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doyoubiさん

一度きりを、生きる
高倉は、「同じことを何度も演じろといわれても、できない」と口にする。その言葉の裏には、演技者としての技量とは別次元の、真摯(しんし)な姿勢が秘められている。役を演じる時、高倉は何より「自分の心によぎる本当の気持ち」を大切にする。心をよぎった本物は、自然とにじみ出ると信じるからだ。だから高倉は、最小限のセリフで演技することを好む。長いセリフや大仰な仕草よりも、たった一言のセリフが雄弁になる、そう考えている。

役者としての出発

演技経験も皆無で、親族に有名人や映画関係者がいるわけでもない無名の新人だったが、翌1956年の映画『電光空手打ち』で主役デビュー。元々俳優を目指していた訳ではないことから、初めて顔に化粧をした自分を鏡で見た時、情けなくて涙が止まらなかったという。

撮影現場では立ちっ放し

屋外ロケで座らない、ということについては「やっぱり疲れますよ(笑)。でも、座ってしまうと精神的に撮影に対するファイトがどんどん無くなってしまうような気がして…」と自分に課した事のひとつである事を明かしている。

理髪店には高倉専用の個室

完全なオフの期間を含めて都内にいる時にはほぼ毎日、40年来懇意にしている理髪店に通って髪を切っている。ここには高倉専用の個室が用意されており、撮影に入る際には店主と髪型を打ち合わせて、そのイメージでカットしてもらう。この個室で長時間過ごす事もあり、高倉の私物も数多く持ち込まれている。また、事務所からの連絡を受けるためにFAX電話も設置されている。

ほんとは、懇意な馴染み客と一緒の場所で理髪してもらいたいのだが、一般客も入ってくるのでそういう訳にもいかず、個室になったそうだ。

興味深かったのは、来年の大河ドラマで主役を演じる、綾瀬はるかサンとの雑談

「みんな、おいしいこと、言って来るでしょう?だんだん、売れてくればくるほど、言ってくるよ」
「そうですか?」
「うん。売れるか売れないかだもん、まず。あなたが幸せか幸せじゃないかより、売れるか売れないかだよ。それはもう事実だ」
綾瀬サンは、ここで 「役者だけが人生ではないのでは?」 という、大俳優に対して実に覚悟の座ってない不遜な言葉を(笑)投げかけます。

これに対して健さんは「人生のひとつでしょうね」と答え、「難しい質問するねー。 偉いねー」と付け加える。番組の最後に「プロフェッショナルとは?」と問われて「なりわい」と答えているのを合わせて考えると、役者=人生=なりわい(売れなければハナシにならない)と考えているようにも思える。

高倉健、知られざる葛藤

挫折が拓いた道
大学卒業後
お金のために俳優へ
恥ずかしいものになった
いきなり主演へ
30第半ば任侠映画ブーム
気持ちの入っていない芝居に観客が熱狂しすぎを見て違和感を感じた。
俳優とは何か?
45歳でフリーに
厳しい環境で自分を磨く
映画:八甲田山へ
自らに課した生き方
高倉健として生きる(肉親の葬式に出ていない)

任侠映画で国民的英雄になったが、同工異曲作品に多数主演して気持ちの乗らない演技の日々。それでも健さんに熱狂する観客の姿に映画館で接して違和感と疑問を感じる。東映を離れてフリーへ。作品を選んで出演するようになった。

最新作「あなたへ」の重要シーン撮影で健さんは忍び泣いた

妻の散骨を済ませて、その船頭(大滝秀治)に夫(高倉健)が礼を言う場面のテストシーンと本番シーンを紹介。
高倉の礼に対して、大滝が船賃を『油代だけでいい』『久しぶりにきれいな海ば見た!』という場面。
テストではごく自然に演技した大滝が、本番ではより感情を露わにしての演技。
健さん度肝を抜かれた感じ(私にはそう見えた)で、本番を撮り終えた後、
健さんがハンカチで涙を拭く姿。

大滝秀治の演技にこの映画のテーマを照らし出された思いがして感動したのだ(と思う)。映画を観られた方、これから観られる方はこのシーンに大注意。これ以上説明するとネタバレになるので控えるが、この映画は夫婦愛だけではなく、平戸の漁村の暮らし、人生にもテーマをあてているのだ。

皆さんの感想

高倉健のプロフェッショナルを見た。「俳優は生業」「生き方が芝居にでる」「せりふは俳優がことばにすることでいろいろな変化をみせる」「身内に何かあっても芝居に穴は空けない。俺はプロだから」どんなときも俳優高倉健で在り続けている人だった。理髪店がいちばん落ち着く場所という意外な一面も。

高倉健「自分のなかで感じられないことって出来ないよね。心の話だからね。やっぱり自然に過っていくものじゃないのかね。過らないんだけど過っているように見せるって云うのがお芝居なのかも知れないけど映画は違うって気がするね、本当に過らないと」(「プロフェッショナル仕事の流儀」より)

再見してしまった。いつも持ち歩いている本は『男としての人生/山本周五郎のヒーローたち』。毎朝聴く曲は山下達郎『希望という名の光』。本名・小田剛一は、この国の往年の銀幕のスターという像を守るべく、背筋を伸ばし立ち続けている。【NHK プロフェッショナル 仕事の流儀~高倉健】

読み上げた傍線箇所に共鳴する。「火を放たれたら手で揉み消そう、石を投げられたら軀で受けよう、斬られたら傷の手当てをするだけ、どんな場合にも彼らの挑戦に応じてはならない、ある限りの力で耐え忍び、耐え抜くのだ」(樅ノ木は残った)~『男としての人生/山本周五郎のヒーローたち』【高倉健】

高倉健スペシャル(プロフェッショナル 仕事の流儀)NAVER まとめ matome.naver.jp/odai/213471786… 大学卒業後、サラリーマンになる気持ちになれず成り行きで始めた役者稼業。任侠映画のヒーローを経て「八甲田山」で新境地を開いた高倉健。健さんの今に迫る密着ドキュメンタリー。

“待受にしたいんで2ショットとってもらっていいですか”って嬉しそうに高倉健と写真とる佐藤浩市に心ときめいたわ

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