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FXで勝つためには…勝ち組にコツを聞くのが一番

「上がる」か「下がる」かの2分の1の確率ながら9割の投資家が市場から撤退するという為替市場ですが、少ないながらも勝ち組が存在するのも確か。勝つためには彼ら勝ち組からコツを伺うのが一番でしょう。

更新日: 2019年02月01日

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egawomsieteさん

■無知無謀なFXトレーダーがテクニカルの達人となって辿り着いた手法とは?

彼を知り、己を知れば百戦殆(あや)うからず―。孫子の兵法で知られた一文だ。敵を研究し尽くし、自分の力量を認識したうえで戦略を練れば、百戦百勝も可能ではない、と説く。これはマーケットと対峙するトレーダーにも当てはまる。考えもせず、勘を頼りにトレードしようものなら火傷は必至だ。

「だから、私はFX一本。FXトレーダーのなかには、ボラティリティ(変動率)が大きいからとビットコインFXをはじめる人もいますが、未成熟な市場でトレンドが読みづらいので、私は一切手を出していません。そもそも、どれだけの人がビットコインというものを理解しているのでしょうか?」

こう話すのは9年間で1億7000万円もの利益を稼ぎ出しているFXトレーダーのぶせな氏。テクニカルアナリストの資格も有する、マーケット分析のプロだ。ただし、当初は無知で無謀なトレーダーの一人だったという。 「’07年頃からFXを始めたのですが、完全に勘頼み(苦笑)。資金の許す限りナンピンしたりして、1100万円の損切りを経験したんです……」

 その大火傷をきっかけに、マーケットを徹底的に分析。自分にあったトレード方法を模索したという。

「行き着いたのがスキャルピングでした。超短期売買なので、損切りさえ徹底すれば致命的な損失を被ることはありません。回転を効かせて複利で運用すれば、資産を短期間で増やすことも可能と考えたのです」

スキャルに活用したのはEMA(指数平滑移動平均線)。直近の値動きを重視して平均線を導き出すため、一般的なSMA(単純移動平均線)よりも、なだらなか曲線を描く。

「このEMAを3本表示しています。直近のローソク20本分の値動きを基にした20EMAと75EMA、200EMA。そのうえで『エンベロープ』を使う。移動平均線との乖離率を視覚化してくれるテクニカルです。20EMAから0.1%、0.15%、0.2%、0.25%、0.3%、0.4%乖離したエンベロープを表示させてエントリーの参考にしています」

 エンベロープは20EMAを上下に「±○%」ズラしたライン。1分足チャートに表示させて、逆張りを狙うのがぶせな流だ。

「値動きは上げ下げを繰り返すもの。20EMAから上に乖離しても、いつか必ず20EMAに戻ってくる。だから、+0.1%にタッチ後、長めの上ヒゲをつけたら売り。3~5Pipsで利確です。下げずに+0.1%まで上昇するようなら損切り。そのまま上昇して+0.15%にタッチするようなら、もう1回売りで入る。この繰り返しです。ただ、20・75・200のEMAがどれも上向きのときは強い上昇トレンドが発生して乖離が発生しやすいので、+0.2%タッチまで待って売りで入るなどの工夫が必要です」

このようなスキャルに、より大きな値幅取りを狙うデイトレードを組み合わせているという。 「デイトレは基本、順張りです。トレンドに逆らわずにエントリーする。200EMAが下向きであれば、下降トレンドなので売り目線。日足で大きな流れをチェックして、4時間足でも同じく下向きであることを確認したら、15分足を基準にエントリーする。直近安値を割ってきたところで売りです」

今年5月にはユーロが大きく下げたが、ぶせな氏はユーロ/ドルで繰り返し50Pips以上の値幅を取ることに成功したという。日足では三角持ち合いを形成して下抜け、強い下落トレンドを示唆していた。4時間足でも3本のEMAはすべて下向きに転換していたのを確認して、15分足で直近安値を割ったところをショートした。

