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「あれ?これ良いな!」 - 偶然から生まれたヒット作

意図せず偶然に出来たヒット作って結構あるんですね。そのいくつかをまとめて紹介します。

更新日: 2012年08月28日

pigdnさん

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■サランラップ

このラップはもともと食品用に開発されたものではなく戦場などで銃弾や火薬などを湿気から守るために開発された。戦後、ダウケミカルのラドウィックとアイアンズという二人の技術者がピクニックに行った際に、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)フィルムにレタスを包んでいったことがきっかけとなり食品の保湿と保管としての用途が注目されてその後に正式に食品用ラップとして汎く販売される事となった。この時に商品名は食品用に使う事に気付いた二人の技術者の妻、サラ (Sarah) とアン (Ann) の名前にちなんでサランラップと名付けられた。

■ペニシリン

1929年、フレミングがブドウ球菌の培養実験中にコンタミネーションにより生じたアオカビ(Penicillium notatum)のコロニーの周囲に阻止円(ブドウ球菌の生育が阻止される領域)が生じる現象を発見したことに端を発する。フレミングはアオカビが産生する物質が細菌を溶かしたものと考え(実際には、この現象は溶菌ではなく細菌の発育阻止によるものであった)、アオカビを液体培養した後の濾液にも同じ活性があることを突き止め、彼自身は単離しなかったその物質を、アオカビの学名にちなんでペニシリンと名付けた。

■電子レンジ

発明者はアメリカ合衆国のレイセオン社で働いていたレーダー設置担当の技師パーシー・スペンサーで、偶然ポケットの中の食べかけのピーナッツ・クラスター・バーが溶けていたことから、この現象を調理に使う着想につながった。

■シャンパン

17世紀までのワインは泡が混ざらないように何年もの間、工夫を続けていた。
ペリニヨン修道士の最初の思いは、フランス王室に白ワインを届けること。
ところが、シャンパーニュ地方では割合気温が低いためワインの発酵に2シーズン以上かかるため、2年目を過ぎたワインには炭酸ガスが発生して泡だらけになっていた。
しかし意に反して、幸運にもこの新しいワインが英・仏、両国の王室の貴族たちに大ヒットとなり、泡の立つワイン「シャンパン」が誕生。

■崎陽軒 ひょうちゃん

のっぺらぼうのしょうゆ入れに、顔を描き入れたのが、漫画「フクちゃん」の作者として有名な漫画家の横山隆一さん。横山さんはのっぺらぼうのしょうゆ入れを見て「目鼻を描いてあげよう」と、顔を描き入れてくださったようだ。ひょうちゃんの名付け親も横山さん。こうして昭和30年に48種類の初代ひょうちゃんが誕生した。つまり崎陽軒のキャラクター・ひょうちゃんは、企業のキャラクターを作りたくて生まれたのではなく、偶然の産物であったのだ。

■ポテトチップス

ある日、クラムの客(一説によれば、アメリカ屈指の大富豪コーネリアス・ヴァンダービルトだという)が、フライドポテトが厚すぎると苦情を言って何度も作り直しをさせた。うんざりしたクラムは、フォークで刺せないような薄切りにして揚げ、客を困らせてやろうと考えた。しかし、クラムの企ては失敗し、この客は逆に大変に喜んだ。
この料理はすぐにサラトガ・チップス(Saratoga Chips)という名でレストランのメニューに登場し、その後すぐにこの料理はニューイングランド地方でごく一般的なものになった。

■瞬間接着剤

ハリー・クーヴァー医師が銃の照準器に使用する高性能レンズを作ろうと、素材となる透明度の高いプラスチックの分離を試みていた。
シアノアクリレートという化学物質を扱う際、その物質は水分に触れるとほとんどすべての物質に接着してしまうという特性があり照準器にはとても使用できるものではなかった。
そして6年後の1942年に、クーヴァー医師はテネシーの化学工場で、このシアノアクリレートの耐熱度をテストしたところ、熱や圧力をかけなくても強力接着能力が得られること気がつき「瞬間接着剤」が誕生。

■バイアグラ

もともとシルデナフィル(バイアグラ)は1990年代前半、狭心症の治療薬として研究・開発が始まった。第1相臨床試験において、狭心症に対する治療効果は捗々しいものではなく試験の中止を決めるが被験者が余剰の試験薬を返却するのを渋り、理由を問うた所、僅かであるが陰茎の勃起を促進する作用が認められ、これを適応症として発売されることとなった。

■柿の種

923年、新潟県長岡市摂田屋町の浪花屋製菓の創業者今井與三郎が、うっかり踏み潰した小判型煎餅の金型を元に直せずそのまま使用したため、あのような三日月型の煎餅が出来上がる。最初はそのいびつな形のせいで売れなかった。
ある日、小売店の主人が「形がおもしろい。まるで柿の種みたいだね」という一言から、お菓子のベストセラー「柿の種」誕生の瞬間。

■ポストイット

1969年、3Mの研究員スペンサー・シルバーは強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまった。当初この弱い接着剤は用途が見つからなかったが、1974年に同社研究員アーサー・フライが本の栞に応用できないかと思いついた。このエピソードは、偶然から大発明を生む「セレンディピティ(偶察力)」の典型例として知られる。1977年には試作品が完成、テスト販売では当初苦戦するが、大企業の秘書課に配られた試供品が好評を博し、1980年の全米発売につながる。それ以降、ポスト・イットは世界中に広まり、現在では100ヶ国以上で販売されている。

■使い捨てカイロ

ロッテが、お菓子を酸化から防ぐ脱酸素剤の開発中。
用意されたのは鉄。酸化させて酸素を消費する脱酸素剤の効率を上げるために作った試作品が、予想に反して熱をもってしまいあえなく失敗。
鉄はサビるときに酸化熱を発することに気づき、お菓子メーカーが生んだ暖房用品「使い捨てカイロ」誕生の瞬間。

■クイックルワイパー

紙おむつに使われていた不織布繊維が髪の毛などを絡み取ることを偶然発見。
使い捨てタイプのシートで拭き掃除ができる掃除用具「クイックルワイパー」誕生の瞬間。

■カニカマ

石川県七尾市の水産加工会社スギヨは、高級食材クラゲの代替品となる人工クラゲの開発に取り組み、海藻由来の食物繊維からコリコリとした食感を再現することに成功した。
だが、醤油につけると化学反応でボソボソになってしまうため開発は挫折。
そんなとき、この苦心の末の「失敗作」を何とか生かせないかと考えた先代の芳人氏が、「食感がカニに似ている」とひらめいたことから、「カニカマ」誕生の瞬間。

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