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【追悼】天国でも歩いてますか?地井武男さんの人柄を示すエピソード

「太陽にほえろ!」や「北の国から」などテレビドラマや映画などで活躍した俳優の地井武男さんが29日、亡くなった。70歳だった。

更新日: 2012年07月01日

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takikawaさん

ドラマ「北の国から」など渋い脇役でテレビや映画で活躍。俳優座養成所出身。昭和43年、映画「斬る」で俳優デビュー。その後、映画「戦争と人間」や、「北の国から」のレギュラーなどで活躍。俳優以外でもテレビ「ちい散歩」の案内人やバラエティー番組、CMなどで親しみやすいキャラクターを見せ、幅広い人気を得ていた。2012年6月29日、午前7時ごろに東京都内の病院にて死去。70歳。

千葉県出身。高校卒業後、俳優座養成所に入った。その後、串田和美らと自由劇場を創設。「斬る」(1968年)で映画デビューし、日活ニューアクションで活躍。代表作に「戦争と人間」シリーズ、「海軍特別年少兵」(72年)などがある。幅広い役柄を演じ、ドラマのほかCMでお茶の間に親しまれた。2006年4月にスタートした「ちい散歩」(テレビ朝日)は根強い人気を誇り、今年5月に番組が終了するまで放送は通算約1500回を数えた。

現場復帰を目指して闘病生活を送っていたが

休養中も、俳優復帰を目指して体力を付けようと、家に戻ってくると近所を散歩するなどしていた。

「顔色はあまり良くなかったが、笑顔であいさつしてくれて、具合が悪そうには見えなかった」

近くの住民

「皆さん! 最近歩いてますかぁ?! 散歩っていいですよ?! さぁ、散歩に出かけましょう!!」

2006年4月3日から地位さんが担当した冠番組「ちい散歩」(テレビ朝日)のオープニングで発する言葉。

「当初、無骨な地井さんのキャラクターにそれほど期待していなかった。それが1500回を数える人気番組となったのも地井さんの人徳に尽きる。オバサンの中に気さくに飛び込むスタイルも評判で、初めての“主演番組”となりました」

番組関係者談

ちい散歩のロケから分かる地位さんのお人柄

散歩中、必ず店に立ち寄り買い食いを楽しむ。地井のおごりで同行しているロケ班全員が食べていることもある

散歩中、いい景色に出会うと、地井自ら監督になりきり、ディレクターやカメラマンにどう撮ってほしいか指示を出す

路地を発見すると、かつてレギュラー出演した刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ)で地井が演じた刑事・井川利三のように爆走するのが名物、スタッフが地井を見失ってしまうことも

浜松町が登場すると、たびたび文化放送のことを引き合いにだし、同局本社に立ち寄ることもある

「ただいじられていたわけではなく、司会のお笑い芸人を飲んでかかっていた。地井さんがゲストだと、お笑い芸人にも重みが出るため、またお呼びがかかる。ベテランだからと前に出ず、バラエティーでも“名脇役”に徹する。こういう生き方もあるんだと感心した」

芸能評論家の肥留間正明氏

「ちい散歩」最終回で自筆の手紙をしたためた(病気のため降板)

「突然病に倒れ私自身もびっくり致しました。この際治療に専念すべくお休みさせて頂くことに致しました」と番組終了を説明。「色々な街でお会いしたみなさんのことや、その街の様子が大変いとおしくそして少々心痛む想いで…懐かしく感じられます」と心境をつづり、「あっという間の6年でした。長い間本当にありがとうございました」と力強い筆跡で、視聴者に感謝のメッセージを送った。

「(降板は)まったくありません。1日も早い全快を待っています」。
地位さんが病気療養のため番組をお休みした際、定例記者会見で発した言葉。

地位さんの人柄を示すエピソード

「「哲ちゃんを紅白に」と有線などに「くちなしの花」をかけてくれるように頼んで回った」

大河ドラマ「勝海舟」を病気で降板した渡哲也さんが、復帰後歌った「くちなしの花」。渡さんをはげます為、側面で活動。結果「くちなしの花」はヒットして紅白歌合戦に出場し、1月に降板したNHKに年末にリベンジした。

「本当に青春時代一緒だったからね。一言二言で話せないよ。いまでも芳雄にボク500円貸しているんだ。貧乏してるから500円貸してくれって言われて貸したの。いつだったか…。まだ返してもらってないんだよね。いつ返してくれるのかな」

50年来の付き合いという俳優の原田芳雄(享年71)に500円を貸したエピソード。返してもらうことができなくなった500円。さすがに地井さんの目はさみしそうだったという。

地位さんの名言

「人生の一瞬一瞬に“男を磨く”材料が降り注いでいるように思う」

池波正太郎さんの著書『男の作法』を読まれて感じられたこと。
日ごろの生活の中で“Y字路”に直面した時、どっちを行った方が男を磨くことになるか―― 場面場面でどうしたら男を磨くことができるか―― これをいつも考えていることが大事で“日常”の中から自分を客観的に見て 判断してはどうか―― という本だと思うんです。

「ボクのこと助けて欲しい!」

12歳年下の元モデルA子さん(49)と再婚した歳のプロポーズの言葉。男は60を過ぎるとひとりでは生きていけない。女の人なくしては生きていけないという思いをプロポーズに伝えたとか。

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