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こりゃ参った!短編なのに見事オチでやられる小説

短編なのに伏線が張り巡らされて見事やられてしまう・・・それでいて爽快感がたまらない作品や、読み終えたあと「そういうことだったのか!」と唸ってしまう作品を集めてみました。

更新日: 2013年03月13日

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「告白」の湊かなえ 初の短編

「あっこれで終わり?!」という部分はありましたが、さすが湊さん。登場人物の人物描写が徹底されており、再読するごとに新たな発見を与えてくれます。

本の後半のお話ほど自分には好みでした。特に『ムーンストーン』では、作者が意図した通りにまんまと騙されました。湊さんのことだからこれには裏があるに違いないなどと勘ぐっていたらあっさり読後感のいいお話。

毒のある湊かなえと毒の無い湊かなえ。湊かなえの二面性が、一冊で楽しめる良い短編集なっていると思います。

綿密に張られた伏線に脱帽

全体的に暗くて残酷な作風が多かったが、全く救いようがないというわけではないあたりが深いと思った。個人的には「陽だまりの詩」がよかった。切なさの中の暖かさを感じた。

お父さんにはお母さんが見えない。お母さんにはお父さんが見えない。二人を見れるのは僕(主人公)だけ。という、SFタッチのお話。ミステリではないんですが、ラスト少し「やられた」感がありました^^これはこれで好きな作品。(SO-fa そ・ふぁー)

最期まで読んで、「あれはこのための伏線だったのか」と気づきました。(SEVEN ROOMS)

最後に「あぁ、なるほど」と思わせてくれる

死神の精度の「恋愛と死神」を今読んだ。おお、そんんな、そんなー。まるで『そよ風とも嵐ともつかない感じ』

最後の1ページ!震えがきました。『あぁ。そういうことだったのか。』あからさまに作り上げた感じではなく、自然な感じの話の関連性に最後驚かされました。

最後まで読み終わったとき、物語が一気に大きく広がり深みを持つ。構成が素晴らしい。

一見くだらない、けど深い深い作品

ここまでふざけた、ミステリーに喧嘩売った作品があっていいのかw ミステリー好きで推理している方は是非挑戦してみてください。

下らない話がお好きな方、買いです。下らなさの中に崇高さを見るでしょう。真面目じゃなきゃミステリとは認めん!という方。悪いこた言わんから本物のとんかつをお買いなさい。

。第6話「しおかぜ⑰号49分の壁」は、最初レベルの低いアリバイ破りの作品と思って読んでいたのだが、最後に実にくだらないどんでん返しが待っていて、パロディとしては成功作と感じた。

真相はラストの1行に

ミステリーだと思ってたらホラーだった!ケーキ食べるつもりが、アイスが出てきたみたいな。美味しいアイスだったけどさ。

上品な文章なのに酷な内容のギャップが良かった。短編集ですがそれぞれがちょっとずつ絡んでいます。私は特に「身内に不幸がありまして」が好き、「世にも奇妙な物語」のような、そんなお話です

どんでん返しではないが「ラスト一行の衝撃」が続く短編集。えもいわれぬ気味の悪さが絶妙のバランスで配されています。

ショートショートといえばこの方

まるで初めて読んだときみたいに「どきっ!」「ええっ!?」と必ずびっくりしてしまう。「あれ?私ってこんなに忘れっぽかったっけ?」と思う。

誰にとってのおのぞみの結末なのか、考えて読者がニヤリと笑うのが、著者のお望み通りの…だろう

おのぞみ、というより驚愕の結末。星新一らしい読者を裏切る結末が最高にシュール。

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