「そうなんだ。で、家には帰れたの?」
「うん、家には帰れたよ。で、また部屋で泣いちゃったの。もう誰とも会えないと思って。
で、しばらく一人で泣いてたらチャイムが鳴ったの。もしかしたらお母さんかな、
と思ってドアの前に行って覗き穴で覗いてみたらお母さんじゃなくおじさんが立ってたの。
知らない人だと開けちゃダメって言われてたしなんか怖くってドアの前で固まっちゃったの。
そしたら外でそのおじさんが『お譲ちゃん?さっき電話でお話したおっちゃんなんやけど』って言ったの。
なんでそんな人が来ちゃったんだろって思って余計に怖くなって・・・泣きながら部屋に戻って布団に入って震えてたの。
そしたらそのドア(部屋のドア)をノックして・・・もう怖くって怖くって」
「えー、じゃあ家の中に!?」
「そう。で、この部屋の外で『お譲ちゃん?怖がらせてごめんな。お譲ちゃんはねぇ今迷子なんよ』って言ったの。
で、続けて『ここはお譲ちゃんの家なんやけどお譲ちゃんの家やないんよ。外に誰もおらんやろ?ここはいつもお譲ちゃんがいるとことちょっとちゃう(違う)とこやねん。
で、おっちゃんはお譲ちゃんみたいな迷子をお母さんの所に返してあげるおっちゃんやねん。
おっちゃんの事信じてもらえへんかな?』って言って・・・それを聞いてなんだかおっちゃんが必死だったから信じられたの。
だからドアを開けたの。そしたらM君が言ってたみたいなおっちゃんがいて、しゃがんで私と目線を合わせてニッコリ笑って
『もう大丈夫やからな。さ、帰ろか』って言って頭をポンってされたの。そしたらおっちゃんが消えてしもて・・・」
「一瞬でだよね?僕の時もそうだったよ!」
「もう、おっちゃんが助けてくれるとおもったらおっちゃんまで消えちゃったからまたわんわん泣いちゃって。
そしたら部屋にお母さんがいきなり入ってきて『あれ?さっき出かけなかった?って何泣いてんのん?』って。
やっとお母さんに会えて嬉しくて嬉しくて抱きついて泣いちゃった」
「じゃあやっぱり違う世界から帰してくれたんだ」
「そうだと思う。」

と、こんな感じです。
その後、二人で話しを続け分かった事です。
・おっちゃんの身体的特徴は同じ。
・二人とも何故か顔をあまりよく思い出せない。
・Mちゃんは携帯電話と思われる機械は見ていない。
・服は作業服


それから何年経ち二人は同じ高校に進みます。
久しぶりにHちゃんの家に行き、Hちゃんのお母さんに「しばらく見んうちに大きくなったねぇ」なんて言われてる時にふと、
この事を思い出して「昔に出かけたはずのHちゃんが家にいて泣きじゃくってた事があったと思いますけど覚えてますか?」って聞いてみました。
すると、お母さんはしっかりと覚えてて「あー、覚えてるわぁ。もう何があったんかと思った。(Hちゃんから話を聞いて)怖い夢でも見たんかと思ったんやけど・・・
あんたも同じような事あったらしいなぁ」と言ってました。
さらに「おばちゃんも昔山の中でぐるぐる同じとこ回った事あるしなんかわかるわ」なんて事もさらっとのたまってました。
なんでもドライブ中に抜け出せなくなったらしいです。これが同じ現象かどうかはわかりません。
でも、Hちゃんは私が会ったおっちゃんに間違いなく会ってます。
そして、このスレを教えて頂き、このスレのみならず「時空のおっさん」で検索すると似たような話も・・・
一体「時空のおっさん」とは何者なのでしょうか。そしてあの世界は・・・


以上です。長々とすみませんでした。

前へ 次へ

この情報が含まれているまとめはこちら

【時空の歪み】時空の狭間にいるという時空のおっさんの話15選【怖い話】

人がふとしたタイミングで迷い込む時空の狭間での不思議な体験談!そんな時空の狭間に存在するといわれる「時空のおっさん」そんな不思議な話を集めてみました。

このまとめを見る