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人気のテレビ番組「大家族シリーズ」も視聴率のためのヤラセで放送の危機に

素人の素の部分と核家族化が進むなかの憧れや、古き時代の家族を見ている懐かしさが視聴者に受けて人気となっている「大家族シリーズ」。しかしそこはテレビであり視聴率を稼ぐコンテンツでしか考えない放送側の演出が過激となりヤラセの告発が続出。作られた大家族ならドラマの方がいい?

更新日: 2019年06月02日

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egawomsieteさん

■人気の大家族シリーズ

素人を主役に添えた「大家族モノ」は、現在も各民放テレビ局で不定期放送されているが、そのほとんどが高視聴率を記録している。

日本テレビのドキュメンタリー番組『追跡』の一コーナーとして放送された「M家(一般人の名前 放送上では名前を公表して使用)の大家族スペシャル」がいわゆる「大家族モノ」企画の源流となっている。主に改編期や単発特別番組として放送される番組で、子供の数が多い家(最低でも5児以上)ならではの状況などを密着取材して放送する。

内容は映像とナレーションのみでスタジオ収録などはあまり行われない。一般人であるため、家庭環境の変化などから同一の家によるシリーズ化は少ないが、番組タイトルには「○○家〜」や「○男○女〜(子供の数と性別の内訳)」のフレーズが使用されることが多い。

■インターネット上で撮影時の裏話を暴露する事態も多発

●ブログ「信子かあさんの大家族日記」

しかしブログやTwitterが普及した現在、素人である大家族側が、インターネット上で撮影時の裏話を暴露する事態も多発している。最も話題になったのは、ブログ「信子かあさんの大家族日記」。父母7男3女の13人家族であるこの一家は、テレビ局から過剰なヤラセを要求されたため、放送上では「半年間の完全密着」とされていたのに、実際は3週間で取材を中断していたことを告白。別の番組でも、ケンカやトラブルをむりやり演出されたというウラ話をつづり、多くのネットユーザーから注目を集めた。

・ひどすぎるよ、うそばっかり…

そういう事もあり、信子さんは全国区のテレビ局の取材は短時間の番組以外引き受けないようにしてきたとの事。短時間の番組や、地元ローカル局の番組は不安になる要素が少ないためか、けっこう引き受けているようだ。

だが、あるきっかけにより全国区のテレビ局の取材を再度受けてしまった為、信子さんと家族にとってショックな出来事が発生してしまった。実際の出来事をそのまま放送するのではなく、映像をうまく編集をし、テレビ局の作り話をくわえ、感動ストーリーとして放送されてしまったのである。

信子さんは全国区のテレビ局から大家族に半年間密着して90分のスペシャル番組を作りたいと申し出があったらしいのだが、撮影は三週間で中止に。その理由を「あまりにも、やらせ、というか、…自分を曲げないといけないことが多すぎて、普段しないようなことを求められることが多すぎて、演出があまりにも多すぎて、とても ついていけそうになかったので…途中でお断りさせていただきました」と信子さんは話している。

実際、中国雑技団の16歳の女の子リー・ナンちゃんは信子さんの家にホームステイ。嘘偽りなく信子さんや子どもたちと楽しく生活をし、最後には涙を流して別れを惜しんだという。リー・ナンちゃんは初日から楽しく大家族と触れあい、子供達と仲良くしていたようだ。

だが、テレビで放送された内容は全く違っていたのだという。あまりにも酷い内容のため、子供達は「お母さん! ぼく、こんなこと、してないよ!」「おかあさん! これ、ちがうよ!」「おかあさん、これ、ひどい!!」とテレビを観ながら悲しんだとブログに書かれている。信子さんも「こんなことって…こんなことって、あるの? こんなこと、してもいいの? そこには、事実と全く違うことが、平然と流れていたからです」と不信感を語っている。

●激闘大家族

『激闘大家族』(TBS系)に登場した青木家については、週刊誌が「父親が右翼活動を行っている」などと報道。それに便乗するように、近隣住民がネットで「本当の青木家」を暴露する事態に至った。「右翼活動をしていることを隠したかったテレビ局が、父親の仕事を偽って紹介している」と話題を呼び、挙げ句、娘がインタビューでその事実を認めてしまったということもあった。

●痛快!ビッグダディ  喧嘩は視聴率のため

――毎日喧嘩をしている?

