1. まとめトップ
  2. エンタメ・カルチャー

【ボサノヴァの神様】ジョアン・ジルベルトの伝説

今やオシャレな音楽の代名詞ともなった"ボサノヴァ"を作った男、ジョアン・ジルベルト。その静かで心地よい音楽のイメージとは裏腹に、ジョアン・ジルベルトの人生は奇行のウワサが絶えません。繊細すぎるがゆえに生み出された数々の伝説をまとめました。

更新日: 2019年07月07日

170 お気に入り 73562 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

ジョアン・ジルベルトとは

ブラジルの歌手、ギタリスト。

作曲家のアントニオ・カルロス・ジョビンや作詞家のヴィニシウス・ヂ・モライスらとともに、ボサノヴァを創成したとされている。

「ボサノヴァの神」、「ボサノヴァの法王」などと呼ばれる。

数々の奇行

年に数回、スーツを着てその天賦の才を披露してくれます。(普段はパジャマで生活)

異常なまでの完璧主義

演奏の収録中、ジョアンは誰も気付かないようなミュージシャン達の間違いを聴きとがめ、ほぼ1小節ごとに演奏を中断しました。

ギターへのあまりの執着振りに父親は精神の異常を考え病院に連れて行った

ギターと音楽が好きで好きでたまらない気持ちは、周囲からは"異常"ともとらえられたようです。

居候していた姉の家のバスルームに閉じこもり、ボサノヴァを発明

幾日もバスルームに閉じこもってギターを鳴らす試行錯誤の末、それまでにないスタイルのギター奏法を編み出すことに成功した。(ボサノヴァを特徴付けるバチーダという奏法。)

権利関係のトラブルで長らく廃盤となっていた、初期の3枚の作品を集めたCD。一時は2万円を超える価格でオークションや中古市場で取引されていた。

外出前に二本のズボンのどちらをはくかで数時間迷った

彼は理由を訊かれて、なんと「はかなかった方がかわいそうだから」と答えた

たった30分でコンサートを切り上げ、客に向かって、「こんな酷い場所には二度と来ない」と言って舌を出して帰った

観客に"質"を求めるアーティストです。

スタン・ゲッツの演奏と態度に腹を立て、ポルトガル語で「あの白人の馬鹿をどうにかしろ」と悪態をついた

名曲「イパネマの娘」レコーディングの有名な逸話。アントニオ・カルロス・ジョビンはこれを「あなたと演奏できて光栄である、とのことです」と訳したという。

左から当時の妻、アストラッド・ジルベルト、サックス奏者スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト。仲が良さそうに写っているが、左の二人とジョアンは別撮りの合成といわれている…。

コンサートでは遅刻常習犯

1時間以上の遅刻は当たり前。日本公演では「アーティストは今会場に向かっています」というアナウンスが流れたことも。

ステージが始まってからは空調を停止

喉に悪影響を与えたり、音がうるさいことが気になるようです。

演奏中は非常灯を含めた全ての灯りも消される

消防法など神の前では関係ありません。

舞台上で突然動かなくなる「フリーズ」

初来日の横浜公演のアンコールで、突然、舞台で首をうなだれ、30分近く静止した。ピクリとも動かない。「死んだのか?」「いや、寝ているんだ」「瞑想しているのでは」等と様々なウワサが立ちましたが、本人曰く「日本の観衆のマナーの良さに感激していた」とのことです。
以降、日本公演で恒例に。

空調が停止することへの理解、開演時間に遅刻することや演奏中のフリーズ状態も含め、コンサートの一部として楽しむように"はなはだ奇妙なお願いではございますが"と断りつつ客に無茶な要求をしている(笑)

徹底的な隠遁生活を送っており、食事を運んできた人にも手しか見せない

だがその反面、たまには友人のパーティーにも出たりとか、夜ドライヴに出る事もあるらしい。

隠し子騒動

73歳にしてファンとの間に子供をつくっていたことが発覚し、イパネマの隠し子と揶揄されちゃいました。

歌とギターが凄くズレたまま演奏している

ライブなどでギターの伴奏から1小節も2小節分も歌が前のめりになることがあります。ジョアン独特のこの魅力的な歌唱法について、引用元のボサノヴァ・ギタリスト中村善郎氏は「奔放でありながらバランスのとれた演奏」で邦楽、華道、茶道、書道といった日本の芸術と通じるものがあると綴っています。

YouTubeでジョアンの音楽に触れる

ジョビンとジョアンの貴重な競演!ボサノヴァを代表する曲ジサフィナード。

1958年に発表されたボサノヴァ第1号、「想いあふれて」。今聴いても色あせない名曲です。

関連リンク

関連まとめ

1 2