。

「法令順守はもちろん、職業倫理の向上に取り組む」と述べ、証券取引等監視委員会の検査や社内調査の結果を踏まえ、改善策や人事処分を厳正に行う方針を示した。

野村証券を傘下に持つ野村ホールディングスは27日、東京都内のホテルで定時株主総会を開いた。渡部賢一グループ最高経営責任者(CEO)は同社の関与が発覚した上場企業の公募増資を巡るインサイダー問題について「株主やお客さま、多くの関係者の皆さまにご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ない」と謝罪。「法令順守はもちろん、職業倫理の向上に取り組む」と述べ、証券取引等監視委員会の検査や社内調査の結果を踏まえ、改善策や人事処分を厳正に行う方針を示した。

 増資インサイダーをめぐっては、みずほフィナンシャルグループなど複数の増資に関する未公表の情報を、主幹事を務めた野村証券の社員が漏らしたとされる。

 午前10時に始まった総会は報道陣に公開されず、昨年より298人多い1852人の株主が出席。昨年より9分長い2時間19分に終了した。

「株価をどうにかしてください」

インサイダー情報の漏えいが相次いだ野村証券の持ち株会社「野村ホールディングス」の株主総会は、株主から厳しい意見が相次ぎました。

 野村HDの株主:「(Q.インサイダー情報漏えいについて)論外でしょう。会社の体質と個人と両方問題があると思う」「株価をどうにかしてください」
 株主総会には、去年より約300人多い1800人以上の株主が出席し、低迷する株価や業績の回復を求める質問が出ました。経営陣は冒頭、インサイダー問題に関して陳謝したうえで、株価については「顧客基盤を固めて収益が出るよう努める」と理解を求めました。
 一方、過去最大の赤字に陥ったソニーでは、株主からストリンガー会長らの取締役選任に反対の声が上がるなど、旧経営陣への批判が噴出しました。平井社長ら全執行役7人は全員ボーナスを返上し、基本給も3割から4割カットとなります。平井社長はテレビ事業の黒字化など、ソニー再生に向けた決意を強調しました。

野村HD、CEO報酬50%カット 増資インサイダーで

公募増資をめぐるインサイダー取引問題で、野村ホールディングスは29日、臨時取締役会を開き、渡部賢一グループ最高経営責任者(CEO)の報酬を6カ月間、50%カットするなどの処分を決めた。情報漏れに関与した部署は1週間、営業を自粛する。同日夕、正式発表する。

 一連の問題の関係者の処分も決定し、情報を漏らしたとされる子会社の野村証券の営業部門幹部については、懲戒解雇とした。

 これまでの証券取引等監視委員会の調べで、東京電力など3件の増資の情報が、主幹事だった野村証券から発表前に漏れ、インサイダー取引がおこなわれたことが判明している。

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