「強い下降トレンドが発生しているときは20EMAに沿って下げ続け、一時的にトレンドが弱くなると75EMAにタッチする。

なので、75EMAを上抜いていくようなら損切り。予想通り下げていった場合には、直近の“揉み合い幅”と同等の利益を狙います」

 直前に50Pips幅のレンジを一時的に形成していたら、安値から50Pips下に利確を入れておこう。  一方でスキャル同様、デイトレでも逆張りを狙うケースがある。

「トレンドの切り替わりが高確率で予想できるときだけです。最近でいえば、ポンド/ニュージーランドドル。日足で20、75のEMAが下向きに転換して下げ始めていましたが、直近安値にタッチしたあとに買いで入ったんです。

直前の安値で何度も揉み合っていたので、かなり強い抵抗線として機能するだろうという見立てでした。15分足をチェックするとダブルボトムを形成して反発を示唆。ネックラインを上抜いたところでロングして、100Pips近く稼げました」

何度も揉み合わった水準は多くのトレーダーが意識するポイントだ。15分足でダブルボトム&トップ、トリプルボトム&トップなどの反転シグナルが確認できたら逆張りもあり。

スキャル、デイトレともにシンプルな手法だが、それだけに誰でもマネしやすいはず。己の身の丈に合った投資資金で、ぶせな流トレード、試してみるべし!

《ぶせな流スキャ&デイ3か条》

①20EMAと乖離したら逆張りスキャ

②デイでは日足のトレンドに乗れ

③利確・損切りは必ず入れておくべし

【ぶせな氏】高スキャルと速堅実デイトレで億超え!
資産 1億7000万円 初期投資額
 50万円 投資歴 
 11年 投資法 逆張り高速スキャル/順張りデイトレード 使用テクニカル EMA/エンベロープ/チャートパターンetc. 投資先 ドルストレートやクロス円、ユーロクロスなど10通貨ペア 注目通貨 ユーロ

FX億トレーダーぶせな「スキャルピング」「デイトレード」ブログ http://fxbusena.blog.fc2.com/  

’07年からFXを開始。当初は勘頼みの無謀なトレードを繰り返す。その結果、1100万円もの損切りを経験すると、本格的に研究を開始。’09年から“スキャルパー”に転向してから、順調に資産を増やしていくことに成功。’09年に850万円の利益をあげ、’10年は2700万円の利益。

その後も年間2000万円近くの利益をコンスタントに稼ぐ。’15年からデイトレも開始。著書に『最強のFX 1分足スキャルピング』(日本実業出版社)がある

■動きのパターンを浴びるように見てきたかどうか

与沢さん:
短期トレードで勝つために重要なのは、「値動きのパターンを浴びるように見てきたかどうか」です。

過去の経験から「浅すぎてまだ入るには早い」とか「売られすぎているから今こそ入るべきだ」と判断する。

ちなみに僕のセオリーの例で単純な話をひとつすると、たとえばずっと上がってきていたドル円がある材料をきっかけにバーンと落ちたとします。

このとき、7割くらいのトレーダーは浅いところで入る(買う)んですけど、もう1回落ちることが多いんです。

すると先ほど買ったトレーダーがロスカットして逃げるので、さらにガッと下がる。

そのあとぐらいに入ってくる人もいるんですけど、まだ売りの方が多く、買う人もイメージでいうと3割ぐらいに減っているので、上がる力がないんです。なのでもう1回落ちる。

慣性の法則みたいなもので、ここまで落ちつづけると普通の人はさらに落ちると思って買えなくなります。ただ、実際にはこのあたりから売った人たちの買い戻しが始まります。

だから僕は、ここで入るんです。

要は、逆張りをするときは十分に引きつけて、みんなが「もう買うのが怖い」というぐらい売られたタイミングで入っていく。

「もうはまだなり」「まだはもうなり」という言葉がありますが、トレードで勝つためには、このように一般感覚とは異なる行動を選択しないといけないわけです。

まさにそうです。僕は常にそれを想像してますね。

結局、知識より経験を積んで得られる感覚の方が大事だと思ったのが短期トレードです。

ジェットコースター並なトルコリラ相場で荒稼ぎする一発逆転トレード。超リスキーな新興国通貨でいかに勝つか?

