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「森林は二酸化炭素(CO2)を吸収する」はウソ!

現在、世間では常識である「森林は二酸化炭素(CO2)を吸収する」は広い意味でウソだったのです。

更新日: 2012年09月08日

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syob-onさん

二酸化炭素(CO2)の吸収と排出の量はトータルで±0

長期的に見れば、森は決して二酸化炭素を吸収していません。
森では上の表の成長期、成熟期、最後をすべて含み、二酸化炭素の吸収と放出が釣り合っているのです。
もしそうでなければ、倒れた老木がどんどん地上にたまって行くはずです。実際は朽ちて、すべて二酸化炭素に戻ってしまいます。

樹木などの植物は大気中の二酸化炭素(CO2)をいったん吸収し、それを炭素(C)と酸素(O)に分け、このうち炭素だけを体内に取り込み、酸素を放出するという活動を行っています。

しかし植物は永久に成長するわけではなく、いずれは枯れて死んでしまいます。死んだ植物は微生物などによって分解され、この際今までためていた分の炭素を放出して、これが大気中にある酸素と結合し、再び二酸化炭素(CO2)へと戻ります。

つまり、植物が成長している間は確かに二酸化炭素(CO2)を吸収するのですが、最終的にその植物が死ぬと、これまでに吸収した分だけ元の二酸化炭素(CO2)に戻り、トータルでは吸収と排出の量は±0になるのです。

「森林が二酸化炭素(CO2)を吸収する」ことだけは事実ではありますが、あたかも無尽蔵に二酸化炭素(CO2)を吸収し、酸素(O)を放出し、地球温暖化対策になるかのような誤解を招いています。

地球温暖化対策にはならない

【世界の二酸化炭素(CO2)の排出量は2008年のデータで295億トン、それに対して森林が1年間に吸収する二酸化炭素(CO2)の量はせいぜい3億トン】

このデータから「森林は二酸化炭素(CO2)を吸収するするから温暖化対策になる」なんて話はまったくの見当違いだと言える。

たとえ森林が、永遠に二酸化炭素(CO2)を蓄えたとしても、世界中の森林が吸収する量は、世界中の排出量のたった1%しかありません。

なぜこのような誤解が生まれたのか

「それは先生のおっしゃる通りなのですが、補助金をもらうためには、そう書かないといけないのです。」

これは、武田邦彦先生が森林総合研究所に電話をしたときの担当の方の返答です。こうでもしないと補助金を与えない政府はどうにかしない限り、こうした問題は今後も続くかもしれませんね。

問題のリンク

林野庁(りんやちょう、英訳名:Forestry Agency)は、森林の保続培養、林産物の安定供給の確保、林業の発展、林業者の福祉の増進及び国有林野事業の適切な運営を図ることを任務とする(農林水産省法第30条)、農林水産省の外局である。

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