1. まとめトップ
  2. 雑学

【歌舞伎】市川染五郎さんが落ちた舞台の「奈落」とは

東京・国立劇場で市川染五郎さんが舞台から奈落に落ちてけがをした事故。その舞台の「奈落」についてのまとめです。

更新日: 2013年02月04日

monet333さん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
13 お気に入り 42665 view
お気に入り追加

市川染五郎さんの事故

歌舞伎俳優、市川染五郎(39)が27日午後6時37分、東京・国立劇場で日本舞踊「第10回松鸚会」(しょうおうかい)の公演中、舞台のセリから奈落に転落、救急車で都内の病院に緊急搬送された。

関係者によると、染五郎は舞台後方のセリから後ろ向きに約3メートル下の奈落に転落したという。意識はしっかりしており、救急隊の問いかけにも応じたが、体を動かすことはできず、救急車で近くの大学病院に緊急搬送された。夫人や幸四郎らも病院に付き添った。けがの程度は不明だが、右側頭部などを打撲したという。

病状が気になります。

この日は染五郎が家元を務める日本舞踊松本流の舞踊会で、自身の半生を踊りにした創作舞踊「あーちゃん」に出演中だった。28日まで2日間、染五郎の父松本幸四郎の古希を祝う公演だった。

松本幸四郎(70)は文書で「皆様には大変ご心配をおかけ致しまして、誠に申し訳ございません。思ったほどけがが重くなく、ほっとしております」とコメントを発表。

松竹は28日、歌舞伎俳優の市川染五郎さん(39)の転落事故による東京・銀座の新橋演舞場公演「秀山祭九月大歌舞伎」(9月1~25日)の休演にともなう代役を発表した。昼の部「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺子屋」の松王丸役を中村吉右衛門さん(68)、夜の部「時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)」の小田春永役を中村歌六さん(61)がつとめる。

公演は代役を立てて行われるようです。

市川染五郎さんが落ちた「奈落」とは

もともとは、仏教における地獄。また地獄に落ちること。梵語の naraka(ナラカ)を日本で音写したもの。

奈落の底
1 地獄の底。「―へ突き落とされる」
2 抜け出すことのできない、どうにもならない状態。「極貧の―からはいあがる」
3 物事の最終。果ての果て。

そこから、昔の劇場の地下は、地面を掘ったままで「湿気が多く」「汚く」「薄暗く」まるで地獄のような場所だったため「奈落」と名付けられた。

廻り舞台や迫り出しの装置があるほか、通路にもなっている。名称の由来は、深く暗い所にあるからというのが一般的。また一説に、華やかな舞台の裏には常に嫉妬があり、それが怨念となった魔物が薄暗い舞台下に潜んでおり、時折これが悪さをするから舞台事故が起こるとかつては信じられていたことによるものとも。

有名な「オペラ座の怪人」の舞台ともなる暗い奈落。

また「奈落」という言葉は、劇場の地下部分全体を指しても使われます。舞台だけでなく、花道の下にも奈落がある劇場もあって、俳優の素早い移動のためなどに通路として使われていることも。観劇しているお客様の足下を、今まで舞台に出ていた俳優さんが歩いている、なんてこともあるわけです。

役者さんが歩くこともあるようです。

歌舞伎の劇場に廻り舞台(盆)やセリ、スッポンが発達して以来、舞台の床下を深くする必要が出てきたので地階を整備しました。始まりは1878年に新築した新富座からといわれています。整備した地下には、それらの舞台機構のモーターや仕掛けの切り穴、階段、物置そして衣裳を着替えるスペース等があります。

回り舞台,セリ,スッポンなどの発達により床下も深さが必要となり,現在では動力機構装置が能率的に設置され,明るい地下室になっている。

染五郎さんが落ちた国立劇場の奈落。3mと記事にありますが、見た目もかなり深いことが分かります。

染五郎さんはその後無事に回復し来年舞台復帰へ

参考リンク

関連まとめ

1





monet333さん

気になったことをいろいろまとめてます。よろしくお願いします。