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rentomogenさん

マヤ文明の古代都市遺跡

パレンケはメキシコにあるマヤ文明の古代都市遺跡で、メキシコの世界遺産の一つです。
ユカタン半島の付根にあたるメキシコ南東部のチアパス州に位置し、7世紀に最盛期を迎えた都市遺構としての宮殿を中心とする、マヤ遺跡の建物群が密林のなかにあります。
1952年に碑銘の神殿の地下室の壁面にはめ込まれていた巨大な石板を取り外したところ、鍾乳石の垂れ下がる広い洞窟のような部屋が、そこには殉死者と目される数体の遺体に加え、肖像画やマヤ文字、碑文が施された石の蓋、そしてその下に石棺があり、数多の装飾品を脇にした翡翠の仮面をまとった遺体が内部に発見されました。
石棺の碑文の解読により、石棺の主がパカル王だと断定されました。しかし、疑問点は多く残ります。パカル王は80歳で死亡したのですが、遺骨は壮年男性。しかも、マヤ人の平均身長より30センチも高い180センチの長身でした。なので高度な文明や知識はパカル王が宇宙人だったからと言う説もあります。

パカル王

顔面部はひすいでできており、白目は貝、黒目は黒曜石でできている。石棺でパカル王がまとっていたとされる仮面。
メキシコ国立人類学博物館にて保管。
1985年に盗難に遭いましたが、4年半後に無傷で発見されました。
現在はレプリカのみが展示されています。
(写真は本物)

碑銘の神殿の地下室にあった石の蓋と石棺。
現在は非公開で精巧なレプリカがメキシコ国立人類学博物館の展示されています。(写真は本物)

縦3m、横2.1m、高さ1.1m、重さ5トンの1枚岩をくりぬいたもの。
横から見るとロケットに乗り操縦桿を握ってロケットを操縦している宇宙飛行士のように見え、マヤ文明が宇宙人によって作られた文明であるとの根拠にされてきました。

マヤ文明では、「死者の世界である地下、神々と先祖のいる天上、その中間である我々人間のいる地上」という、3つの平行した世界という概念があります。
碑文の解読により、この蓋の意味が解明されました。
下から地下世界の守護者である「地の怪物」その上にパカル王、そして十字架に見えるものは「生命の樹」と呼ばれるトウモロコシを様式化したもの絡んで枝のように垂れているのは「双頭の蛇」、そして一番上にとまっているのは、マヤ文明の聖なる鳥「ケツァルコアトゥル」です。
死の世界と天上の世界の間にいるパカル王。パカル王の再生を願って描かれたレリーフだったのではないでしょうか。

パレンケの主な遺跡

パレンケの遺跡群は現在も発掘調査が行われています。未公開の遺跡や未発掘の遺跡なども随所にあり、まだまだ、調査は途中の段階です。パレンケに行った際にココは押さえておきたい遺跡を挙げてみました。なお、注意として結構な数がレプリカと差し替えられています。本物は遺跡に併設されている博物館とメキシコ国立人類学博物館に保管されていますので遺跡群を見た後にそちらで本物を見に行くとより楽しめると思います。

1952年に碑銘の神殿からパカル王の墳墓が手付かずで発見された有名な神殿です。

パレンケ遺跡の中心地にある。
塔の壁面が東西南北を指している四角の天体観測塔がある宮殿。
4階建てで高さ15mの天体観測塔はマヤ遺跡の中でも独特の形をしています。マヤ文明は非常に高度な天体観測に基づく暦の計算などがあった事が証明されています。宮殿には近くの小川を利用して水洗トイレやスチームサウナなども設置されていました。
王や貴族のような身分の高い人の住まいであったと考えられています。

神殿内部の壁面に太陽のシンボルとされた盾と槍からなる戦いの神が彫刻されていたことから、その名が付いたとされます。内部には642年と日付が記されたパカルを賞賛する碑銘がります。この神殿と向かいにある「葉の十字架の神殿」とは声や音が反響するエコールームになっています。

アーチの入り口と、上部の左右にある、トウモロコシの葉と人間の首を表す窓が特徴です。
葉の十字架の神殿は、トウモロコシの葉の模様が十字架状になっていることからつけられました。

上層部分の建物に十字架のような模様が描かれた石版が見つかった為この名前が付けられました。
現在見られるのはレプリカで、本物はメキシコ国立人類学博物館に保管されています。
こちらの神殿の上から見る景色が絶景だそうです。

開口部を支えた左の柱が残り、その基部には骸骨の漆喰彫刻があり、髑髏の神殿の由来になっています。神殿は漆喰を塗り込み、 赤や青で彩色されていたそうで、骸骨はウサギの骸骨(人間の頭蓋骨かも知れない)と言われます。

神殿の柱の根元にあるウサギの頭蓋骨(人間の頭蓋骨かも知れない)の拡大。

1994年に内部から遺骨と副葬品を納めた石棺が発見され注目を浴びました。

ここの神殿は内部が見学出来ます。
この石棺、内部が赤く見えるのは水銀によるものだそうです。中に残っていた女性の遺体全体に朱が施されていて、遺骨表面と棺内部が赤かった事から、「赤い女王の神殿」と呼ばれる由縁です。

出典ameblo.jp

墓室前の通路です。右左に類似の墓室が並びますが中は空です。上に伸びる階段もあり内部構造は複雑になっています。

行くにあたって

現地の通貨:メキシコペソ(MXN)1 MXN= 約6.0円
時差:約-15時間
入館料:MXN80(博物館入場料込み)※情報が乏しいので参考程度で
会館時間:8:00~17:00
ベストシーズン:12月~4月頃が乾期でベストシーズンと言われていますが、雨が降ると朝晩の気温の変化が激しいので注意が必要です。(ジャングルの中にあるので虫除けを必ず持参して下さい)
ツアー代金:パレンケ遺跡周辺、ビジャエルモサ、メキシコシティ、メリダ等を含めたツアーがほとんどです。代金は9日間で30万円台からです。

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