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ビートルズ『ヘイ・ジュード』の黒歴史【ジュードっていったい誰?】

ロンドン五輪開会式で歌われた「ヘイ・ジュード」にはあんな謎や、こんな噂が絶えない・・・

更新日: 2019年06月13日

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tainoyoさん

1968年8月にビートルズが発表した18枚目のオリジナル・シングル曲である。1970年2月にリリースされたアメリカ・アップル・レコードのコンピレーション・アルバム『ヘイ・ジュード』に収録され、同アルバムは1979年にはイギリスでも発売された。

レノン=マッカートニー作。実質的にはポール・マッカートニーの作った楽曲である。リード・ボーカルはポール。ポールはピアノ、後半リフレイン部分のオーケストラの指揮も担当している(オーケストラ・アレンジはプロデューサーのジョージ・マーティン)。

Jude はたいていは男性名であるが、女性名 Judith(ジューディス)の愛称としても使われる。このことが歌詞の多様な解釈に繋がっている。

ジョン・レノンと当時の妻・シンシアの破局が決定的になった頃、ジョンの長男ジュリアン(当時5歳)を励ますためにポールが作った曲と言われている。

出典ザ・ビートルズ・アンソロジー(日本語版)P297

この曲は当初、"Hey Jules" (Jules はジュリアンの愛称)として構想されていたとポールは語っている。

出典Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt and Company. p.465

ジョンは(オノ・ヨーコに夢中だった時期だからか)「自分への歌(と聴くことも出来る)」と発言

出典The Last Major Interview with John Lennon and Yoko Ono. New York: St. Martin's Press. p. 186

ジョンは婚約者ジェーン・アッシャーから婚約を一方的に破棄されたポールの、ポール自身に宛てた無意識のメッセージではないか、とも考えていた。

Jude は女性名でもあるため、デイリー・エクスプレスの女性記者 Judith Simons のために書かれたと考える人もいる。

出典Harry, Bill (2000). The Beatles Encyclopedia: Revised and Updated. London: Virgin Publishing. p. 517

Jude はドイツ語ではユダヤ人を意味しており、それを全く知らなかったポールは、宣伝としてアップル・ブティックのウィンドウに「Hey Jude」と自ら大書したため、反ユダヤ主義の落書きかと誤解され、窓ガラスが割られ抗議の電話がかかってくる事態となった。

出典ザ・ビートルズ・アンソロジー(日本語版)P297

ポールは "The movement you need is on your shoulders" の歌詞を修正もしくは削除するつもりだったが、ジョンの「ここがいちばん格好いい詞なんじゃないか。捨てるなんて勿体ない。残しておけよ」というアドバイスに従い削除しなかった。ポールは今でもこの歌詞を歌う際、ジョンを思い出して懐かしい気分になるのだという。ジョンは解散後「歌詞は立派なもんだ。頑張ればポールにもいい詞が書けるという証拠だな」というコメントを残している。

"Remember to let her under your skin" と "Then you'll begin to make it better" の間に "Fucking hell!!"(クソったれ!!)と悪態をつくポールの声がかすかに聴き取れる。ジョン曰く「ポールがピアノをミスって、使っちゃいけない言葉を使ってしまったのさ。でも俺はそのままにしとけって言い張ったんだ。ギリギリで聞こえるか聞こえないかのレベルでな。たいていの人は気づかないだろう。でも俺たちは分かっているのさ。」

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