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最近の児童向け小説も萌え化!?表紙で分かる児童書の新たな試み

児童文学の話で外せない要素として挿絵があります。多くの挿絵は、まさに童話のために描く子ども向けの雰囲気がするイラストです。しかし、最近では、ライトノベル顔負けのかわいいイラストが描かれており、いわゆる「大きなお友達」でも表紙や挿絵で楽しめるような児童書も多く出版されています。

更新日: 2012年10月01日

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Okazさん

はじめに

児童文学の話で外せない要素として挿絵があります。多くの挿絵は、まさに童話のために描いた子ども向けの雰囲気がするイラストです。

次の4つの作品は児童文学の代表作として名前を一度は聞いたことがあると思います。

最近の児童書

その一方で、最近の児童書の中には、ライトノベル顔負けのかわいいイラストが描かれており、いわゆる「大きなお友達」が表紙や挿絵で楽しめるような児童書も多く出版される新しい動きが起きています。

まずは、その中でも代表的な作品を4つ紹介します。

両親を亡くし、星の子学園に暮らす小学校4年生の「竜堂ルナ」が、ある事件をきっかけに、自分の母親が妖怪で自分も妖怪の血を引いていることを知り、妖怪を元の世界「妖界」に帰す妖界ナビゲーターとして冒険するファンタジー小説。
2004年3月から2008年3月まで、岩波書店で全12巻刊行 (第一期は10巻、第二期は2巻) され、2009年3月から、講談社の青い鳥文庫から「新 妖界ナビ・ルナ」で7巻刊行されており、シリーズ累計140万部を超えています。

マジカル国から人間の国へやってきた魔法使いの女の子「吉田レイナ」が次々に起こる大騒動を解決するストーリー。
岩波書店から、黒魔法の魔法使いとの対決を描いた第一シリーズが2005年3月より2009年3月まで10巻刊行され、妖精族との対決を描いた第二シリーズが2009年7月から刊行されています。

小学校六年生の元気な女の子「関織子(おっこ)」が、交通事故で両親を亡くしたことをきっかけに、祖母である峰子の営む旅館「春の屋」で若おかみになり、様々な経験を通して成長していく姿を描く小説。
2003年4月から、1巻から18巻まで発刊されており、240万部以上の売り上げを記録しています。

小学5年生のオカルト好き少女「黒鳥千代子(チョコ)」が、うっかり呼び出したインストラクター黒魔女「ギュービッド」に黒魔女修行をさせられ、1人前の黒魔女を目指すマジカルコメディー。
2005年7月に事実上の第一話「黒魔女さんが通る!!」が収録された青い鳥文庫のアンソロジー「おもしろい話が読みたい!青龍編」が刊行されて以来、現在では、第0巻~第14巻まで発売されており、シリーズ累計240万部を突破しています。
さらに、2012年4月4日から、NHK Eテレで放送されている『大!天才てれびくん』内で放送されています。

次に、ある意味ネットで話題になったものを3つ。

父親の思いつきで街で一人暮らしをすることになった見習い巫女「八神まふゆ」がお送りする七不思議風味のちょいコワ巫女コメディ。
ちなみに、主人公のまふゆは、街から隔離された環境で育ったのか、みらい文庫の紹介ページでイメージキャラクターに「かなり濃いキャラのようでしゅね~!」と突っ込まれています。
ところで、左の少女(まふゆ)が着ている巫女装束を見て何を思い浮かべますか?また、右のイタチ(フィレットではない)を見て何を思い浮かべますか?

魔法を信じない「太田理世(リセ)」と、自分を魔法少女だと思い込んでいる「小山万美(バンビ)」のドタバタ友情コメディ。
ところで、右の少女(バンビ)を見て何を思い浮かべますか?

戦国時代を華麗に生きた、7名の姫君たちの物語。
そういえば、このタイトルを見て何を思い浮かべましたか?Googleで検索すると答えが簡単に出ます。

現代的なイラストが添えられて蘇る歴史的名作

さらに、歴史的な名作を現代的なイラストを加えて蘇らせる試みもあります。

日本を代表する小説家「太宰治」による短編小説「走れメロス」。
児童小説「黒魔女さんが通る!!」で人気を博している藤田香氏によって、メロスが美青年として描かれています。

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