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kentasinjyouさん

滞在中の大阪市内から、連続ツイート第668回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、現在行われているロンドン・オリンピックの開会式を見ながら。

やと(1)ロンドン・オリンピックの開会式を見ながら、このツイートを書いている。オリンピックはスポーツの祭典であり、地球みんなのものであるが、同時に、ホストとなる国が、自分のことを世界に向けてアピールする場でもある。今回の開会式を見ていると、いろいろなことを思う。

やと(2)開会式は、その国の歴史、社会、文化の総合力が問われる場なのだと思う。今回のロンドンオリンピックは、シェークスピアが出てきたり、メリーポピンズやハリーポッターといったファンタジーが登場したり、ビートルズの映像が映ったりと、開会式が実に多彩だ。

やと(3)盛り上がったのは、Mr.ビーンのローワン・アトキンソンが登場した時だった。ピアノを弾きながら、おきまりのおふざけ。そして、映画『炎のランナー』の海岸を走るシーンに、Mr.ビーンも入って、自動車でキセルする。イギリスが誇る「コメディ」の力を見せつけた。

やと(4)今回の国際映像を見ていると、きわめて高度な編集をしており、ビートルズやシェークスピアといった「メジャー」なものでも、そのエタイムは短い。一方で、wwwの発明者がイギリス人であることや、NHS(国民健康サービス)をアピールしたりと、政治的な配慮も行き届く。

やと(5)イギリスは、知られざるメディア大国である。BBCの自然番組は有名だが、ほんの短い時間の映像を撮るために、多大な労力と膨大な時間をかける。脳に一瞬のきらめきを与えることの価値を知っている国の、オリンピック開会式。今回のオリンピック国際映像が楽しみになってきた。

やと(6)今、テムズ川を聖火を載せたボートが走り、ベッカムとサッカーの女子選手が微笑んでいるクールな映像が流れている。この場面のために、どれだけの準備とリハーサルを重ねたことか。秒単位で国際映像をつくる今回のロンドンオリンピック開会式の演出は、さすがだ。

やと(7)イギリスというと、かつては王室や、ジェントルマンの国や、アフタヌーンティーといったイメージがあったが、「クール・ブリタニア」を経た今は、驚くほど多様。それは事情通の間では周知だったが、オリンピック開会式という注目度の高い場面でアピールする効果は大きい。

やと(8)2020年、もし東京にオリンピックが来たら、どんな開会式になるだろうかと想像してみる。どんな演出で日本をアピールできるだろう。素材には事欠かない。能、歌舞伎、文楽から、スタジオジブリ、ウルトラマン、ガンダム、ポケモン、スーパーマリオまで。考えただけで楽しいではないか。

やと(9)東京オリンピック招致の機運が盛り上がらないというが、もったいないと思う。開会式で何を提供できるか、と考えただけで、日本の豊かさがわかる。巨大な回転寿司の上を、マリオが飛び跳ねて、ウルトラマンが空を飛び、ゴジラが火を噴く。きっと、世界一の開会式になると思うよ。

以上、連続ツイート第668回「やっぱ、東京オリンピックやろうぜ!」でした。

茂木健一郎さん 連続ツイート 
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