
「カスタネット」は「ミハルス」だった?とネットが熱い
小学校や幼稚園でよく使う楽器『カスタネット』は、実はカスタネットではなく『ミハルス』だという情報に対して、様々な論議が繰り広げられているようなので、まとめてみました。|違い
更新日: 2016年11月13日
小学校や幼稚園でよく使う楽器『カスタネット』は、実はカスタネットではなく『ミハルス』だという情報に対して、様々な論議が繰り広げられているようなので、まとめてみました。|違い
更新日: 2016年11月13日
ネットのニュースでは
今までカスタネットだと思っていた小学校や幼稚園でよく使う楽器『カスタネット』は、実はカスタネットではなかったことが判明した。
実はこのカスタネットもどきは、カスタネットを簡略化した「ミハルス」という者だと言う。
Wikipediaにも「ミハルス」と
スペイン音楽で使用されるカスタネットを簡略化し、幼児にも演奏しやすいように日本で考案・改良された楽器である。
教育用カスタネット、また単にカスタネットという呼称が一般には広まっている。
かつては学習指導要領に「ミハルス」の名で記載されていた。
日本の舞踊家・千葉みはるが1930年代までに考案し、「ミハルス」という名称は考案者の名前から取られた。
スペインで発達した楽器であり、スペインの民族音楽に欠かせず、スペインの舞踊フラメンコなどに用いられる。
教育用楽器としてよく見られる赤色と青色の板をゴムひもでくくったものはミハルスといい、日本の舞踊家千葉みはるがカスタネットをもとに考案したものである。
でも、「ミハルス」と「教育用カスタネット」は別物
千葉みはる・上田友亀 両先生の本にでてくるのは、上の図のようなものです。
そして、驚くべき事がわかったのですが、ミハルスは、わたしたちが知ってるようなゴムでしばってあるカスタネットとはぜんぜん違うものですよ?
ミハルスは、ほんとにわたしたちが知ってる楽器ですか?
全然違うんじゃないですか?
「ミハルス」を改良したものが「教育用カスタネット」
これ(ミハルス)を元にして現在のような形に改良したのはプラス白桜社の冨澤捷と言われている。
「実は、このイラストのミハルスをもとにデフォルトで口が開いた状態となるよう、合わせに確度をつけ、ゴムひもを用いたものをプラス白桜社で作り始めたと聞いています。」
プラス白桜社の方のコメント
結論は、こんな感じでいい?
追記:「カスタネットで合ってます!」
ミハルス? それともやっぱりカスタネット?
ということで、杉並区の楽器会社「プラス白桜社」さんに、どっちが正しいのか電話で問い合わせてみました。
「カスタネットで合ってます。ミハルスというのは日本のカスタネットの原型のようなものですね」(プラス白桜社 担当)
とは言え、今の日本式カスタネットの源流がミハルスにあったことは間違いなく、カスタネットのことをミハルスと呼ぶのもあながち間違いではない模様。
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