「160万トルコリラほど買って、この2年間で700万円ほどの金利収入を得ていたのですが、8月の暴落で1600万円の含み損が発生。泣く泣く損切りしました」

 ある投資家が苦しい内情を教えてくれた。一体何が起きたのか。

「トルコリラ/円は8月上旬、30%以上も暴落しました。米ドル/円でいえば10日で100円から70円に急落したようなものです」

 そう解説するのは外為どっとコム総研の神田卓也氏だ。下落トレンドが続いていたトルコリラだが、政策金利は17%の超高水準。金利目当てで多数の日本人が資産を投じたところで起きた大暴落だった。

「トルコは高インフレと経常赤字という2つの問題を抱えています。本来なら利上げで対処するのですが、エルドアン大統領は利上げに消極的。中央銀行の独立性を侵して金融政策に口を出しており、トルコリラ安に歯止めがかからないんです」

 元凶は大統領にあるようだが、任期はあと5年も残っているとか。

「しかも、2年前に起きたクーデターへの関与が疑われて拘束されている米国人牧師の解放をアメリカは要求していますが、エルドアンは拒否。対立が激化してアメリカが対トルコ追加関税を発表したことが、8月のリラ暴落の直接的なトリガーとなりました」(神田氏)

エルドアンも「iPhoneよりサムスンを」と米国製品のボイコットや、“タンス外貨預金”をトルコリラに替えるよう呼びかけているが効果は見られない。もはや、八方ふさがりだったトルコ中央銀行は9月13日、ついに利上げを強硬。それも事前予想を超える利上げ幅でトルコリラ/円は急騰したのだ。

「アナリストは3.5~6%の利上げが行われると予想していたのですが、ふたを開けてみたら6.25%。予想のほぼ上限に当たる大幅利上げだったため、トルコリラ/円は前日の17円台から一気に18円台後半まで上昇したのです」(為替アナリスト)

大暴落後の急騰は、まさにジェットコースター相場。そんな荒ぶるトルコリラで着実に利益をあげている投資家もいる。専業トレーダーのjaguar氏がその一人だ。

「’80年代以降のトルコリラ/円の長期チャートを見ると下落トレンド一色。上昇を経験したことがない。値ごろ感と高金利の誘惑から買いたくなりますが、本来は買ってはいけない通貨です」

トルコリラ暴落には、実は日本人も関与している可能性が高い。

「見知らぬトルコ人から『トルコリラを売らないでくれ』とツイッターで言われたことがあります。金利目当ての日本人投資家が大量に買っているから、下げると損切りの売りが出てきて、下落を加速させやすい」(jaguar氏)

トルコリラ/円の国内取引量は暴落直前の7月、米ドル/円に次ぐ量に拡大していた。しかも、その95%以上が「買い」だった。

「AIやシステムトレードが多い米ドル/円やユーロ/米ドルにに比べ、トルコリラ/円は“人間くさい通貨ペア”。投資家たちの心理や資金状態の影響が出やすいんです。だから、FX会社のポジション状況は投資家の心理を探る有力な材料となります」(同)

ポジション状況を見ていると、’17年以降、日本人の建玉は膨らみ続け、しかも買いへの偏りは明白だった。下がれば大量のロスカットが発生し、さらなる下げを誘発するリスクが潜んでいたのだ。

「下落トレンドが続く限り、どこで売っても収益になる。今回でいえば、大台の20円を割れば日本人のロスカットが発生し、ロスカットを誘発するだろうと考え、5月に24円で売りました。高金利通貨なので売りだと高いスワップ金利が取られてしまいますが、その利率よりも値動きの変動率のほうが高くなるのは目に見えていたので、それからは売り一辺倒です」(同)

暴落後の反転上昇も予想して買い指値

トルコリラは5月にも20%近く急落し、緊急利上げで乗り切ったが、その後は金利を据え置き。他方ではアメリカが利上げしていたことでトルコから資金が流出しやすい環境となっていた。

「対円では一時的に高値を追う動きもありましたが、対ドルでも対ユーロでもないトルコリラ単体の値動きを表示してくれる『Ku-Chart』を見ると、むしろ下落圧力が高まっていることは明らかでした。それで、ターゲットの20円割れが近いと見た8月7日に、18・96円に利益確定注文を入れました。。20円のロスカットにより1円ほど走るだろうとイメージできたし、その後は強力なリバウンドが来るだろうと考えて、同時に買い指値も入れました」(同)

 19円から15円台まで40銭刻みで買い注文を置いたという。

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