「喧嘩なんて、撮影の中で一番おいしい場面です。だから喧嘩している場面は全部使う。今回も喧嘩っていっても、怒鳴り合いになったわけでも、取っ組み合いになったわけでもない。テレ朝に『喧嘩ばっかりしてるんだ』と問い合わせがすごく来たが、冷静に見ると(喧嘩の回数の少なさも)分かるはず。テレビ局が、夫婦喧嘩を見たいという世間のニーズに応えているだけ。全ては視聴率のためですよ」

・近隣住民も証言 「喧嘩してるところ見たことない」

、ある近所の住民は、2人が喧嘩しているところは見たことも聞いたこともないという。
 
「奥さんの美奈子さんが大のラーメン好きらしく、いつも夫婦2人で仲良さそうにラーメン屋で食べている姿を見かけます。町のパチンコ屋でもよく一緒に打ってますしね」

人気番組ゆえ、喧嘩で視聴率が獲れるとなれば、そこを強調する――その結果、設定に無理が出ているのだろうか。ビッグダディが経営する接骨院「島の接骨院」を利用する患者の1人も、次のように明かした。
 
「番組では夫婦が接骨院にお客が来ない、家計が苦しいと悩んでいる様子が出ていましたよね。でも、週末なんかは観光客がいっぱい来て、接骨院で施術してもらっては一緒に写真を撮ったりしていますよ。今度のゴールデンウィークも随分予約が入っているそうで、『本当に助かっている』と話していました」

番組を観たファンからの“プレゼント”も殺到しているという。
 
「番組を見て、子供たちを不憫に思った全国のお年寄りや母親たちから、子供服やゲーム機、ゲームソフトやおもちゃ、食べ物が段ボールで届くそうです。今や『小豆島のビッグダディ一家様』で届くそうですから(笑い)。放送では、散らかった部屋しか映りませんが、箪笥の奥に隠しているそうです」(接骨院の患者)

■「痛快!ビッグダディ」正念場! “波乱なし”で数字獲れず

香川県小豆島を舞台にして、“大家族モノ”として人気を博しているテレビ朝日系列の「痛快!ビッグダディ」が、正念場を迎えたようだ。

 そのシリーズ第17弾後編が、10月6日土曜日(午後6時30分~8時54分)に放送された。第17弾前編(9月29日)のテーマは、突然の「別居」だった。後編は別居してから1カ月で、ビッグダディ一家がどうなったかが見せ場。

番組冒頭では、別居前に、主人公のビッグダディこと林下清志さん(47)と、その妻・美奈子さん(29)のファミリー全員で、静岡への家族旅行を兼ねて、2人の出会いの場所となった「接骨院よこやま」(愛知県豊田市)を訪れ、横山勇院長に別居の報告を行ったことを伝えた。番組を見て、離婚の心配をしていた横山院長の苦々しい表情が印象的であった。

 前編では別居に至った経緯説明があいまいで、視聴者の関心は「なぜ別居したのか?」「別居後、どうなったのか?」に尽きた。しかし、放送では、平凡な日常が淡々と垂れ流されただけで、別居の真相は分からずじまい。美奈子さんが「見返して、また一緒に暮らしたい」と涙を流すシーンも見られたが、視聴者的には別居の理由がよく把握できていないだけに、共感もしがたいものだ。

後編はビッグダディより美奈子さんが主役で、その生活ぶりがクローズアップされた。ある日の夕食は、既製品のフライドポテトを油で揚げたものがメーンディッシュ。あとは梅干しとレトルトカレーという貧相なもの。番組では美奈子さんが調理師免許を取得したことが報告されたが、もともと料理が苦手な美奈子さんが、なぜ調理師を目指すのか分からずじまい。
調理師免許を取得するには飲食店での実務経験が必要だが、いったいいつ実務経験があったのか?美奈子さんは「接骨院よこやま」で介護の仕事をしていたはずだが、そちらの経験を生かした方がいいのではないか? といった疑問も次々に起きてくる。

 美奈子さんは「調理師免許を生かして暴れたい」と、自立を宣言。番組のエンディングではホテルに面接に行くシーンが流されたが、その結果は厳しいものだったようだ

現在の同番組は、美奈子さんの影響が大きいという。美奈子さんはこれまでの「ケンカ早くて、家事が苦手」といったイメージを払しょくして、良妻賢母を演出したい意図が見え隠れする。

 新シリーズとなってからの同番組の視聴率が高かったのは、激しい夫婦ゲンカなどの“波乱”があったからであるのは明白。何の波乱もない平凡な日常を放送しても、番組としてはおもしろいわけがない。ましてや、視聴者はあくまでもビッグダディを見たいのであって、美奈子さんを見たいわけではなく、このままの構成では番組の先行きに不安が残る。

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